YAHOO!JAPANが、「議場でのスマホ解禁をどう思う?」という意識調査を行っていた。
「衆議院運営委員会が、開会中の本会議場と委員会室での携帯電話やスマートフォン等の使用を認めるかどうかを検討。「IT機器を持ち込み、最新の情報を入手し乍ら、議論すべき。」という声が在る一方、嘗ては携帯電話等のマナーの悪さへの指摘も。貴方は、議場でのスマホ解禁をどう思いますか?」。
調査結果を見る前は、「IT機器の普及を考えると、“積極的な賛成”は少ないかもしれないけれど、賛否で言えば、賛成が稍上回るんじゃないのかなあ。」と予想したのだが・・・。
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「議場でのスマホ解禁をどう思う?」(実施期間:2014年4月17日~2014年4月27日、合計:49,723票)
解禁すべき:6,950票(14.0%)
解禁すべきでは無い:40,321票(81.1%)
判らない/何方でも無い:2,452(4.9%)
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「解禁すべきでは無い。」が8割を超えるとは意外だったが、結局は「政治家が信用されていない。」という事に尽きるのではないだろうか?
「議事進行中に居眠りをしていたり、起きていても議事とは全く無関係の雑誌等を読んでいたり、将又、矢張り全く無関係なメールを携帯電話等で送受信していたりする政治家の姿。」が、屡々報じられているのを目にしているので、自分なんぞは「議場内でのスマホ解禁によって、『此れで堂々と、無関係な“時間潰し”が出来る。』と喜ぶ政治家が多いんじゃないの?」と思うし、「そういったアホな政治家が少なくない中では、解禁はすべきでは無い。」と考えているのだが、同様の懸念を持っている人が多いからこそ、今回の様な結果になったのではないか。
抑、優先すべき課題が山積みなのに、どうでも良い様な話を執拗に議事として取り上げている現状を考えると、「『IT機器を持ち込み、最新の情報を入手し乍ら、議論すべき。』と迄主張する程の事が、今の国会で行われてないるの?」と言いたくなる。