「歌手を本職としていない著名人が、レコード乃至はCDをリリースする。」というのは、昔から良く在る事。「歌手を本職としていない著名人」というのを「俳優」と「スポーツ選手及び文化人」に大別すると、前者の場合は鶴田浩二氏や石原裕次郎氏、小林旭氏等が、そして後者の場合は板東英二氏や内藤國雄氏等が、古い所では挙げられるだろう。
「俳優」がCDをリリースするケースは今でも多いが、「スポーツ選手及び文化人」となると、最近は余り無い気がする。単に自分が気付いていないだけかもしれないが、CDが売れない時代に在っては、「俳優よりも売れる可能性が少なそうなスポーツ選手や文化人に、CDをリリースさせるのは冒険に過ぎる。」と、音楽出版 サイドとしては考えてしまうのかも。
何故、こんな話を書いたかと言えば、先日、YouTubeを“サーフィン”していた所、棋士の内藤國雄氏が歌ったヒット曲「おゆき」【動画】に出会したからだ。歌自体の良さも然る事乍ら、棋士にしておくには勿体無い程の、実に艶の在る内藤氏の歌声に、ついつい聞き惚れてしまった。
其処で今日は「歌手を本職としていない著名人が歌った曲」の中から、「スポーツ選手及び文化人」に限って、ベスト7を選んでみたい。
*********************************
「スポーツ選手及び文化人が歌った曲ベスト7」
1位:「そんな女のひとりごと」【動画】 増位山太志郎氏(力士)
2位:「燃えよドラゴンズ!」【動画】 板東英二氏(プロ野球選手)
3位:「おゆき」 内藤國雄氏(棋士)
4位:「かけめぐる青春」【動画】 ビューティ・ペア(女子プロレスラー)
6位:「大阪ラプソディー」【動画】 海原千里・万理さん(漫才師)
*********************************
“ヒゲ辻”事、辻佳紀氏(プロ野球選手)が歌った「宇宙よりのパンツマン」【歌】も思い出深い。