銀幕大帝α

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Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.6

2016年10月31日 20時33分33秒 | 洋画ホラー
Z NATION
2015年
アメリカ
85分
アクション/ホラー/ドラマ
TV



監督:
ジョン・ハイアムズ
企画:
カール・シェイファー
クレイグ・イングラー

製作総指揮:
カール・シェイファー
ポール・ベイルズ
デヴィッド・マイケル・ラット
デヴィッド・リマゥイー

出演:
ケリータ・スミスロべルタ・ウォーレン
DJクオールズサイモン(市民Z)
マイケル・ウェルチマック・トンプソン
キース・アランマーフィ
アナスタシア・バラノヴァアディ・カーバー
ラッセル・ホジキンソンドック
ピセイ・パオカサンドラ
ナット・ザング10K
マット・セデーニョバスケス

<ストーリー>
ゾンビとの闘いを強いられた市民Zは、マーフィに懸賞金が懸けられたと偽情報を流す。第11話と第12話を収録。

-感想-

【ネタバレしてます】
ロベルタ達はゾンビを薙ぎ倒しながらとあるホテルへとやってきた。

その中に居た生存者の一人メガネのイギーが勝手に扉を開けてロベルタ達を入れてしまう。

初めはお互いを牽制し合っていたが、直ぐに打ち解ける。
腹を空かせていたマーフィが勝手にうろつき食べ物を盗み食いしていると何者かに銃で撃たれ、その後ろからマーフィの行動を探っていた人物も流れ弾で倒れてしまう。

誰が撃ったのかで話し合った結果、真っ先に疑われたのが食料庫の鍵を持っていたメガネのイギー。

俺じゃない!と訴えるものの、黙れと言わんばかりに屋外へと放り出されてしまう。

マーフィの容態も心配だが、もう一人の男も危険な状態。
そこでドックは禁断の輸血を男に行う。
そう、マーフィの血を飲ませて、男を半ゾンビにしようという企み。
「死ぬよりマシだろ」
ドック、マーフィで遊んでやがるな(笑)。
しかし、このドックのお遊びが本当の犯人を突き止める。

唯一の目撃者であるこの男が、半ゾンビとして生き返った事で、誰が自分たちを撃ったのかを指し示したのだ。

慌てる真犯人。
が、復讐したかったのか半ゾンビ男がドックの銃を奪い射殺。
ゴタゴタが起こる中、ドンドンと扉を叩く者が。
皆が誰だ?と疑心暗鬼を抱きつつ扉を開けるとそこに立っていたのは、無敵のイギーだった!!


第12話は、ホテルに居た生存者達と別れたロベルタ達がメキシコとアメリカとの国境へとやってくる。

そこでゾンビ相手に激闘を繰り広げるが、銃弾が底をつき出しピンチに。
だが、彼女らをメキシコ側のグループが救い、彼らが住む「ゼロの町」へと招待する。

そこでは女王が権力を握っていたが、実はマーフィの血も狙っていた。
マーフィの血が血清になる事を知っていた為、条件付でロベルタ達を助けたのだ。
その条件とはマーフィの血を提供させ、博士によってワクチンを生み出す事。

ロベルタはその条件を飲むも、仲間のバスケスが女王の側近に妻子を殺した敵討ちとなる人物が居る事に気付き、この機会を逃してなるものか!とパーティ最中のドサクサに紛れて銃を構え、今にも撃ち殺しそうな暗雲漂う空気になるも

何故かロベルタがそれを阻止してしまう。
一気に女王殺害未遂疑惑を掛けられたバスケスは拘束。

博士はマーフィの血でワクチンを完成。
女王は試しに実験体を使おうと言い出し、その候補と上がったのがバスケス。

どうなる事やらの絶体絶命の状態に!


