今日は曇ってはいるが寒さも緩み、防寒着がいらない程度で、軽快
に動ける感じである。 3月~4月頃の陽気だそうで、先日に降った雪は
ほとんど融けている。
この様な季節になると、そろそろ暖地ではギボウシの芽が大きくなって、地
植えのギボウシ等を観察すると、『あれ!いつの間に!』と気が付かれる
事だろう。 前にも書きましたが、休眠と言っても春に向けての準備は確
実に進んでいるのです。
鉢植えのギボウシ等は、冬の間、水管理を怠っていて、今頃必死に水を与
えても手遅れの物があるかも?ですね~!(笑)
私も過去にその様な失敗をした一人です。(T▽T)ダハハ!バシッ☆\(--;)
引き続き冬のギボウシ加温育成について紹介します。
こちらは先日より後冴え品種として紹介を続けている、岩ギボウシ交配
種の個体です。 少し冴えて斑入りの状態が確認出来る様になって来ま
した。 この様に後で冴えて来る品種も、楽しみがあって良いものです。
もう少し冴えると黄色い斑になって綺麗に観れると思います。
現在勢い良く葉が展開中です。
ちなみにこの画像が、上の個体の、2月18日に撮影の画像です。
明らかに冴えて来ているのが分かるでしょう。
こちらも先日より紹介している、岩ギボウシ交配実生オリジナルの個体で
すが、現在展開中の葉を見ると単なる覆輪では無さそうで、まだ楽しく観察
出来そうです。 やはり私は、この様に曖昧な状態で鑑賞する事が好きで
す。 この様な所にギボウシの奥の深さ(神秘的な美しさ)を感じるからで
す。
こちらは観察を続けている岩ギボウシ交配種ですが、次々に葉が展開し
ています。 斑の状態は益々派手になってしまうのでしょうか?
現状を維持してほしいのですが、難しいかも知れませんね~。
こちらは初登場かも?ですが、やはり岩ギボウシ交配実生のオリジナル
のベビーです。 中斑の場合はこの画像の個体の様に、葉の縁に綺麗
に紺覆輪がまわっている事が大切です。 その意味では楽しみな個体で
すが、まだまだ分かりません。
欲を言えば中斑の中にもう一芸欲しいものです。
こちらも紹介を続けている岩ギボウシ交配種のオリジナルベビーです。
現在展開中の葉を見れば分かると思いますが、最初から斑がハッキリ確
認出来ますので、天冴えの個体です。 その意味では大変希少な個体で
あると言えるでしょう。 楽しみです。
今日の記述には紺覆輪と言う言葉が出て来ましたが、これは斑入り植物
の葉芸を表現する時に使われる言葉で、中透け斑の様な場合に、葉の縁
に沿って緑の覆輪がまわっている事を表す言葉です。
今日の午前中は曇っていましたが、現在薄日が射して来ています。
庭の福寿草は、今後晴れた日が続けば、綺麗に花を咲かせるでしょう。