VENOM: THE LAST DANCE
2024年
アメリカ
109分
アクション/アドベンチャー/SF
劇場公開(2024/11/01)
監督:
ケリー・マーセル
製作:
ケリー・マーセル
トム・ハーディ
原案:
トム・ハーディ
ケリー・マーセル
脚本:
ケリー・マーセル
出演:
トム・ハーディ・・・エディ・ブロック
<ストーリー>
強敵カーネイジを倒し、世界の危機を救ったエディとヴェノムは政府機関から追われる身となりメキシコに逃亡していた。そんな彼らの前にヴェノムらシンビオートの創造主である邪神ヌルが突如現れ、ヴェノムの持つあるものを狙い、2人を追い詰めていく。
―感想―
最初に注意書きをば。
全編は109分ですが、本編だけだと90分弱しかないです。
ええお察しの通り、エンドロールだけで10分以上も使っています、なげえよ。
しかもそれの後に、おまけの映像があるのだから余計質が悪い。
10分間もじっと観てられないので早く送りしました、つかこれで完結じゃないのではないかい?
エディが移動で飛行機の機体側面に摑まってボヤく場面が面白かった。
「彼はそんな弱音を吐かないぞ!」
ヴェノムにつっこまれてやんのw
別の移動手段でヴェノムが馬に乗り移った際のヴェノ馬が超クール!!
これはまるでラオウが乗っている黒王号ばりのカッコ良さだわ。
そうなんですよ、今作ではエディの政府機関から逃れる身を描いている為、移動シーンばかりなのです。
合間にちょっとしたアクションを挟んではいるものの、陽気なUFOヲタク家族と呑気に車移動してたりとソフトな場面が多くて、やや退屈。
クライマックスでは色んなバリエーションのヴェノム軍団が1匹の巨大エイリアンと対峙して盛り上がりを見せようとしますが、そんな大して盛り上がっていなかった印象。
肝心のボスである邪神ヌルが口だけ命令で引きこもっている有様なのですから、直接ヴェノムと戦わないまま「あ~れ~」と消えてしまうのはいかがなものかと。
とはいえ、引き離されたエディとヴェノムのお別れシーンは長年連れ添ってきた恋人との別れみたいでちょっと感動的ではありましたけど、もっと熱く描いても良かったんじゃないかなとは思う。
日本版ポスターのみで「最悪」の2文字が躍り強烈なインパクトを与えた1作目から6年ですか、割と短いスパンで3作製作されたシリーズですが、ぶっちゃけ殆ど過去2作の内容を覚えてないんですよね。
まあ大抵のマーベル作品は自分的にそんな感じなので、観ている間だけ楽しんでスパッと忘れちゃう、というよりも覚えさせる気がまるで無いのは多くのキャラを映画化もしくはシリーズ化させている辺りに記憶を分散させちゃって忘れさせる要因へと繋げているからだろうなあ。
要するにマーベルは色々とキャラクターを実写化させすぎ。
評価:★★★
25/03/29DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2025-03-26
メーカー: ハピネット・メディアマーケティング
関連作:
『ヴェノム(2018)』(第1作)
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021)』(第2作)
『ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024)』(第3作)
↑Amazonでの購入はタイトルリンクをクリック!