銀幕大帝α

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切り株画像(映画『The FEAST/ザ・フィースト』 より)

2008年08月31日 15時45分26秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
冒頭、突然ショットガンを持ち、血まみれでバーに現れた男。
奴の名はヒーロー
「お前は誰だ!?」
「俺か?俺は救世主だ!」
と格好良くセリフが決まった瞬間、窓を突き破って現れたモンスターに頭を食い千切られて
切り株完成。
名前(あだ名)がヒーローなのに、登場開始1分で瞬殺される所に度肝を抜かれました。
こういう意外な展開が目白押しなのが本作一番の醍醐味かも。
切り株度

レヴュー『The FEAST/ザ・フィースト』
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The FEAST/ザ・フィースト

2008年08月31日 15時32分02秒 | 洋画ホラー
FEAST/05年/米/86分/R-15/モンスター・パニック・ホラー・コメディ/劇場公開
監督:ジョン・ギャラガー
出演:バルサザール・ゲティ、ヘンリー・ロリンズ、ナヴィ・ラワット、ジュダ・フリードランダー

<ストーリー>
テキサスのバーを舞台に未知の怪物が人間たちに次々に襲いかかる・・・。
<感想>
一言・・・面白いッス!!
単なるモンスター・ホラーで終わるのではなく、要所要所でのコメディが好い具合に活きていて、絶妙なコメディタッチ風に仕上がっています。

モンスター夫婦がわんわんスタイルで交尾するシーンなんて前代未聞ですよ。
あとセリフも面白くて
「ありゃ?ってなんだよ!!」って言う場面は大爆笑でしたね。

冒頭で主要人物がテロップで紹介されるんですけど、名前じゃなくて全員あだ名ってのが好いです。
で、付け足しで“寿命”ってのがあるんですけど、これがどれも胡散臭い。
これを頭に入れて観ると、こいつは生き残るだろうなって思った奴があっさり死んだりとか、良い感じで裏切ってくれるので楽しいです。

初っ端から飛ばしまくりですので、最後まで笑いとスリルが十分に堪能出来ます。
またモンスターと人間たちとの戦いは、互いの血が入り混じって画面全体がもうグチャグチャ。
モンスターが大量のゲロを吐きかけるシーンは汚らしさを通り越して素敵に思えるから不思議ですよね。

ホラー映画でありがちな色んなお約束を至る所で裏切ってくれるので、それもまた痛快。

只今続編2作を誠意制作中とのこと。
今度の主役は‘あの人’とのことなので、どんな作品になるか興味津津です。

誰が殺され、誰が生き残るのか分からない、その辺の所を一番楽しみながら観るとかなりハマりますよ。

個人的にはゲイ呼ばわりされるヘンリー・ロリンズのゲイ衣装と、ラストでの無意味だけど笑える車のエンコが大好きです。

おっと!!そういえば誰かの存在を忘れてはいないかい??
それはエンドロール中で登場し、生死が判明しますのでお楽しみに~♪

関連作:
『フィースト2/怪物復活』(第2作)
『フィースト3/最終決戦』(第3作)

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
08/08/30DVD鑑賞(新作)
The FEAST/ザ・フィースト ベン・アフレック マット・デイモン ウェス・クレイヴン ヘンリー・ロリンズ クルー・ギャラガー アートポート
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レンタル開始日:2008-08-22
コメント (4)
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バンテージ・ポイント

2008年08月25日 21時01分03秒 | 洋画サスペンス
VANTAGE POINT/08年/米/90分/サスペンス・アクション/劇場公開
監督:ピート・トラヴィス
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィッテカー、サイード・タグマウイ、エドゥアルド・ノリエガ

<ストーリー>
スペインで演説中の米大統領が暗殺された!8人の目撃者の異なる証言を基に、シークレット・サービスが一人真相を追う。
<感想>
一つの場面を違う角度の視点から繰り返し見せる作品です。
巧みに張り巡らされた伏線が、一つずつ組み合わさり、最後で全ての全貌が見えてくる。
何度も何度も場面が巻き戻しされていくので、「またかよ!」と苦笑いを浮かべてしまったが、それでも中盤までのサスペンス風な展開と、後半がらっと変わるアクションは観ていてかなり手に力が入る。
(きちんと計算されて作られたであろう脚本が見事なんだろうなぁ。)

大統領暗殺に関わった人物たちの、恐ろしいまでの執念。
彼らの目的達成までの行動一つ一つが、細かく明るみなっていくにつれて、テロを起こす人間の暗黒に潜む信念が痛いほど伝わってきました。

全ての登場人物の喜怒哀楽が見事に描かれていたので、演出力の素晴らしさも手伝ってか、どの人物に対しても感情移入出来るし、また自然と作品全体に対しての評価も上がります。

それにしても、その風貌と癒し顔から、何の映画に出ても良い人にしか見えないフォレスト・ウィッテカー。
彼の行動全てがアメリカ人としての誇りかもしれないが、いやぁ泣かせるよ、ほんと!

