今日の記事は、「『野菜』に纏わる諺等」とする。「秋茄子は嫁に食わすな」や「青菜に塩」、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」等々、「野菜」に纏わる諺等は結構在るが、余り知られていない類いの物をクイズ形式で紹介させて貰う。。括弧内に入る単語を当てて欲しい。(ヒントとして括弧内に、入る“漢字”の文字数を記した。)
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【「野菜」に纏わる諺等】
① (2文字)を正宗で切る
② 親の意見と(2文字)の花は、千に一つの無駄は無い
④ (1文字)の皮は大名に剥かせよ 柿の皮は乞食に剥かせよ、
⑤ 親に似ぬ子は(2文字)の子
⑥ 子が無くて泣くのは、(1文字)掘り許り
⑦ 誉められて(3文字)を食う
⑧ 戸板に(1文字)
⑨ 男に(2文字)を見せるな
⑩ 家柄より(2文字)
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難問揃いで、数問当てられたら相当なもの。
では、答えを記す。
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【答え】
① 大根を正宗で切る
③ 寸馬豆人
⑧ 戸板に豆
⑩ 家柄より芋茎
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教訓を与えてくれる諺も多いと思いますが、野菜の諺には、食に対する古人の感情や遊び心が出ていて、安心しますね。食は人の暮らしと近いのは、古今同じですが、果物を食す姿勢すら、ネタに出来るのは、日本が安定し、教育も充実していた時代ならではですね。
雨の降る様を表す用語だけでも「しとしと」や「ざあざあ」、「ぽつぽつ」、「ぱらぱら」等々、実に多く存在していますよね。其れだけ我が国では、“言葉”に対して深い思い入れが大昔より在ったと思うし、諺等にも先人達の知恵や戒め等が込められていて、本当に面白いなあと思います。