ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「侵食捜査」

2014年11月22日 | 書籍関連

*********************************

数年振りに別居する息子・慎二(しんじ)と2人で、荒川沿いの酒蔵を訪れた赤羽中央署生活安全課の疋田努(ひきた つとむ)は、若い女性の水死体を発見した。遺体は女子短大生・朝倉結衣(あさくら ゆい)と直ぐに判明。スクリュー可成り傷付いていたが、入水自殺と思われた。だが、遺体の胸に刻まれた謎の刺青文様「3」が気になった疋田は、独自に捜査を開始する。

 

浮上したのは、短大生が手術を受けていた美容整形外科だった。張り込み中に院長・野島修一(のじま しゅういち)が、患者らしき女性と口論する姿も目撃されている。此処曰く付きの病院なのか。ところが、院長に焦点を絞った矢先、今度は院長が失踪してしまい・・・。

*********************************

 

安東能明氏の小説侵食捜査」は、疋田務シリーズの第2弾。第1弾の「限界捜査」には「星2つ」の低評価を下したが・・・。

 

荒唐無稽とも思える設定は、人によって判断が分かれるだろう。面白い設定とは思うが、如何せん「色んな意味で非現実的。」な感じがするし、個人的には評価出来ない。

 

又、同僚の女性巡査部長・小宮真子(こみや まこ)に思いを寄せている疋田務が、“捜査中”に彼女の私生活に付いて尋ねるシーンが在るのだけれど、其の頻度が多過ぎ、白けてしまった。

 

総合評価は「限界捜査」と同じく、星2つとする。


コメント    この記事についてブログを書く
« 驕る平家は久しからず | トップ | 「2014年新語・流行語大... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。