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
08/08/25DVD鑑賞(新作)
バンテージ・ポイント デニス・クエイド フォレスト・ウィッテカー シガーニー・ウィーヴァー ウィリアム・ハート ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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レンタル開始日:2008-08-20
コメント (10)
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血みどろの入江

2008年08月25日 20時29分11秒 | 洋画ホラー
A BAY OF BLOOD/70年/伊/86分/スラッシャー・ホラー/劇場未公開
監督:マリオ・バーヴァ
出演:クローディーヌ・オージェ、ルイジ・ピスティッリ、イザ・ミランダ

<ストーリー>
海辺の屋敷に住む婦人が夫に殺され、その直後、夫も何者かに殺された。数日後、その屋敷に婦人の土地の開発を計画する建築家や相続人がやって来るが、いずれもどこか怪しげな人たちばかり。近所に住む昆虫研究家と女占い師の夫婦と、森に住む婦人の私生児も何かを隠している様子。そんな中、空き家だと思って屋敷にもぐり込んだ若者たちが惨殺され、それを皮切りに屋敷に絡む人物が一人、また一人と殺されてゆく……。
<感想>
あっれぇ??凄く面白いと思って借りたのに、内容が薄い火曜サスペンスみたいやね。
この映画、人物相関図がないと全く理解できん。
なんか知らんが、孤島に色んな人が集まって、殺されて、子供がショットガン暴発させて終わり?
う~ん、殺害シーンはスラッシャー黄金時代を彷彿させてくれて、凄く良かったのだが、それ以外は余り面白味がないよなぁ。
結構、評判好いみたいだけど、俺はイマイチだった。

あ、販売会社J.V.Dやん!!
なんか、妙に納得したわ(笑)。

評価:★☆
08/08/25DVD鑑賞(旧作)
血みどろの入江 マリオ・バーヴァ J.V.D
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人のセックスを笑うな

2008年08月24日 21時07分39秒 | 邦画ロマンス
07年/日本/137分/劇場公開
監督:井口奈己
出演:永作博美、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾

<ストーリー>
美術学校に通う19歳の青年が、自由奔放な20歳年上の人妻に恋をする。
<感想>
明らかに俺より年上なのに、何、この妖精みたいな愛くるしい永作博美という女優さんは。
この小悪魔的な所にみるめはベタ惚れしたんだろうなぁ。
すっごく分かる気がするよ。

映画はもう、観ているこっちが恥ずかしくなるほど、仄々としていて自然体。
演技じゃなくて、こいつら素だろう!って思っちゃうほどです。
でもそれが仇となったのか、セリフが所々聴き辛いのが難点。
やっぱり邦画にも字幕が必要ですわ。

また、最後までこれといった盛り上がりも無く(サイババは笑ったけど)、無意味な場面(正月のTV番組とか)が、延々と映し出されたりして、ちょっとそういうので尺が長くなり過ぎたのも、大きな欠点だよね。

男子学生の一冬の恋を、淡々と描いているだけなので、こういう作風が苦手な方は結構視聴するには辛いものがあるのは確か。
まぁ、俺は蒼井優目的で観たので、なんとか最後まで観ることが出来ましたが。

優ちゃんの観覧車でのあどけない仕草は本当に可愛かったですよ。
突然キスされた時の、「もう、やめてよ!」ってな動揺した姿にも猛烈に愛を感じたけど、キスをした忍成修吾には強烈な殺意を抱いた俺でした。

オフィシャル・サイト

評価:★★☆
08/08/24DVD鑑賞
山崎ナオコーラ ロマンス 永作博美 松山ケンイチ 蒼井優 忍成修吾 温水洋一 美術学校 人妻 不倫 インド 石油ストーブ DVD新作
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