銀幕大帝α

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猿の惑星/キングダム

2024年10月31日 18時28分55秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー

KINGDOM OF THE PLANET OF THE APES

2024年

アメリカ

145分

SF/アドベンチャー

劇場公開(2024/05/10)

監督:
ウェス・ボール

『メイズ・ランナー:最期の迷宮』
製作:
ウェス・ボール

出演:
オーウェン・ティーグ・・・ノア
フレイヤ・アーラン・・・ノヴァ
ケヴィン・デュランド・・・プロキシマス・シーザー
ピーター・メイコン・・・ラカ
トラヴィス・ジェフリー・・・アナヤ
リディア・ペッカム・・・スーナ
ニール・サンディランズ・・・コロ
ウィリアム・H・メイシー・・・トレヴァサン

<ストーリー>

300年の進化の果てに猿たちは文明を築き、支配者としての地位に君臨する一方、人類は野生化し、猿に怯えながらひっそりと生き延びる日々を送っていた。冷酷な猿の独裁者プロキシマス・シーザーは、自らの帝国を築くべく人間への支配を強めていく。そんな中、若き猿のノアは、賢いゆえに猿たちから狙われている人間の若い女性と出会うのだったが…。(allcinemaより抜粋)

人類よ、ひれ伏せ。

―感想―

オラウーターーーーーーン!!!!(´;ω;`)ブワッ

良い人程(あっ人じゃねえや猿だわ、てそんな細かい事はどうでもええねん)早死にしちゃうんだよなあ。

猿同士仲良くせえよて思うけど、やっぱ猿の中でも力の差をつけるとしたらゴリラが一番上にくるのだろう。

で、その又上にくるのが霊長類である人間てことやね。

テーマ性としては、冒険の果ての解放と再起、といった所か。

人は「声」を届けるのが目的であり、チンパンジー達にとっては「復興」が目的。

人間とチンパンジーその両方が目的を成し遂げられたのだから、作品としてはハッピーエンドとも見て取れる。

本作はどうやら、これまでのシリーズの1本ではなく、新たなシリーズとしての1本として製作されたようなので、あのラストからどういった展開が次に引き継がれるのか興味はあるな。

再び人間側が権力者となり猿達を従えさせるのか、それとも醜い争いが始まってしまうのか・・・間違っても仲良しこよしにはならんと思う。

母猿と再会するシーンは不覚にもウルッときてしまったのよね、例え目先にあるのが猿とはいえ、あれだけリアルに描写されたら、そりゃ感情移入もしちゃうって(笑)。

因みに吹き替えではプロキシマス・シーザーの声を竹内力さんが担当されてたが、キングに相応しい荒々しい声を出されていてベストマッチだった。

評価:★★★☆

24/10/31(Blu-ray鑑賞)

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販売開始日:2024-10-30

メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン

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オーメン:ザ・ファースト

2024年10月30日 15時22分26秒 | 洋画ホラー

THE FIRST OMEN

2024年

アメリカ

119分

ホラー

PG12

劇場公開(2024/04/05)

監督:
アルカシャ・スティーヴンソン

脚本:
アルカシャ・スティーヴンソン

出演:
ネル・タイガー・フリー・・・マーガレット
タウフィーク・バルホーム・・・ガブリエル神父
ソニア・ブラガ・・・シルヴァ修道院長
ラルフ・アイネソン・・・ブレナン神父
ニコール・ソラーチェ・・・カルリータ
ビル・ナイ・・・ローレンス枢機卿

<ストーリー>

修道女になるべくローマの教会にやって来たアメリカ人女性を主人公に、その周りで次々と発生する不可解な連続死と、迫り来る悪魔の子ダミアン誕生に秘められた恐るべき陰謀の行方を描き出す。

