銀幕大帝α

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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White

2024年07月31日 12時10分26秒 | アニメ(国内)

SPY X FAMILY CODE: WHITE

2023年

日本

110分

アクション/コメディ/アドベンチャー

劇場公開(2023/12/22)

監督:
片桐崇
監修:
遠藤達哉

原作:
遠藤達哉

キャラクターデザイン原案:
遠藤達哉

主題歌:
Official髭男dism『SOULSOUP』

声の出演:
ロイド・フォージャー ・・・江口拓也
アーニャ・フォージャー ・・・種崎敦美
ヨル・フォージャー ・・・早見沙織
ボンド・フォージャー ・・・松田健一郎
シルヴィア・シャーウッド ・・・甲斐田裕子
フィオナ・フロスト ・・・佐倉綾音
フランキー・フランクリン ・・・吉野裕行
ユーリ・ブライア ・・・小野賢章
ヘンリー・ヘンダーソン ・・・山路和弘
ダミアン・デズモンド ・・・藤原夏海
ベッキー・ブラックベル ・・・加藤英美里
スナイデル ・・・銀河万丈
タイプF・・・武内駿輔
ドミトリ ・・・中村倫也
ルカ ・・・賀来賢人

<ストーリー>

家族旅行に出掛けることになったフォージャー家。旅の途中、アーニャは列車であやしげなトランクケースを発見。その中にはチョコレートが入っており…。

世界の命運を賭けた、偽装家族の極秘任務(ミッション)!

―感想―

ブルーレイのセル版を買ってまでして楽しみにしていた劇場版でしたが、ちょっと期待し過ぎたかな。

もうあと少しは面白く作れたんじゃないか、とは思ったんだが。

まあでもTV版もそうだけど、このアニメはひたすらアーニャを愛でる事に全集中するのが得策であって、その点では劇場版も長けてはいた。

あ~アーニャ、アーニャ🥰

これは余談だが、ブルーレイのセル版のパッケージ内面にはびっしりとアーニャの画像が沢山載せてあって、これがもう堪らなく可愛いのだ。

フィオナじゃないけど、狂おしいほど「好き!」。

現実に居るかどうかは疑わしいが、こんな娘、俺は欲しい。

偽装家族な3人と一匹だけど、傍から見ると立派なファミリー。

ロイドは迷惑を掛けたくないのか、単に一緒に居られると邪魔だと感じているのか、積極的に単独行動を選択してしまい、その事で「家族」と過ごしたいと願うアーニャの心を傷つけてしまう。

それをいち早く察して、ロイドに「みんなで一緒に行きましょう」と提案するのがヨル。

ある意味鈍感なロイドに対して、ヨルは逆に敏感さを見せる辺り、対極な性格のチチとハハがあっての成功している偽装な家族と言っても良いでしょう。

ロイドが他の女性と居るのを見付けるとヤキモチ焼いたり、アーニャには母親以上の優しさで接したり、料理は殺人級の下手糞だが、ヨルの夫と娘に尽くそうとする姿勢は素晴らしいものを感じる。

ちょいちょい、見惚れてしまう表情を出すのは困ったものである(笑)。

そしてアーニャがピンチになった時に颯爽と登場し、殺し屋の顔に急変して敵をボッコボコにしてしまう所に、普段の優しい顔とのギャップを抱き、カッコイイ!と悶絶させられちゃうんだよなあ。

例え偽装であっても、ここまで愛情と絆が強く結びついた家族は簡単には作れないだろう。

それを考えたら、最高で最強の一家ではある(相性もバッチリなんだろうね)。

日本を救うのは野原一家、世界を救うのはフォージャー一家で間違いない、異論は認めません!w

いやあ、本作はアーニャの変顔にしこたま笑わせて貰いました。

特に、う〇ちを極限まで我慢するシーンと、3人が力を合わせて飛行機の舵を切るシーンでのアーニャの作画崩壊した(笑)顔には大満足、笑かし担当を全うさせていた、そうそれで良いのだ。

評価:★★★☆

24/07/31Blu-ray鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-07-31

メーカー: 東宝

関連作:

『SPY×FAMILY Season 1(2022)<TV>』(テレビシリーズ1期)
『SPY×FAMILY Season 2(2023)<TV>』(テレビシリーズ2期)
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023)』(劇場版)

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第52回「帰る家がない犯罪者たち」

2024年07月29日 17時22分46秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :高崎ひいろ

出版社:芳文社

ストーリー概要:

