ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

此の歌知ってる?

2025年02月11日 | 其の他

アラ還のおっさんが運営しているブログなので、"一定年齢以上の人"じゃ無いと理解出来ない記事をアップする事が在ったりする。今回もそういう類いの記事なので、理解出来無い年代の方々・・・本当に御免なさい

で、今日の記事は「此の歌知ってる?」というタイトル。「余り知られていないで在ろう歌。」や、「有名な歌では在るけれど、こんな人が歌っていたのは知らないのでは?」というのを紹介させて貰う。

① "古い"アニメドラえもん」のOP
今放送中の「ドラえもん」【動画】では無く、"古い"ドラえもんのOP曲に付いて。と言うと、多くの方は「ドラえもんの声を大山のぶ代さんが担当して時の、彼のOP曲でしょ?勿論、知ってるよ!」と答えるだろう。でも、大杉久美子さんが歌っていた「こんな事良いな 出来たら良いな♪」で始まる「ドラえもんのうた」(1979年~)【動画】の事を言いたいのでは無い。

自分が取り上げたいのは、1973年に日本テレビ系列で放送され、"のアニメ"とも言われる『ドラえもん』のOP曲で、『ヒャア~アアア 僕のドラえもんが 町を歩けば♪』で始まる『ドラえもん』【動画】。だ。自分は好きで見ていたのだが、「原作を無視した設定が在ったりと、原作者の藤子・F・不二雄氏が否定的な立場を取った事(詳細は、此方に記されている。)等から、半年間で終了してしまった作品で、同年代でも知らない人が結構たりする。

② TVドラマ意地悪ばあさん」のOP曲
殆どの人が思い浮かべるのは、「1981年から1982年に掛けてフジテレビ系列で放送され、三波豊和氏がレギュラー出演していたヴァージョンのOP曲で、『バーババババ婆さん♪』で始まる『意地悪ばあさんのテーマ』【動画】。」だろうが、自分が取り上げたいのとは違う。主人公の伊知割石(いじわる いし)青島幸男氏が務めているのは同じだが、1967年から1969年に掛けて読売テレビ系列で放送され、6代目・古今亭志ん馬氏等が出演していたヴァージョンのOP曲で、『意地悪は楽しいよ 意地悪は楽しいよ♪』で始まる『意地悪ばあさんの歌』【】。の方だ。此方のヴァージョン、自分は再放送で見たと思うが、OP曲を歌っているのは主役を務めていた青島幸男氏。毒に溢れた詞が結構好きなのだけれど、今では"差別用語"とされてしまう部分も在ったりして(詳細は、此方に記されている。)、当該部分が伏せ字に成っていたりもする。

③ 「不良少女白書」(1981年)
学園ドラマ2年B組仙八先生」(1981年~1982年)【動画】で、此の歌が挿入歌として使われていた回が在った。曲も然る事乍ら詞にグッと来る物が在り、以降、良く口遊む様に成った。歌っていたのはダ・カーポ榊原まさとし氏【】なのは判っていたのだが(同様の方も、少なく無いのではないか?)、後年に成って作詞作曲を担当していたのがさだまさし氏で、元々は彼が此の歌を歌っていた。」【事を知った。古くからのさだファンだったにも拘らず、此の歌の存在、そして元々歌っていたのがさだ氏という事実を知らず、大変驚いた物。で、2年前の記事「さだまさし作品ベスト10」の中で、好きな歌の1つとして「不良少女白書」を取り上げた所、矢張りさだファンで在るKei様も此の歌を御存知無かったとの事で、今回、"隠れた名曲"として改めて紹介させて貰った。

④ 特撮TVドラマウルトラマンタロウ」(1973年~1974年)のOP曲
結構有名な歌なので、若い方でも御存知かも知れない。でも、武村太郎氏と少年少女合唱団みずうみが歌う「ウルトラマンタロウ」【動画】走っていても、高橋元太郎氏(うっかり八兵衛)ヴァージョン【】や子門真人氏(「およげ!たいやきくん」)ヴァージョン【】、沢木順氏ヴァージョン【】、三鷹淳
氏ヴァージョン【】、そして何と団しん也ヴァージョン【もが存在する。事は、余り知られていないのではないだろうか?