目撃せよ――
<悪魔の子>の誕生を

―感想―

車が激突され車外に出た途端、破水?し腹が膨れ始めるまでに見せるネル・タイガー・フリー(マーガレット)の気が狂ったダンスだろうなあ、本編1番の見所は。

思わず『ポゼッション(1981)』のイザベル・アジャーニが地下道で見せたダンスが頭に浮かんでしまった(ホラー映画通の人なら俺と同じ思いをしたのでは?)。

流石にあそこまでのドン引きレベルには達していなかったけれど(笑)。

彼女を見る度、誰かに似ているなあと内容そっちのけで(おいっw)考えてたら、川口春奈だわ俺だけそう思ったかもしれないが。

割と美人さんだよねこの人。

その点では見惚れる場面は多々あったものの、作品自体はまあまあかなて感じ。

ゾクッとするのもオープニング位(体真っ二つにされる場面もあるが画面が暗過ぎて観難い)、まあ本作の要は探している「666」の数字のアザが頭にある子は誰なのかっていう部分でしょう。

「え・・・もしかして・・・私!?」

「オーマイガー!」

わざわざアメリカからイタリアへ招かれた(というか意図的に連れてこられた)理由が同時に判明し、絶望する表情が印象的。

そして件のダンスを経て、遂に本家1作目へと繋がる悪魔の子ダミアンを出産しちゃうんですね、前日譚としてはそれなりに上手く練られた脚本だったかも。

実は俺自身、本家シリーズは1作目しか観てない、とは言えその1作目の内容もうろ覚えでして、ダミアンの名前だけは知ってるし、ガラスで首チョンパされるのはその1作目でしたよね。

まあそのダミアンが生まれるという過程が分かっただけでも、本作前日譚を観た価値はあった、と思いたい。

別の女性が出産するシーンが中盤付近にあるのだが、上手い事アソコ付近にボカシを入れていたよね、ボカシの中から悪魔の手がニョキニョキと出てくるのは異様だった(笑)。

教会にも善良と邪悪の2派に分かれているてのは面白いなあ。

とにもかくにもオリジナル版全作鑑賞済みな映画ファンなら、どえらい子を誕生させちゃったな、と苦虫を噛み潰したような顔をしちゃうんだろうね。

まあ得体の知れない陰謀程、怖いものはないって事だわな。

評価:★★★☆

24/10/30(Blu-ray鑑賞)

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販売開始日:2024-10-30

メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン

関連作:

『オーメン(1976)』(シリーズ第1作)
『オーメン2/ダミアン(1978)』(シリーズ第2作)
『オーメン/最後の闘争(1981)』(シリーズ第3作)
『オーメン4(1991)』(シリーズ第4作)
『オーメン(2006)』(リメイク)
『オーメン(2016)<TV>』(後日譚(TVシリーズ))
『オーメン:ザ・ファースト(2024)』(前日譚)

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ザ・スパイ オペレーション・ウルトラ

2024年10月29日 16時20分40秒 | 亜細亜アクション

老板娘3/QUEEN OF TRIADS 3

2024年

中国

88分

アクション

劇場未公開

監督:
カム・カーウァイ

『シャクラ』

出演:
シュー・トントン
ロン・ン
ドミニク・ホー
シエ・シトン
ツァイ・シャンユ

<ストーリー>

凄腕エージェントのジアウェンは、ある任務で恋人を失いスパイ稼業から足を洗う。穏やかな新生活を始めるが、友人がチンピラに殺されたことで復讐を決意する。

―感想―

ん?3?

これシリーズものかいな。

なんでも『ザ・スパイ エージェント・ウルトラ』の続編らしい。

2作目観た様な気で居たけど、自ブログで探してみたら感想記事が無かったので、どうやら観ていないようです。

ジャケ写の中心に美人なお姉さんがカッコ良く立ってますが、映像のシュー・トントンさんは普通のお姉さんて感じでして、写真映えさせたかったのだろうけど加工し過ぎだろ(笑)。

さてスパイ要素があるのは序盤だけでして、後はジムの責任者。

だが、そこの2人の女性従業員がヤクザ者に殺されてしまった事で、怒りに火が点き復讐していくのだけど、序盤のシーンは結構キマッた立ち回りは見せてくれたものの、なんか強さが中途半端。

代わりに途中からジムの従業員となった青年が、弟の敵討ちというのもあって、かなり活躍してくれます。

でも、手下もそうだけど、誰も殺さないのね、ラスボスも警察に引き渡してたし。

大切な仲間、身内を殺されたのだから、けじめとして止めを刺せばいいのにとは思った、詰めが甘くないっすか?