犯罪者は親類縁者や知人から関係を断たれ、出所後は帰る家がない。“住所”がなければ職にもつけない現代日本社会。これはそんな“出所後の犯罪者たち”を支援する自立準備施設の物語。

こういう実在する機関を扱った漫画て、やっぱり漫画家さん本人が入念なリサーチをして描いているんだろうかね。

犯罪を犯し刑期を終えて表に出てきたものの行き場のない人を、自立準備施設の方がそこに入所させ、後に自立可能だと判断されたら出所させるまでの過程を、色んな人物を立てて描いています。

お金を稼ぐとなると、土木作業が相場となっているのでしょう。

健康な人なら頑張って働けますが、病を持っている人の場合はどうするのか気になる。

その辺の事は、おいおい違う人物で描かれるのかもしれない。

意外と皆、真面目に働くのね。

けど、犯罪の種類によっては、自立準備中でも再犯する人も居る様で。

完全に更生できるのかそうでないかは、本人次第といった所なのかもしれない。

麻薬常習で捕まった人物の回での施設の母の言葉

「薬物はやめるんじゃない

死ぬまで我慢し続ける」

これ物凄く重い言葉だよな。

薬物はそう簡単にやめられないから、又手を出す人も現実にも居る訳で、本当に断とうと思ったら我慢をし続けなければいけないてのが薬物中毒者にとっては拷問そのもの。

けど、それを承知で手を出したのだろうし、自業自得と言ったらそれまででしょうけど、本当に薬物だけは自分自身の誘惑、他人からの誘惑に打ち勝つ位にシャットアウトする気持ちを強く持つべきものだというのを絶対に忘れてはいけない。

2024年7月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・4

お色気・・・0

残酷さ・・・3

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

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VESPER/ヴェスパー

2024年07月28日 14時57分13秒 | 洋画サスペンス

VESPER

2022年

フランス/リトアニア/ベルギー

114分

SF/サスペンス

劇場公開(2024/01/19)

監督:
クリスティーナ・ブオジーテ
ブルーノ・サンペル

『ABC・オブ・デス 2』

製作:
クリスティーナ・ブオジーテ

原案:
ブルーノ・サンペル
クリスティーナ・ブオジーテ
脚本:
ブルーノ・サンペル
クリスティーナ・ブオジーテ

出演:
ラフィエラ・チャップマン・・・ヴェスパー
エディ・マーサン・・・ヨナス
ロージー・マキューアン・・・カメリア
リチャード・ブレイク・・・ダリウス

<ストーリー>

生態系が壊れ、城塞都市で暮らす富裕層と危険な外の世界で生活する貧民で分断された地球。寝たきりの父と暮らす少女・ヴェスパーはある日、森でカメリアという女性を助けるが…。

少女の小さな希望が世界を変える。

―感想―

ようわからん描写や展開が多過ぎる。

監督の頭の中で作られたイメージだけをそのまま映像にしたかのような作品。

赤い植物に触れたら、ファンネル(虫)が高速で飛んで蜂の巣にされる場面は好きなんだけどね。

食糧難を救うのに、少女が発見した種を撒く事が最終的な目的で、それを達成させたから、その後の事は想像にお任せて感じやね。

まあ人類に希望の光が差し込んだというグッドエンドとして解釈してもええんとちゃうかな。

美術的な部分では目を見張る所が多く、寝たきりの父と娘との親子愛には感動させられるし、助けた女性との交流も温かい。

只、少女の叔父が非道極まりない悪人なのには反吐が出るのと同時に、こいつのせいで父娘女性がバラバラに離されたから、ムカつくキャラとしては突出していた。

で、これまたようわからん形で殺される叔父。

説明欲しいよね、ある程度は。

内容を理解して観終えるには最低限の説明なり補足をしてくんないと。

雰囲気には凄く引き込まれたが、結局その雰囲気にしか魅力を覚えなかったんよね、肝心な話がアレでは、ちょっと取っつきにくい感は無きにしも非ずですわ。

評価:★★★

24/07/28DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-06-05

メーカー: クロックワークス

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飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件

2024年07月27日 14時26分47秒 | 洋画アクション

PREY/KALAHARI

2024年

アメリカ

85分

アクション/サスペンス

劇場未公開

監督:
ムクンダ・マイケル・デュウィル

『逃走車』
脚本:
ムクンダ・マイケル・デュウィル

出演:
ライアン・フィリップ
エミール・ハーシュ
ディラン・フラッシュナー
ミーナ・スヴァーリ

<ストーリー>

米国人医師アンドリューら7人が乗った自家用機は無事に離陸するが、しばらくすると機体が大きく揺れ、墜落してしまう。自家用機が落ちた場所はアフリカの荒野。やがて、アンドリューたちは、自身のいる場所がライオンやヒョウなどの凶暴な動物が生息する保護区だと知り愕然とする。