⑤ 特撮TVドラマ「仮面ライダーV3」のOP曲
此れ又、世代を超えて知られた歌。OP曲の「戦え!仮面ライダーV3」は、「仮面ライダーV3人間態風見志郎役を演じた宮内洋氏と、ザ・スウィンガーズが歌ったヴァージョン。」【動画】が余りにも有名だが、実は水木一郎氏ヴァージョン【動画】と子門真人ヴァージョン【動画】も存在する。のだ。「ウルトラマンタロウ」同様、歌っている人の個性が結構違い、聞き比べてみるのも面白いだろう。


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実写版のアトムと鉄人 (Kei)
2025-02-11 11:48:43
こんにちは。
昔(1960年代後半まで)はアニメやテレビドラマはよく見ていたのですが、'71年以降は私が就職した事もあって、その頃からはあまりテレビは(特にアニメ、特撮ものは)見ていません。なのでご紹介の番組はほとんど見ておりません。「ドラえもん」は、テレビ朝日系放映のものは我が子が小さい時よく見ていたので知っていますが、日本テレビ系のものはまったく知りませんでした。動画見ましたが、どれもなかなか面白いですね。

で、私が昔見ていて、あまり知られていないテレビ番組の主題歌を紹介させていただきます。
まず“実写版”「鉄腕アトム」。これは1959年3月から約1年間にわたって放映されましたが、アトムのコスチュームがあまりにダサイので、原作者の手塚氏が「原作のイメージと余りにもかけ離れてしまっている」と不満を抱いた事でも知られています。
ただ、主題歌は後のアニメ版(谷川俊太郎氏作詞)と比べても遜色ない出来で、私も大好きでした。
こちらのニコニコ動画で、そのコスチュームと主題歌を聴く事が出来ます。 ↓
https://www.nicovideo.jp/watch/sm21065190
上の動画では上高田少年合唱団が歌っていますが、個人的には第1期の中島そのみさんが歌ってるバージョンがお気に入りです。中島そのみさんの歌は下記 ↓
https://x.com/tokusatsubot_1/status/1085544700159832065

もう1本は、これも実写版「鉄人28号」。製作は実写「鉄腕アトム」と同じ松崎プロダクション。1960年に日本テレビ系で放映されました。
で、鉄人のデザインが鉄腕アトム以上にショボくて、ドラム缶に手足が生えたようなトホホなデザイン、しかも身長は2メートル足らず、人間が中に入ってるの丸分かりで不評が続出し、その為か1クール全13話で終了しました。
ただこちらも主題歌はやはりいい出来で(作曲は宇野誠一郎氏)今でも覚えています。♪光るあの目が呼びかける 正太郎は英雄だ 素敵な夢はラジコン操縦 電子だ電子だピカピカギラギラ 小さい僕らのあこがれだ♪
後半は意味不明ですが(笑)。
これも下のニコ動で聴く事が出来ます。鉄人の姿も登場しますので笑ってあげてください。(歌唱:ビクター児童合唱団) ↓
https://www.nicovideo.jp/watch/sm19975883

こちらも個人的には初期の高毛礼誠さんという男性の方が歌ってるバージョンがとても素敵です。 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=rLfCCBGeaUI

実写版の鉄腕アトム、鉄人28号、どちらも当時は見るに堪えないヒドいものでしたが、今見るとそのバカバカしさが却って微笑ましく、懐かしくもありますね。
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>Kei様 (giants-55)
2025-02-11 14:09:19
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「実写版・鉄腕アトム」と「実写版・鉄人28号」の情報、有難う御座いました。共に「懐かし番組紹介」みたいなTV番組で見た事は在りましたが、改めてみると、申し訳無いけれどクオリティーの低さを感じますね。でも、同時に、何とも言えない味わいが在るのも事実。少なくとも「無芸な雛壇芸人を集め、内輪ネタだけで構成されている様な今のヴァラエティー番組。」よりは、遥かに作り手達の"熱量の高さ"を、画面から感じます。

御存知かも知れませんが、藤子不二雄氏の漫画「忍者ハットリくん」も実写版(https://www.youtube.com/watch?v=JAG2RyeXleA)が存在し、此れもクオリティーの低さが笑えます。1966年に放送されたそうで、自分の中では「鉄腕アトム」、「鉄人28号」と並び、「マンガを原作とした特撮では、3大クオリティーの低い番組。」と認識しています。でも、ハットリくんの声を熊倉一雄氏が担当する等、矢張り作り手達の"熱量の高さ"が伝わって来る名作(迷作?)です。
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