Z NATION
2014年
アメリカ
85分
アクション/ホラー/ドラマ
TV
監督:
ジョン・ハイアムズ
ルイス・プリエト
マイケル・ロビソン
エイブラム・コックス
ティム・アンドリュー
ニック・ライオン
レイチェル・ゴールデンバーグ
出演:
ケリータ・スミス:
ロべルタ・ウォーレン
DJクオールズ:
サイモン(市民Z)
マイケル・ウェルチ:
マック・トンプソン
キース・アラン:
マーフィ
アナスタシア・バラノヴァ:
アディ・カーバー
ラッセル・ホジキンソン:
ドック
ピセイ・パオ:
カサンドラ
ナット・ザング:
10K
トム・エヴェレット・スコット:
チャールズ・ガーネット
ハロルド・ペリノー:
マーク・ハモンド(第1話のみ)
<ストーリー>
ゾンビウイルスによって荒廃した世界を舞台に、唯一の生存者の護送を担当する兵士たちの姿を描いたサバイバルパニックの第1シーズン第5巻。マックとアディが仲間とはぐれてから数日が経ち、ふたりの関係はぎくしゃくし始める。第9話と第10話を収録。
-感想-
【ネタバレ全開御免!】
第9話に登場する主要人物はマックとアディのみ。
ロベルタ達とは別行動をしていたマックとアディの2人。
皆に追いつこうとバイクを走らせるが、途中で休息を取る事にする。
この9話ではアディが日々見る悪夢の内容が明かされるという構成。
常に首からぶら下げているペンダントは元々誰のものなのか。
何故に悪夢を見続けるのか。
しかもその悪夢が何なのかを彼女はどうして思い出せないのか。
答えは夢と現実を交互に見せる事で徐々に明らかとなる。
ゾンビ感染が始まった時、アディの母親も変異していた。
恐怖と戦いながらナイフで何度も何度も母親の腹を突き刺すアディ。
まだこの時点では彼女はゾンビの弱点が脳破壊というのは知り得ていなかった。
母親と揉みくちゃになった際にたまたまナイフが急所を狙い、事無きを得たアディは何時の間にかに母の首から奪った血塗れのペンダントを手の中に握り締めていた。
そう、アディは無我夢中だっとは云え、自分の母親を慈悲も与えず殺してしまった事を悔やみ、この一部始終を忘れようと記憶の全てを封印してしまっていたのだった。
夢から覚めたアディは全てを思い出し、マックに何の悪夢を見て悩んでいたのかを打ち明ける。
「ママを殺したのは私だった」と。
泣き叫ぶアディを恋人のマックは優しく彼女の体を抱き締める。
9話の見所は、寝ては死に、目覚めては死にを繰り返す、ループ地獄。
これって、あのトムクル主演の
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』をオマージュ・・・いやアサイラム社だからパクリだな(笑)。
それでは、マックの(夢の中の)身に起きる色々な死に様をどうぞ。
落下してきた瓦礫に体を押し潰された挙句ゾンビの餌食に。
逃げる最中、高所から飛び降りたら着地点に失敗し鉄棒で串刺し&ゾンビの餌食に。
再び着地に挑戦するもやっぱり串刺しになり餌食に。
失敗を繰り返し、何度も死に場所を回避しながらも先へ先へと進むも、やはりゾンビの腕力には勝てず餌食に。
志村~後ろ~~!!
ゾンビにハンマーで頭かち割られてジ・エンド。
実はアディも同じ様に夢を見てはその中で死んでいた事が判明。
この2人の夢が後のアディの記憶の目覚めへと結びつきオチへと至る過程は面白い。
一方、ロベルタ達はガス欠した車を捨て、皆で歩いていた。
散々道に迷った挙句、到着したのは原子炉。
そこへこの施設の関係者が現れ、ここ一体は放射能で溢れている。
しかも、後数時間でメルトダウンが始まってしまうと言うのだ。
ロベルタ達は関係者の一人ホーマーという名の男に頼み込み、10Kと共に直接原子炉の中に入り込み、安全装置を作動させる事にする。
その間、何か起きたら大変なので、人類の希望マーフィは小型飛行機(二人乗り)を操縦出来る女性アメリアと一緒に、この現場からなるべく遠くまで離れる事にした。
しかし、燃料としてガソリンの代わりにウオッカを入れた為、期待を裏切る形で直ぐに墜落。
マーフィは一命を取り留めるが、アメリアは墜落の衝撃で死亡し、ゾンビ化してしまっていた。
10Kとホーマーの2人は原子炉の核中に辿り着いていた。
途中でゾンビに襲われたホーマーの防護服は破れてしまい、もう私はダメだ、君だけはなんとしてでも生き延びろ、と10Kに対して父親の様に優しく言葉をかける。
そしてホーマーは無事に安全装置を手動で作動させると
10Kの「やめろ!」という叫び声も虚しく、自ら命を絶ってしまった。
ホーマーによる命との引き換えの活躍で何とかメルトダウンを防いだロベルタ達。
外に10Kも戻ってきて、皆でホーマーの死を称えていると、そこに「ひ~ひ~」言いながらマーフィが姿を現す。
「どうした」
「160キロ飛んだ所で不時着しちゃったんだよ!」
「よくそんな距離、歩いて戻ってこれたな」
「あー・・・うそ、ほんとは16キロ。でも160キロは歩いた気分だぜ」
「あれ?アメリアは?」
「ほれ、そこにいるよ」
ゾンビなアメリアはどうやらここまでマーフィの後を付いてきてたようで、ロベルタが止めを刺そうとするも
「やめろ!殺さなくてもいい慈悲の仕方はある」
とマーフィがロベルタの動きを止める。
「分かったわ」
ロベルタも納得すると、全員が電動カートに乗り込み、ロベルタは残して急いで先を進む。
第10話の見所。
原子炉が舞台という事で、放射能に汚染されたゾンビが登場。
発光してますww
勿論、放射能ゾンビなのでハグ禁止、返り血浴びるのも禁止。
ピカピカ光りながら襲ってくるゾンビは中々斬新でありました。
遠隔操作で動かす小型モニター車から発射されるレーザービームで放射能ゾンビを次々と真っ二つにしていくグロシーンは面白い。
評価:
★★★☆
15/07/29DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-07-08
メーカー:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト Syfy(英語)
関連作:
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.1」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.2」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.3」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.4」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.5」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.6」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.7」
『Zネーション(シーズン2)(2015)』
『Zネーション(シーズン3)(2016)』