銀幕大帝α

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シルク

2009年11月22日 18時19分30秒 | 亜細亜ホラー
SILK/06年/台湾/107分/劇場公開
監督:スー・チャオビン
出演:チャン・チェン、江口洋介、カリーナ・ラム、チェン・ボーリン、バービー・スー

<ストーリー>
天才物理学者が電磁波研究の最中、幽霊捕獲に成功。しかし、それにより予想もしない恐怖が訪れる。
<感想>
通称びっこ野郎こと幽霊になる事を夢見る、天才はやっぱり考えの一部がキチっている男を江口洋介が中々の好演。

怖くないけれどアジアンホラーの基準は満たしているかと。

只、箇所によっては幽霊描写に雑さあり。

キーアイテムとなるメンジャー・スポンジ、子供幽霊捕獲、親子愛、幽霊が見えるようになるスプレー等、奇抜なアイデアや物語の構成には面白味がありました。

てっきり日本映画かと思っていたのだが、違うんやね。
基本は日本語会話だけれど、場面によってはバラバラ。
広東語で統一すれば良かったのでは?
無理に片言の日本語で会話する必要があったのか疑問。

借りて観る分には難無しと言った感じの小品。
チャン・チェンの恋人役を筆頭に若手女優陣も可愛いしね。

オフィシャル・サイト<台湾シネマ・コレクション2008>

評価:★★★
09/11/22DVD鑑賞
SFサスペンス・ホラー チャン・チェン 江口洋介 PG-12 DVD旧作
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The Implanted スクール・オブ・ゾンビ

2009年11月22日 17時42分11秒 | 亜細亜ホラー
THE IMPLANTED/06年/タイ/100分/劇場未公開
監督:不明
出演:キャンディ・エヴェリー

<ストーリー>
ある学校で次々と子供たちが謎の死を遂げる。すべての原因は、その土地に隠されていた。打つ手もわからないまま、死者の数は増えてゆく…。(allcinemaより抜粋)
<感想>
ゾンビ・・・ちゃうやん!

こりゃ、おもいっきり題名とパッケージに騙された。

詐欺罪で訴えるぅぅぅううう!!!!


zzzZZZZZZZ

はっ!寝てしまってたがな。
あかんあかん、ちゃんと観な。

・・・
・・・・
・・・・・
zzzZZZZZZ・・・

おもんないんじゃ!!

観るに堪えん。早送りじゃ~。

女優霊が子供を抱っこしている姿を延々長回し。
教師や校長が独りごとをぶつぶつ。
ワンパターンな音楽の使い方。
同じ映像をフィルム反転させただけで繰り返し引用。

呪いを解くには学校清掃。
どんな発想やねん。

結局、皆で簡単な祈りを捧げたら問題解決しとるやないかい。

日本人が制作に関わっているみたいやけれど、タイの金持ちが暇つぶしに作ったようなろくでもない駄作。

評価:
09/11/21DVD鑑賞
怨念ホラー 駄作 DVD旧作
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ルパン三世 VS 名探偵コナン

2009年11月21日 01時44分08秒 | アニメ(国内)
09年/日本/103分/オリジナルビデオ
監督:亀垣一
声の出演:栗田貫一、高山みなみ、増山江威子、納谷悟朗、山崎和佳奈、神谷明

<ストーリー>
ヴェスパニア王国の王位継承争いに巻き込まれたルパンとコナンが対決する。
<感想>
ルパン三世アニメなんて『ルパン三世 カリオストロの城』以来やなぁ。

「奴は貴方の心を盗んでいきました」

くは~~~~とっつぁん渋すぎるぜい!

そんな名セリフを残した名作の次に選んだのが、この夢のコラボな作品。
TVスペシャル放映の時に見逃したんだよね~。
名探偵と名泥棒がどう絡むのか、見逃しをかなり後悔していただけに、期待大で鑑賞。

うん!期待通りの楽しさ、面白さ溢れる作品でした。

ルパンの犯行をコナンが推理していくとかじゃないんだね。

ある架空の王国で起きた殺人事件を軸に、二つのエピソードが同時進行しながらも、やがて主要人物が合流していき、最後にはルパンとコナンによって見事解決。

物語が進むにつれ、「コナン」の主要キャラは前半で全部出しておきながらも、「ルパン三世」の主要キャラは順次登場させていくという、どっちかと言うと「ルパン三世」ファンの私にとっては思わずニヤけてしまう演出が最高。

更に、不二子のセクスィ着替えや、ルパンがベッドに突入するお約束事もあったりと、全体的に「ルパン三世」寄りの作りに嬉しさがありました。

ルパンが自販機に商品分のお金をきちんと払ったり、奪還したお宝を持ち主にさり気無く返還したりするシーンは微笑ましくて好感。

前半は「コナン」、後半は「ルパン」と、それぞれのアニメの持ち味を分け隔たりなく活かし、最後は大円団で纏める所はしっかりと纏めて描いている辺りもかなり良い感じですよね。

潜水艦の中で不二子がコナンに何をしていたのか気になる所ではありますけれど(笑)。

オフィシャル・サイト

関連作:
『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』(劇場版)

