銀幕大帝α

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ザ・カー

2015年07月30日 20時17分54秒 | 洋画ホラー
THE CAR
1977年
アメリカ
96分
ホラー
劇場公開(1977/08/13)



監督:
エリオット・シルヴァースタイン
製作:
エリオット・シルヴァースタイン
出演:
ジェームズ・ブローリン
キャスリーン・ロイド
ジョン・マーリー
R・G・アームストロング
ロニー・コックス
ジョン・ルビンスタイン
キム・リチャーズ
カイル・リチャーズ




<ストーリー>
中西部の田舎町に突然出現した黒塗りの車は無差別に殺人を繰り返す。保安官はそれが無人車であり、超自然的な力で動いている事を突き止めるが……。(allcinemaより抜粋)

何の予告もなく 物凄い奴が出現した! そして…人びとを襲いはじめた!

-感想-


シンプル・イズ・ザ・ベストなタイトルですな。

いいやん、これ。
めっさ面白かったよ。

ほんま何の前触れも無く唐突に出てくるデビル・カー。
冒頭からガッツリ爆走しまくり、あらゆる人間を轢きまくる!“だけ”の映画ですよぉ。
“だけ”なんだけど、冗談抜きにしてマジで面白いの!

『ジョーズ』+『激突!』+『マッドマックス』にオカルト要素を少々ミックスさせた様な感じでしょうかね。

悪魔が乗り移った車なもんで、車体はほぼ、ほぼ無敵ですねん。
弱点は神聖な場所である墓地と、大量の火薬。

銃なんて全く役に立たないものだから、もう思い切って爆発させてしおう!そうしよう!!と保安官総出で悪魔の車を岩山へと追い込んで行く最終決戦。
このラストまでの流れの中にも相当に緊張感持てるシーンがバンバン入っていて、心臓をドキドキさせながら観れちゃう恐怖があります。

パトカー2台並走しながら悪魔の車に真正面からぶつかりに行くシーン。

無敵だからこそ出来る横回転クラッシュ!
こいつ、どえらい技を使いよるわい。

予想外な事が次々起きるのも良かった。
えぇ!?この人、ここに来てこんな形で死んじゃうの!?とかさ。
主人公が油断していたら家の納屋にドーンと居たりとかさ。
てか、家の壁をぶち破って轢き殺してそのまままた壁ぶち破って去って行く一瞬技なんて、無茶苦茶通り越して(演出が)素敵でしょうよ。

この悪魔の車、人を襲う時は半端無いスピード出してくるんですわ。
当然、パトカーに追われる&追う時も猛スピードだから、必然的にカーチェイスシーン全部が速い。
フルスピード。
この尋常じゃない速さを観たら、レース好きな映画ファンならアドレナリン出まくりやろな。

B級タイトルからは想像も出来ない緊迫感漲る演出が一杯詰まった私的には傑作に値する優れたホラー。
こんなにも古い作品でこんなにも面白い作品があったとは。
見つけた自分を褒めたくなった。

今作の可愛い子役図鑑

主人公が溺愛している娘姉妹。
あんまり画面には出てこなかったけど、2人とも可愛かったな~。
今じゃ立派なおばさんになっているんだろうなぁ。。。

評価:★★★★
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メーカー:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

関連作:

『ザ・カー:ロード・トゥ・リベンジ』(リメイク版)


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Zネーション <ファースト・シーズン> Vol.5

2015年07月29日 12時27分57秒 | 洋画ホラー
Z NATION
2014年
アメリカ
85分
アクション/ホラー/ドラマ
TV



監督:
ジョン・ハイアムズ
ルイス・プリエト
マイケル・ロビソン
エイブラム・コックス
ティム・アンドリュー
ニック・ライオン
レイチェル・ゴールデンバーグ

出演:
ケリータ・スミスロべルタ・ウォーレン
DJクオールズサイモン(市民Z)
マイケル・ウェルチマック・トンプソン
キース・アランマーフィ
アナスタシア・バラノヴァアディ・カーバー
ラッセル・ホジキンソンドック
ピセイ・パオカサンドラ
ナット・ザング10K
トム・エヴェレット・スコットチャールズ・ガーネット
ハロルド・ペリノーマーク・ハモンド(第1話のみ)



<ストーリー>
ゾンビウイルスによって荒廃した世界を舞台に、唯一の生存者の護送を担当する兵士たちの姿を描いたサバイバルパニックの第1シーズン第5巻。マックとアディが仲間とはぐれてから数日が経ち、ふたりの関係はぎくしゃくし始める。第9話と第10話を収録。

