古田敦也選手がスワローズの監督に就任した。選手兼任という事で、所謂プレーイングマネジャーが29年ぶりに誕生する訳だ。遡れば、彼の”育ての親”とも言える野村克也氏が、南海ホークス時代にプレーイングマネジャーを務めていたのが最後という事で、30代半ばより下の野球ファンにとっては非常に新鮮な存在となるのではないだろうか。
唯、野球規則とアグリーメントの兼ね合いで問題が生じ兼ねず、セ・リーグではアグリーメントの見直しを図るという。と言うのも、野球規則では監督やコーチがマウンドに行く回数を制限しており、1イニングに2度行けば投手は交代しなければならない。一方、アグリーメントでは捕手がマウンドに行く回数を1試合で3度迄となっている。古田プレーイングマネジャーがマスクを被っている際、監督の立場で在れば捕手の「1試合3度迄」は適用されないため毎回行っても構わない。コーチと同時に行く事に付いては、「捕手」で在れば何度でもOKなのだが、「監督」として行った時点で2度とカウントされ、投手交代となってしまう。つまり、マウンドに行く度にどの立場で行くのか明確にしなければならないという、非現実的と言うか面倒な話になる為、アグリーメント見直しを図るという事だ。
ところで、昨日のスポニチに「2リーグ制以降の選手兼任監督」(古田プレーイングマネジャーを含む。)が載っていた。気になったのでチーム毎に分けてみたのだが(合併&吸収されたチームに関しては、その流れを汲むチームに入れて考えた。)、最もプレイングマネジャーが多かったチームは何処だか御判りだろうか?
********************************
(セ・リーグ)
タイガース 3人
ドラゴンズ 1人
ベイスターズ 2人
スワローズ 2人
ジャイアンツ 1人
カープ 1人
[パイレーツ] 1人
(パ・リーグ)
マリーンズ 3人
ホークス 2人
ライオンズ 2人
バファローズ 1人
ファイターズ 1人
ゴールデンイーグルス 1人*1
[ユニオンズ] 1人
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古田プレーイングマネジャーを含め全部で21人居り、最も多かったチームは、奇しくも今季両リーグの優勝チームで在るタイガースとマリーンズという事だった。(タイガース:松木謙治郎氏[1950&1951年]、藤村富美男氏[1955&1956年]、村山実氏[1970~1972年]、マリーンズ:湯浅禎夫氏[1950年]、別当薫氏[1952、1954~1957年]、若林忠志氏[1953年])ジャイアンツには存在しなかったと思っていたのだが、水原茂氏(1950年)が当該していたそうだ。既存の12チームには、一通り存在していた事になる。
同年代の古田プレーイングマネジャーには、球界に新風を吹き込む為に頑張って欲しいという気持は在るものの、それ以上にジャイアンツの一層の健闘を強く期待したい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
*1 異論は在る所だろうが、ゴールデンイーグルスは大阪近鉄バファローズの流れを汲むチームとして捉えた。
唯、野球規則とアグリーメントの兼ね合いで問題が生じ兼ねず、セ・リーグではアグリーメントの見直しを図るという。と言うのも、野球規則では監督やコーチがマウンドに行く回数を制限しており、1イニングに2度行けば投手は交代しなければならない。一方、アグリーメントでは捕手がマウンドに行く回数を1試合で3度迄となっている。古田プレーイングマネジャーがマスクを被っている際、監督の立場で在れば捕手の「1試合3度迄」は適用されないため毎回行っても構わない。コーチと同時に行く事に付いては、「捕手」で在れば何度でもOKなのだが、「監督」として行った時点で2度とカウントされ、投手交代となってしまう。つまり、マウンドに行く度にどの立場で行くのか明確にしなければならないという、非現実的と言うか面倒な話になる為、アグリーメント見直しを図るという事だ。
ところで、昨日のスポニチに「2リーグ制以降の選手兼任監督」(古田プレーイングマネジャーを含む。)が載っていた。気になったのでチーム毎に分けてみたのだが(合併&吸収されたチームに関しては、その流れを汲むチームに入れて考えた。)、最もプレイングマネジャーが多かったチームは何処だか御判りだろうか?
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(セ・リーグ)
タイガース 3人
ドラゴンズ 1人
ベイスターズ 2人
スワローズ 2人
ジャイアンツ 1人
カープ 1人
[パイレーツ] 1人
(パ・リーグ)
マリーンズ 3人
ホークス 2人
ライオンズ 2人
バファローズ 1人
ファイターズ 1人
ゴールデンイーグルス 1人*1
[ユニオンズ] 1人
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古田プレーイングマネジャーを含め全部で21人居り、最も多かったチームは、奇しくも今季両リーグの優勝チームで在るタイガースとマリーンズという事だった。(タイガース:松木謙治郎氏[1950&1951年]、藤村富美男氏[1955&1956年]、村山実氏[1970~1972年]、マリーンズ:湯浅禎夫氏[1950年]、別当薫氏[1952、1954~1957年]、若林忠志氏[1953年])ジャイアンツには存在しなかったと思っていたのだが、水原茂氏(1950年)が当該していたそうだ。既存の12チームには、一通り存在していた事になる。
同年代の古田プレーイングマネジャーには、球界に新風を吹き込む為に頑張って欲しいという気持は在るものの、それ以上にジャイアンツの一層の健闘を強く期待したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
*1 異論は在る所だろうが、ゴールデンイーグルスは大阪近鉄バファローズの流れを汲むチームとして捉えた。
古田選手、すごい事になりましたね。
選手兼監督って、試合の中でどっちの立場なのか??
それによって、ルールとかも・・難しそうですね。
私も、古田選手の記事を書きましたので、トラックバックを送らせていただきました^^。
華のある選手って、昨今少なくなってきているように思いますが、その中で貴重な「華」だと思います。
ただ願うのは、田尾監督や、堀内監督のような悲しい使われ方をしないこと、それだけですね。
来季の古田選手の活躍を期待してます。あ、それと新生ジャイアンツとなり、心機一転、ジャイアンツが活躍してくれることも、期待しています。