評価:★★★☆
09/11/20DVD鑑賞
ミステリー・アクション・アニメ 栗田貫一 高山みなみ 納谷悟朗 神谷明 茶風林 山口勝平 ルパン三世 モンキー・パンチ 名探偵コナン 青山剛昌 DVD旧作
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ウィレム・デフォー セブン:ビギンズ ~彩られた猟奇~

2009年11月21日 00時47分49秒 | 洋画ホラー
ANAMORPH/07年/米/103分/劇場未公開
監督:ヘンリー・ミラー
出演:ウィレム・デフォー、スコット・スピードマン、クレア・デュヴァル、ピーター・ストーメア

<ストーリー>
引退した元警官が、過去に解決した事件に酷似した連続猟奇殺人の捜査のため現場に復帰する。
<感想>
劇場未公開作ながら、無駄に出演者が豪華ですな。

殺人方法も無駄に凝りに凝っていて、アート的な手法は中々面白い。
正面からは分からない隠されたメッセージ。
ある角度から観る事で、別のアートが浮き出されていき、それらが結び付く事によって幾つもの事件に関連性を持たせていく。

犯人は模倣犯なのか、それとも・・・。

物語の進行は興味をそそられる部分が数多くあり、それなりに観入る事が出来るのだが、作品の出来として全てを台無しにしてしまっているのが、細かい箇所での粗さと、投げ出したかのような結末の有耶無耶さ。

例えば、指紋だらけの展示品。
ヒントを出しているのに、答えを明確にしていない。

又、手掛かりとなる写真に映っている右端のおっさん。
この男は主人公とはどういう関わりで、どういった人物なのか。
これまた答えを出していない。
「誰やねん、お前!」となるのは当然。
終盤、唐突に出てきて、何かを導き出すのかと思いきや、特に正体を明かさず、いきなり犯人が入れ替わって

意味不明。

起承転まで描いておきながら結まで辿り着いていない最低最悪のエンディング。

実話なら兎も角、フィクション作品で事件をお蔵入りにしてどうするよ。
人をあざ笑うのは結構だが、小馬鹿にされると腹が立つ。

途中までは良かったんだけどなぁ~。

評価:★☆
09/11/19DVD鑑賞
サスペンス・ホラー ウィレム・デフォー クレア・デュヴァル ピーター・ストーメア DVD旧作
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スター・トレック

2009年11月16日 22時59分14秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
STAR TREK/09年/米/126分/劇場公開
監督:J・J・エイブラムス
出演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、エリック・バナ、ウィノナ・ライダー、ゾーイ・サルダナ

<ストーリー>
宇宙艦隊に志願した青年カークの成長や友人スポックとの出会いを描く。
<感想>
実は「スター・トレック」は今まで一作品しか観た事がない。
『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』を映画館で観た際に併用で上映されていたのが「スター・トレック」の劇場版でした。
只、第何作だったのか・・・。
内容も全く覚えていない。
だって・・・

寝てたんだも~ん☆zzz

僕の感覚では「スター・トレック」は一部ファンだけにウケる小難しくて堅苦しいだけのスペース・オペラとしか思っていないので、全く関連作には興味nothing。

しかし本作は、それまでの固定概念を払拭し、新たに再構築した新生「スター・トレック」との事だし、又、監督が『クローバーフィールド/HAKAISHA』のヒット・クリエイターでもあるJ・J・エイブラムスというのもあったので、初めて触れる気持ちで鑑賞しました。

率直に言うと面白かったですよ。

流石の私でもカーク船長やMr.スポック、エンタープライズ号位は知っているけれど、それらの微知識を頭の片隅に置きながらも、真新しい気持ちで観たら、1本のエンタメ作品としてはスケールの大きさと、種族を超えた絆、別れと出会い、愛、そしてユーモアと、数多くの要素がふんだんに盛り込まれており、一級品のSF映画としては申し分なくとても楽しめました。

時空を超えた出会いと言う幾つかの演出に関しては、一瞬混乱するけれど、きちんと本筋に結びついているから、結果的には面白い試みだと感じましたね。

ネタバレになるけれど、オープニングで初代カーク船長が爆死した時は、かなりウルルとしちゃったんだよね~。
誕生の喜びと、死の悲しみを一度にぶつけられたから尚更感動しちゃったのかも。

後、終盤近くでサイモン・ペッグが登場した時には、前知識無かったからサプライズ的でメッチャ嬉しかった。
好きな俳優なんですよ~。
で、相変わらずひょうきんな役でしたし。
彼が出ると、何故か不思議と場面が和むんですよね。
ニヤニヤさせられるのも彼の持ち味かもしれません。

カーク船長誕生の物語、所謂ビギニング的位置にある新生「スター・トレック」となった今作。
同じメンバーで続編が作られるならば是非観たいですね。

過去関連作にはやっぱり興味出ないですけど^^;

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『スター・トレック(2009)』(第1作)
『スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013)』(第2作)
『スター・トレック BEYOND(2016)』(第3作)

評価:★★★★
09/11/16DVD鑑賞
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