続く・・・だと!?
うぉい!気になるやんけ!!
クッ...1日1本と決めたので、ここは我慢、次の日の夜の楽しみに置いておこう。

ロベルタはどうして敵討ちさせなかったのか。
何かしら彼女の頭の中には計算された策があるのかもしれない。
バスケスはこのまま注射を打たれてしまうのか、この後どういった展開に発展するのか楽しみではありますな。

11話でゾンビの群れに放り出されても生きて帰ってきたメガネのイギー。
彼、かなり戦力になりそうだったから、連れて来ても良かったのにと思ったのは私だけ?

評価:★★★☆
16/10/31DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2016-04-27
メーカー:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト Syfy(英語)

関連作:
『Zネーション(シーズン1)(2014)』
『Zネーション(シーズン2)(2015)』
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.1」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.2」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.3」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.4」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.5」
…「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.6」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.7」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.8」
『Zネーション(シーズン3)(2016)』

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Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.5

2016年10月30日 14時27分38秒 | 洋画ホラー
Z NATION
2015年
アメリカ
86分
アクション/ホラー/ドラマ
TV



監督:
ジョン・ハイアムズ
企画:
カール・シェイファー
クレイグ・イングラー

製作総指揮:
カール・シェイファー
ポール・ベイルズ
デヴィッド・マイケル・ラット
デヴィッド・リマゥイー

出演:
ケリータ・スミスロべルタ・ウォーレン
DJクオールズサイモン(市民Z)
マイケル・ウェルチマック・トンプソン
キース・アランマーフィ
アナスタシア・バラノヴァアディ・カーバー
ラッセル・ホジキンソンドック
ピセイ・パオカサンドラ
ナット・ザング10K
マット・セデーニョバスケス

<ストーリー>
ゾンビとの闘いを強いられた市民Zは、マーフィに懸賞金が懸けられたと偽情報を流す。第9話と第10話を収録。

-感想-

【ネタバレしてます】

ロズウェルへとやってきたロベルタ一行。
ロズウェルと言えば、そうUFOだ!
てな訳で唐突にゾンビホラーからSFエイリアンものになっちゃった!?

当然の様に宇宙人(らしき者)が出てくるわ

地球には存在しない様な兵器と、空飛ぶ円盤は出てくるわで、この回だけ何か違うドラマを観ているみたい(笑)。

第10話では原住民達が住む土地へと到着し、余所者が来たと捕まったりしますが

今はそんな事している場合じゃない、ゾンビ津波(嵐)がこっちに向かってきているから力を合わせて食い止めようという結論に達し

原住民の知恵も借りて、押し寄せてくるゾンビ津波の流れを変える事に成功します。

ドックが特殊な能力を無意識に発揮してゾンビを撃退する場面は面白い。

ここ最近ぱったりと姿を見せていなかった市民Zが久々に登場。

相変わらず孤軍奮闘しております。
ようやくロベルタとも無線が繋がり、彼女らが行くべき目的の場所も伝える事が出来ました。

到着するのはまだまだ先になりそうですし、次はどういった所に辿り着き、どういった人物と出会うのでしょうか。

さあさあようやっと後半4巻が準新作とレンタル料金が安くなったので全部借りてきました。
1日1本鑑賞ペースでセカンド・シーズン制覇に向けて頑張ります!
第9話での急にエイリアンものとなるのには「方向転換か!?」と焦りましたが(笑)、こういうムチャな演出を入れてくる辺りはアサイラム社らしさがあってまあ良いじゃない。
更に宇宙船から放たれる光線が妙に安っぽいてのが笑いを誘ってくれますなあ。
逆に第10話でのゾンビ津波が崖から大量に落下するシーンはインパクトがあってと、真面目に作っている部分もあればそうでない部分もあったりで、鑑賞者を楽しませようと色々試みている姿勢は評価してあげたいです。

おまけ。
ロズウェルにて宇宙船の光線を浴びたゾンビの姿。



評価:★★★☆
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メーカー:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

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オフィシャル・サイト Syfy(英語)

