今日は曇りで蒸し暑い感じです。
こちらは〔うなずきギボウシ〕と言う種類ですが、この(うなずき)と言う語源は、花茎がうなずくように花が咲くと言う所からのもののようです。 なるほど花茎は元から斜めに立ち上がっています。 これが向日性によるものか?と言うと必ずしもそうでは有りません。
確かにこの鉢の場合は、左の方向から光が射していました。 左の大きな蕾は斜めに出てそのまま光の方に伸び、右の小さい方の蕾は、右方向に斜めに出て、その後光の方に曲がっています。
ですから芽が出る時は、ほとんどの場合は斜めに花茎が出ますが、その後向日性によって光の方に向いて伸びる様です。
こちらは花茎が斜めに出てそのまま光の方に向いて伸びた大きい方の蕾です。
こちらは解りやすい方からのアングルの画像ですが、実はこの個体は花茎の途中に葉の様なものが付く個体です。 苞が葉化している様な感じです。
こちらは小さい方の蕾ですが、花茎が右方向に斜めに出て、その後光の方に曲がっているのが解ります。 花茎の途中の葉の様なものも確認できます。
こちらは先日も紹介しましたが、うなずきギボウシの〔剣の舞〕と言う品種です。この個体の場合は特別で、花茎はほぼ横向きに伸びます。 これは極端な例で、これほど花茎が横向きに伸びる個体は、いくら〔うなずきギボウシ〕でも他には無いと思います。
今日は特にうなずきギボウシの花茎の伸び方について取り上げてみました。
これはあくまでも私が感じたままを書いたものです。