ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

有言実行

2019年09月11日 | スポーツ関連

何回も遣られる訳にはいかないので、次は遣っ付けたい

2位・ベイスターズとの3連戦を翌日に控えた9日、ジャイアンツの若き4番打者岡本和真選手が口にした言葉だ。大言壮語事は無く、寧ろ寡黙なタイプの彼が、こういう強気な発言をするのは珍しい。

「何回も遣られる訳にはいかないので、次は遣っ付けたい。」とした相手は、昨夜の試合でベイスターズの先発務め今永昇太投手だ。今季、今永投手の対ジャイアンツ戦の成績(9月9日時点)は「2勝2敗」(防御率:3.75)と五分なれど、直近の2試合では「5回1失点」、「6回無失点」とジャイアンツが2連敗している。ジャイアンツにとって非常に苦手な投手の1人だが、岡本選手は今永投手に対し
10打数1安打三振と、完全に抑え込まれている。

昨季は4番打者として覚醒した感の在った岡本選手だが、今季は打撃面で苦しんでいる。良い状態が長続きせず、不調状態に入ると長く抜け出せない。「同じ様な攻めで打ち取られ、肩を落としてベンチに戻る。」という彼の姿を、今季は何度見た事か。元々感情を表に出す選手では無いけれど、「少しは『悔しい!』という気持ちを、全面に出してくれよ!」と怒りを覚えた事も。

昨夜の試合、今永投手を相手に5回「1安打」だけに抑え込まれていたジャイアンツ打線。岡本選手も2打席で「三振&四球」と抑え込まれ、今季は今永投手に対し「11打数1安打6三振」という事に。

そして、「1対0」とベイスターズのリードで迎えた6回表のジャイアンツの攻撃。21塁で打席に入った岡本選手は、大の苦手・今永投手から左中間に2ランを放ち、ジャイアンツは「1対2」と逆転。

岡本選手は8回表にも(今永投手からでは無いけれど)連続ホームランを放ち、ジャイアンツは「2対4」でベイスターズに勝利。マジック・ナンバー「9」を再点灯させたのだった。

正直、試合前は岡本選手に期待していなかった。有言実行の男に脱帽


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