関連作:
『Zネーション(シーズン1)(2014)』
『Zネーション(シーズン2)(2015)』
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.1」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.2」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.3」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.4」
…「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.5」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.6」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.7」
「Zネーション<セカンド・シーズン> Vol.8」
『Zネーション(シーズン3)(2016)』

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名もなき復讐

2016年10月29日 20時26分00秒 | 韓国サスペンス
THE LOST CHOICES
2015年
韓国
109分
サスペンス
劇場公開(2016/06/25)



監督:
アン・ヨンフン
脚本:
アン・ヨンフン
出演:
シン・ヒョンビン
ユン・ソイ
キム・ヒョク
アン・セハ




<ストーリー>
射撃の代表候補選手だったジウンは、交通事故で両親を失い、自身も言語障害を抱えてしまう。射撃の道も断たれ無気力な毎日を送っていた彼女はある日、突然3人の暴漢に襲われ…。

-感想-

いやもう惨過ぎて平常心では観てられませんね。
ここまでどん底の人生へと真っ逆さまに落ちても何とか希望を持って生き様としている中での強姦ですよ。
生きる気力失うよなぁ。
担当した刑事が汚職塗れのクソって事でジウンは不慮の殺人を犯したのを起点に復讐を誓う事となる。

クズ、クズあんどクズ共を元射撃代表候補選手だった腕前を持ってクソ刑事から奪った銃で、順番に撃ち殺していきますが、やり終えてもジウンの顔に決して笑顔は戻らない、絶対的な悲しみの表情で包まれているてのが私側からしても胸が痛い。

股間を撃ち抜かれ「やめてくれ!お願いだから助けて!」と叫ぶクズ。
てめぇらがジウンにやった時はどうだったんだよ。
ゲッラゲラ笑ってレイプしてたじゃねぇか、てそりゃもうさっさとクタバレですわ。

死んで当然、殺されて当然のクズのみが血塗れになって倒れる描写にはリベンジ成功という気持ち良さは抱かされるけれども、この映画、最後まで重い。

救いとなるのは、妹が同じくレイプ被害に遭い、その事もあってか同情心にも哀れみにも似た感情が生まれ、ジウンに対して懸命に手を差し伸べ様とする女刑事の存在でしょう。
この女刑事がラストで取った行動は世間的には批判されるかもしれないが、ジウンとしては必ずや「ありがとう」という感謝の言葉をかけたはず。
だって憎む相手に自分の臓器を提供されそうになってたんだよ?
んなもんジウンが望むはずがないって。
私はね、瀕死のジウンの気持ちに変わって、ああいう決断を下した女刑事は立派だと思います。
クズに情けなどいらない。
不幸に見舞われた哀れな被害女性にこそ最期位は安息に旅立って貰いたい。
苦渋の選択だったでしょうけど、刑事という肩書きを捨て、同じ女だからこそ分かるレイプ被害に苦しむ人間を間近で見て来たからこその勇気ある判断に涙を誘われました。

今の腐り切った韓国社会、韓国の法律に監督はこの映画を通して怒りのメッセージを叩き付けたかったのだろうなあ。

今作の美女図鑑

チェ・ジウみたいな名前のレイプ被害者チェ・ジウンを演じたシン・ヒョンビンさん。
可愛いというよりも綺麗さの方が浮き出ていました。
表情の作り方がとても上手いです。
なので、時折感情移入しちゃって正視できないシーン(言語障害がある為アウアウと言葉にもならない声を発しクズにはそれを嘲笑され抵抗出来ないまま犯される場面は特に)もあったり、心奪われるシーン(女刑事とのやり取り)もあったり。
脱がされたパンティがババ臭いものじゃなくて良かった(これ韓国映画では結構重要よ)。

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2016-10-05
メーカー:アルバトロス

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アルティメット・サイクロン

2016年10月28日 20時26分34秒 | 洋画ドラマ
LIFE ON THE LINE
2015年
アメリカ
97分
アクション/ドラマ
劇場未公開



監督:
デヴィッド・ハックル
『ソウ5』
出演:
ジョン・トラヴォルタ
ケイト・ボスワース
デヴォン・サワ
ジュリー・ベンツ
ギル・ベローズ
ライアン・ロビンズ
シャロン・ストーン




<ストーリー>
大型送電線のベテラン作業員・ボーは、嵐のシーズンが来る前に州全土の電線改修工事を進めていた。だが、観測史上稀に見る大型台風が突如発生し…。

-感想-

これ誰だか分かります?