ラスボスも威勢は良いが、てんで弱弱だったなあ、痛さでのたうち回っている姿が情けない。

どうにもスカッとするものが無かった復讐劇、けどアクション部分はそれなりに見栄えが良くて楽しめた、その程度かな。

敵のアジトに雪崩れ込むんだったら防弾チョッキは付けて欲しいわな、流石に銃所持だけのほぼ無装備で「警察だ!」は無謀でしょうに。

中国映画て、エロシーンに関しては脱がす所までは行くが、おっぱいは頑なに見せないのを徹底している印象、これもお国柄の影響なのかしら。

評価:★★★

24/10/29DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-10-02

メーカー: アドニスSQ(アメイジングD.C.)

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怪盗グルーのミニオン超変身

2024年10月28日 15時35分19秒 | アニメ(国外)

DESPICABLE ME 4

2024年

アメリカ

94分

アドベンチャー/コメディ

劇場公開(2024/07/19)

監督:
クリス・ルノー

『ペット2』

声の出演:
グルー ・・・スティーヴ・カレル
ルーシー ・・・クリステン・ウィグ
マキシム・ル・マル ・・・ウィル・フェレル
ヴァレンティーナ ・・・ソフィア・ベルガラ
ポピー ・・・ジョーイ・キング
ペリー ・・・スティーヴン・コルベア
パッツィ ・・・クロエ・ファインマン
マーゴ ・・・ミランダ・コスグローヴ
イディス ・・・デイナ・ゲイアー
アグネス ・・・マディソン・ポーラン
サイラス・ラムズボトム ・・・スティーヴ・クーガン
ミニオンズ ・・・ピエール・コフィン
声の出演(日本語吹替版)
グルー ・・・笑福亭鶴瓶
ルーシー ・・・中島美嘉
マキシム・ル・マル ・・・片岡愛之助
ヴァレンティーナ ・・・松本梨香
ポピー ・・・山田杏奈
ペリー ・・・三木眞一郎
パッツィ ・・・小林ゆう
マーゴ ・・・須藤祐実
イディス ・・・矢島晶子
アグネス ・・・児玉すみれ
サイラス・ラムズボトム ・・・岩崎ひろし
ウーベルシュレヒト校長 ・・・ならはしみき
メローラ ・・・高乃麗
オサリバン・センセイ ・・・木村昴

<ストーリー>

グルーを恨むかつてのライバル・マキシムに命を狙われる羽目になったグルーファミリー。そんな中、悪党を夢見る少女・ポピーが急接近し…。

メガミニオンが、世界を救う!?

―感想―

wwwww(爆笑)

声に出して笑ったのはここだけだったけど、ほんまこいつらww

先日観た『コング』もそうでしたが、ミニオンてミニオン語しか喋れないから人間としては何を言っているのかさっぱり分からないものの、手ぶり素振りだけで十分伝わってくるんだよね。

その辺の製作者サイドの巧みな演出は絶対に評価しないといけない。

メインはグルーとマキシムとの因縁の対決なのだが、直接的なバトルは後半、というか終盤にちょっとあるだけで、そこに至るまでは色んな出来事を描いており、それのどれもが楽しい。

しかもその都度ミニオンが絡んで来て、良い意味でしっちゃかめっちゃかにしてくれるから賑やかさが全然途切れなくて退屈する暇も与えてくれません。

『ターミネーター2』のパロディを、あのデデンデンデデンの音楽と共に違和感無く入れてくる辺りも素晴らしい。

さて、グルーの愛息子ジュニア(0歳児)は母が抱くとキャッキャッするが、グルーが抱くと悪態つきまくりで、こりゃ困ったもんだとなるのだが、マキシムとのバトルの中でグルーの勇ましさにジュニアが気付き、今までにはなかった父親に対した愛情がやっと芽生えるんですよね。