―感想―

まさか、また「長い題名シリーズ」が出るとは思わなかった。

長い題名というよりも、内容を説明している題名と言った方が的確か。

まあ何にせよ、本作も邦題通りの事が起きるだけで、それ以上でもそれ以下でもなく。

ライオン以外に現地ゲリラにも遭遇したりと、危機的状況が続く中で誰が生き残るのか、一種のサバイバル映画とも見て取れるが、ライオンに食われた描写はあっても、ライオンに食われる描写が一切ないのは物足りないよねえ。

画的にはライオンが近寄って来る所よりも、首や顔に蛇が這ったり、サソリが止まったりする所の方がよっぽどドキドキした。

あれはガチなのか、それともCG処理なのか見分けがつかなかったのだが、ガチなら俳優の頑張りを褒めたい。

墜落した中で一番のクズは満場一致でパイロットの男なんだけど、終盤主人公と二人っきりになった途端、急に善人者へと転換するのはちょっと意味不明。

お蔭で主人公だけが助かるが、クズはクズのままブレないで行動してくれた方が、ゲリラとのひと悶着とは別に遭難者同士による対人間という構図も緊張感の中で活きて面白くなったのではないだろうか。

「俺は本当は良い人間になりたかったんだ」そんなこといきなりカミングアウトされても・・・なんだったんだあのパイロットは。

ハイエナと対面した際には両者の間に雷が落ちたり、その後に恵みの雨が降ったり、結局は神のご加護があった主人公だけに「運」が味方したという事の顛末でしたなあ。

評価:★★★

24/07/27DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-07-24

メーカー: プルーク

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第51回「POLE STAR」

2024年07月26日 15時32分09秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :NON

出版社:講談社

ストーリー概要:

男運の悪い母に連れられて、熱海へと引っ越してきた女子中学生の“ややの”。母の就職先である老舗のホテルは、その昔に母がポールダンサーとして輝いていた場所だった。当時の面影がない体型であっても、改めてダンサーとして認められようとして懸命に踊る母の姿に、なぜかドキドキしてしまうややの。それまで特に夢を持たずに生きてきた彼女の中に、何かが生まれた瞬間だった──。

お母さんは温厚な性格含め、その人柄が良過ぎて男運が悪いだけっぽい。

娘に対しては常に優しく接しているので、その辺気を遣わずに読めそうではある。

若かりし頃は客からの評判が物凄く良かったポールダンサーを本職とし人気と共に大きく輝いていたお母さんは今では只のデブ。

しかし、家を無くし娘を連れて昔働いていたホテルへと職を求めてやってきた母は、ポールを見るや否やデブの体形を気にせずに華麗に踊って見せる。

それを目の前で見た娘、ややのは心の底から「カッコイイ!」と感動し、自分を産んだ事でポールダンサーを辞めた母の為にも代わりに踊れないものかと、その道を歩む決心をする。

1巻ではややのがポールダンサーという特殊な職種を知り、母が現在人気のあるダンサーと対決した事で、更に興味を持ち、その人気ダンサーに踊り方を教えて欲しいとお願いする所で終わります。

そう、まだポールダンサーのポの字も踏んでおりません。

あくまでもポールダンサーの世界が如何に華やかで過酷なものなのかを描いており、その世界へと入る前の導入として母子の仲の良さ、ホテルの従業員達の特徴を知る上では面白く読ませて貰いました。

画の描き込みは非常に繊細で、主役となる母子の描写は可愛くカッコ良くそしてユニークに描写されているので、取っつき易い作品だと思います。

2巻からは、ややのがポールダンサーとしての特訓を受ける物語が展開されていくのでしょう、そこには笑いあり涙ありがふんだんに盛り込まれている事を期待したいですね。

只、ややのは母と対決した人気ダンサーの様なエロティックを前面に出したポールダンスには難色を示しておりますので、彼女がどのようなダンサーを目指していくのかにも注目したい。

2024年7月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・5

キャラクター・・・・5

お色気・・・1

残酷さ・・・0

絵の上手さ・・・5

総合・・・5

(5段階評価での独自採点)

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