分からなかったよ私は。
無名の初老女優だとばっかり。
だから気にも留めず普通に観流してましたわ。


ケイト・ボスワースが出演してますが、遂最近鑑賞した『ソムニア -悪夢の少年-』では一人息子を亡くす夫婦の妻を演じていたのも記憶に新しい中、今回は主人公ボーを演じるジョン・トラヴォルタの姪っ子役です。
色んな役柄を使いこなせる女優さんですね。

両親を事故で亡くし、離婚したボーに引き取られこんなにも美人に成長するのに、ボーが猛烈に嫌う真面目そうには全く見えない青年とラブラブで妊娠までしちゃう。
「俺はそんな女に育てた覚えはねぇぞ!!」
ボーが落胆するのも納得よ。
こんな不良娘に育っちまったのを知ったら、さぞ天国の両親も嘆き悲しむ事でしょう。

そんなのお構いなく幸せな彼女に終盤へ入って不幸が連発。
唐突に登場する最初誰だね君は?状態だったものの只のストーカー男だと台詞のみで説明される不良青年が、彼女にしつこく付き纏い、近所に引っ越してきた家族の奥さんが追い払ってくれたのは良いが、それを恨み持ち逆上してその奥さんの家に押し入る。
それを自宅から見ていた彼女は、そっと中まで様子見しに行くも、帰ってきた旦那が銃を発砲し流れ弾を腹に食らってしまう。
「私の赤ちゃん!」
と絶望覚悟で手術に挑んでいる最中に叔父さんのボーが死亡。

これ結果的にバッド人生迎えるのボーだけじゃねぇか。
ストーカー男は論外だとしても、ボーまで死んじゃうなんて仕事を一番の生き甲斐にしていたので本望かもしれんが、姪っ子の身内誰も居なくなってしまって彼女的にどんな気持ちなんだろ。
さらっと墓に手を合わせて終わってましたが。

濃い様な薄い様な、どっちつかずな内容でしたなぁ。
ストーカー男との経緯も無かったり、あれだけ嫌ってたのに最期になって「姪を頼む!」と直接ボーがお願いしたり、ちょっと適当な描写が目に付いたけども、まあまあ楽しめたから好しとしておきますか。

じっくりDVDジャケットを見ずに借りちゃいまして、パッと見イメージとして海洋の話かなと思ってましたが、改めてジャケットをしっかり見ると巨大竜巻みたいなのが写ってますな。
いやいや、嵐が来るだけだし。
街が停電するだけだし。
でもって海洋の話じゃなくてラインマンの話でしたし。
凄く勘違いしたまま観てました。
おっかしいな海出てこないなぁ、てそりゃ出てこんわ。

しっかしラインマンのお仕事てこんなにも死と隣り合わせの危険さがあるんだね。
私、高所恐怖症だから絶対に無理だし、嫌々就いたとしたら直ぐに感電して死にそう。
関西電力の皆様、毎日お勤め御苦労様です!

あ、記事初めに書いた女優さんはシャロン・ストーンですよ。

評価:★★★
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レンタル開始日:2016-08-03
メーカー:クロックワークス

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キャビン・フィーバー リブート

2016年10月27日 20時32分28秒 | 洋画ホラー
CABIN FEVER
2016年
アメリカ
98分
ホラー
R15+
劇場公開(2016/08/01)




監督:
トラヴィス・Z
製作総指揮:
イーライ・ロス
原案:
イーライ・ロス
脚本:
イーライ・ロス
出演:
ゲイジ・ゴライトリー
マシュー・ダダリオ
サミュエル・デイヴィス
ナディーン・クロッカー
ダスティン・イングラム




<ストーリー>
夏休みに山奥の小屋にやって来た5人の若者たち。彼らが酒やドラッグを楽しんでいると、突如血だらけの男が乱入してくる。

-感想-

ここの何処がリゾートなんだよ!!