このシーンは物凄くホッコリしたなあ(遠目で見ていた妻と子供達も「あらぁ♪」と目を細める姿がまた良い)。

これまでの前3作同様に安定した作り、安定した面白さ。

是非ともファミリーで観て欲しい作品となっておりました。

そして映画ラストにはシリーズ歴代の悪役が登場しますので、シリーズファンなら懐かしさを覚えるかも。

にしても鶴瓶の声、ガッスガスやがな。

酒焼けしてるんかwて位に。

年齢も年齢なので、声が出しづらくなってるのかね。

けどもうグルー=鶴瓶が成立しちゃっているし、今後もシリーズは続くであろうから、ほんと長生きして下さいよ(正直他の人の声のグルーは聞きたくないて位に定着しているからな)。

今作の末っ子図鑑

アグネスぅううう。

アグネス観ていると、うちの姪っ子を思い出しちゃって、いやもうこの可愛さ尋常じゃない。

声を担当した児玉すみれちゃん(実年齢8歳の子役。前作までの芦田愛菜からバトンタッチ。)をキャスティングした人にはマジで「天晴れ!」あげたい、キャラに合いすぎて愛らしさマシマシでんがな。

評価:★★★☆

24/10/28DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-10-23

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

関連作:

「怪盗グルー」

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毒親<ドクチン>

2024年10月27日 15時55分01秒 | 韓国サスペンス

TOXIC PARENTS

2022年

韓国

104分

サスペンス/ミステリー

R15+

劇場公開(2024/04/06)

監督:
キム・スイン
脚本:
キム・スイン

出演:
チャン・ソヒ・・・ヘヨン
カン・アンナ・・・ユリ
チェ・ソユン・・・イェナ
ユン・ジュンウォン・・・ギボム
オ・テギョン・・・オ刑事
チョ・ヒョンギュン・・・ユン刑事

<ストーリー>

優秀な高校生・ユリは、母・へヨンの度を超えた教育と執着に悩まされていた。ある日、学校に行かず姿を消したユリが遺体となって発見され…。

あまりにも強すぎる母の愛が、
彼女を壊していく――

―感想―

ある意味本作の要である人物が、開始早々に自殺遺体として発見されるという衝撃。

そこからどうしてこんな事になったのか、色んな人物の視点から紐解いていく展開に目が離せなくなる。

もうね絵に描いたような毒親なんよ、見た目からして。

ようこんなピタッと当てはまる女優を探してくるものだなと、ちゃんとそういう役に合った女優が居るてのも凄い。

あんな母親だったら俺でも気が狂いそうになるかもだし、精神科に頼りたくなる気持ちも分かる。

重たい内容だし、鑑賞し続けるのが相当しんどくなるけれど、それでもストーリーの作りが上手いのか、演者が見事なのか、物凄く引き込まれる作品だった。

ここまでリアルに描けれるてのも韓国映画の魅力。

同じ題材で日本人が作ったとしても、まるで別物の作品が出来ちゃうんだろうなあ(悪い意味で)。

毒親は少女の母親だけとは限らず、彼女の相談役も担っている担任の先生でさえも、家族の中だと除け者扱いされているてのがね、至る所に毒親は存在しているという韓国社会の現実を突きつけられた感じがしました。

学校の先生なんて立派な職業だと思うけどねえ、何がこの毒親は不満なのか。

食べ物は粗末にしちゃいかんけど、先生が糞親父に対して顔面ケーキみたく思い切りぶちまけるシーンは正直スカッとはした。

マジで苛々としたものこの糞親父。

少女の夢「お母さんのお母さんになって愛してあげたい」

なんかそれ聞いた瞬間、胸がズキッと痛くなったわ、なんて優しい子なんだ、て。

子に向けた愛の表現も色々あるだろうけど、行き過ぎた愛は、その子を不幸にしちゃうんだなと、その点も踏まえても観ている間、観た後に結構考えさせられる物語ではありました。

とまあ、作品そのものは個人的には映画として面白く観れたんですが、このDVD仕様に多くの問題点がありまして。

先ず、字幕の文字が小さい。

しかも白字が背景と同化しちゃって読み辛いのなんのって。

他には、早送りは出来るけど、スキップが出来ない。

更にはなんとこれ、メイン画面が存在しない!

なのでチャプターでの鑑賞が不可。

やる気ねえだろこの販売メーカー。

評価:★★★★

24/10/27DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-10-02

メーカー: シグロ

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