goo-ギボウシブログ  オリジナルギボウシの追求がテーマです

ギボウシの育成
岩ギボウシの交配実生育成をしています
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ギボウシの育成

2008-11-16 16:26:06 | Weblog

今日は雨模様で外の仕事はお休みです。  今日はギボウシ達をじっくり眺めましたが、もう葉が少なくなり、デジカメできる個体がほとんど有りません。  後は植え替えを進めて冬越しの準備をするだけです。  

今日はギボウシを育成する上で、時々出てくる言葉で、(天冴え)(後冴え)(後暗み)と言う言葉の意味について少し書いて見たいと思います、
1.天冴え
この言葉は、斑入りのギボウシ(他の斑入り植物でも同じ)が芽を出して葉を展開する時、既に鮮明に斑が入り、最後まで暗まないでそのままの状態を維持する事を言います。
2.後冴え
この言葉は字のごとく、出芽の時は緑葉、あるいはぼやけた葉が徐々に斑が冴え、夏の頃になると鮮明になる性質を言います。
3.後暗み
この言葉も字のごとく、出芽の時から展開の時斑が美しく、夏の頃になると斑がぼやけたり、消えたりする性質を言います。
後冴え、後暗みについてはその径時変化が早いもの、遅いもの等が有ると思い
ます。
 こちらは岩ギボウシの〔コガラシギボウシ〕です。  現在この様に葉が黄変しています。
 こちらの岩ギボウシは、〔梅泉〕と名付けたギボウシです。  やはり葉が衰えはじめました。  この個体はコレクションの中でも、トップクラスのお気に入りです。  再度出芽の頃の画像を紹介しましょう。
 こちらが出芽から葉の展開の頃の画像です。  昨年まではこれ程丸葉だとは意識していませんでした。
この個体は、秩父系岩ギボウシ×八丈系岩ギボウシの交配から生まれた物の、さらに芽変わりの個体です。  斑の状態は後冴えという事になると思います。

今日はギボウシの植え替えを実施。  岩ギボウシ同士の交配の実も一部採取できた。  吹けば飛ぶ様な小さな種子ではあるが、気に入った個体同士の交配であり、実生が楽しみである。  期待度も大きい



 

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