ホラーファンなら認知済みな題名でしょうし、結構長く続いているシリーズでもあるので、今更説明不要なリブート作。
一応知らない方の為に簡単な紹介をすると2002年に製作された『キャビン・フィーバー』は監督イーライ・ロスがデヴュー作として低予算で撮った感染スプラッターホラー。
ギャグ要素も入ったその作品はそれなりの大ヒットを収め、イーライ・ロスの名も一躍有名となります。
本作はそんなイーライ監督にとっては思い出深い作品を新人監督に任せて生まれ返させたものとなっています。

内容的には単純で、汚染された水を飲んだ若者達の皮膚が血塗れに腐り始め、血を吐きつつ死んでいくお話。

見所はそのきったねぇ血塗れ姿。
皮膚が剥がれ落ちていくので、元の容姿がどんどんと崩れていく具合が超気持ち悪くなっております。

直視したら驚き吐き気を催す原型無き成れの果て。
誰だおめぇ状態です。
因みに上画像のお嬢さんが感染・発症する前の綺麗な時がこちら。


町から遠く離れた場所で起きる出来事なので、ホラー映画お約束の携帯電話が圏外は当たり前、救いを求めても他人が殆ど居ないので「どうすればいいんだ」とパニクるしかない。
ただこの作品の異常で不可思議な所は、町の人は「感染」に対して何かしら事情を知っているらしく、事態を把握すると銃を片手にぶっ殺しに来る事でしょうね。
リゾート地担当保安官も決して応援を呼ばずに感染者をライフル銃使って始末する有様。
多分、外部に漏れない様にとひた隠しする為に町ぐるみで事実を隠蔽しようとしているんじゃないかなぁ。
それが防げなかったてのがラストカットへと繋がり、そこからまた何かしらの進展が生まれてくるのでしょうけど、リブートの2作目が製作されるかどうかは分かりません。

オリジナルにも登場した謎のパンケーキ少年もこのリブートに出現。
少年は感染者の一人に噛み付いていたので、彼を媒体にして町そのものが感染パニックを引き起こす可能性大でしょうけど、果てさてどうなる事やらの取り合えず事件は収拾しました的な形で地獄と化したリゾート地は警察・救急によって片付けられておりましたが。

以前イーライ・ロスは若手監督のタイ・ウェストにぞっこんでしたが、今度はこのリブートを監督したトラヴィス・Zの手腕を高く評価しているみたいでして、本リブートの出来具合にも絶賛の言葉を残しております。
個人的にはタイ・ウェストの作品殆どに「彼の何が良いのか」と疑問持ちましたが、トラヴィス・Zの演出は意外に良かったと思いましたので、次に手掛ける(かもしれない)オリジナル作品にも期待してみようかな。

オリジナルから大分年数経ってのリブートなので、イーライ版はもう忘れちゃったなぁて方は新たな気持ちで鑑賞されてもいいかも。
グログロな気持ち悪さ全開のスプラッター好きならば借りてみても損はしないでしょう。
ただ、オリジナルとリブートどちらとも観た者としての感想は、オリジナルの方が低予算ならではの荒い演出から出た描写全てに対しての汚らしさが全編に散りばめられていたように思えるので、惨さの中のユーモアという強烈な印象・衝撃を与えてくれたオリジナルに軍配を上げたい。

評価:★★★
16/10/27DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-10-20
メーカー:ファインフィルムズ

情報
<カリコレ2016>


関連作:
『キャビン・フィーバー(2002)』(オリジナル)※個人的評価:★★★☆

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