-感想-

【ネタバレ全開御免!】
第9話に登場する主要人物はマックとアディのみ。

ロベルタ達とは別行動をしていたマックとアディの2人。
皆に追いつこうとバイクを走らせるが、途中で休息を取る事にする。

この9話ではアディが日々見る悪夢の内容が明かされるという構成。

常に首からぶら下げているペンダントは元々誰のものなのか。
何故に悪夢を見続けるのか。
しかもその悪夢が何なのかを彼女はどうして思い出せないのか。

答えは夢と現実を交互に見せる事で徐々に明らかとなる。

ゾンビ感染が始まった時、アディの母親も変異していた。
恐怖と戦いながらナイフで何度も何度も母親の腹を突き刺すアディ。

まだこの時点では彼女はゾンビの弱点が脳破壊というのは知り得ていなかった。
母親と揉みくちゃになった際にたまたまナイフが急所を狙い、事無きを得たアディは何時の間にかに母の首から奪った血塗れのペンダントを手の中に握り締めていた。

そう、アディは無我夢中だっとは云え、自分の母親を慈悲も与えず殺してしまった事を悔やみ、この一部始終を忘れようと記憶の全てを封印してしまっていたのだった。

夢から覚めたアディは全てを思い出し、マックに何の悪夢を見て悩んでいたのかを打ち明ける。
「ママを殺したのは私だった」と。
泣き叫ぶアディを恋人のマックは優しく彼女の体を抱き締める。

9話の見所は、寝ては死に、目覚めては死にを繰り返す、ループ地獄。
これって、あのトムクル主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』をオマージュ・・・いやアサイラム社だからパクリだな(笑)。

それでは、マックの(夢の中の)身に起きる色々な死に様をどうぞ。

落下してきた瓦礫に体を押し潰された挙句ゾンビの餌食に。

逃げる最中、高所から飛び降りたら着地点に失敗し鉄棒で串刺し&ゾンビの餌食に。

再び着地に挑戦するもやっぱり串刺しになり餌食に。

失敗を繰り返し、何度も死に場所を回避しながらも先へ先へと進むも、やはりゾンビの腕力には勝てず餌食に。

志村~後ろ~~!!

ゾンビにハンマーで頭かち割られてジ・エンド。

実はアディも同じ様に夢を見てはその中で死んでいた事が判明。
この2人の夢が後のアディの記憶の目覚めへと結びつきオチへと至る過程は面白い。



一方、ロベルタ達はガス欠した車を捨て、皆で歩いていた。
散々道に迷った挙句、到着したのは原子炉。

そこへこの施設の関係者が現れ、ここ一体は放射能で溢れている。
しかも、後数時間でメルトダウンが始まってしまうと言うのだ。

ロベルタ達は関係者の一人ホーマーという名の男に頼み込み、10Kと共に直接原子炉の中に入り込み、安全装置を作動させる事にする。

その間、何か起きたら大変なので、人類の希望マーフィは小型飛行機(二人乗り)を操縦出来る女性アメリアと一緒に、この現場からなるべく遠くまで離れる事にした。

しかし、燃料としてガソリンの代わりにウオッカを入れた為、期待を裏切る形で直ぐに墜落。
マーフィは一命を取り留めるが、アメリアは墜落の衝撃で死亡し、ゾンビ化してしまっていた。


10Kとホーマーの2人は原子炉の核中に辿り着いていた。

途中でゾンビに襲われたホーマーの防護服は破れてしまい、もう私はダメだ、君だけはなんとしてでも生き延びろ、と10Kに対して父親の様に優しく言葉をかける。

そしてホーマーは無事に安全装置を手動で作動させると

10Kの「やめろ!」という叫び声も虚しく、自ら命を絶ってしまった。

ホーマーによる命との引き換えの活躍で何とかメルトダウンを防いだロベルタ達。
外に10Kも戻ってきて、皆でホーマーの死を称えていると、そこに「ひ~ひ~」言いながらマーフィが姿を現す。

「どうした」
「160キロ飛んだ所で不時着しちゃったんだよ!」
「よくそんな距離、歩いて戻ってこれたな」
「あー・・・うそ、ほんとは16キロ。でも160キロは歩いた気分だぜ」
「あれ?アメリアは?」
「ほれ、そこにいるよ」

ゾンビなアメリアはどうやらここまでマーフィの後を付いてきてたようで、ロベルタが止めを刺そうとするも
「やめろ!殺さなくてもいい慈悲の仕方はある」
とマーフィがロベルタの動きを止める。
「分かったわ」
ロベルタも納得すると、全員が電動カートに乗り込み、ロベルタは残して急いで先を進む。

第10話の見所。
原子炉が舞台という事で、放射能に汚染されたゾンビが登場。

発光してますww

勿論、放射能ゾンビなのでハグ禁止、返り血浴びるのも禁止。
ピカピカ光りながら襲ってくるゾンビは中々斬新でありました。
遠隔操作で動かす小型モニター車から発射されるレーザービームで放射能ゾンビを次々と真っ二つにしていくグロシーンは面白い。

評価:★★★☆
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関連作:
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.1」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.2」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.3」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.4」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.5」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.6」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.7」
『Zネーション(シーズン2)(2015)』
『Zネーション(シーズン3)(2016)』

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クリスティーン

2015年07月28日 13時20分11秒 | 洋画ホラー
CHRISTINE/JOHN CARPENTER'S CHRISTINE
1983年
アメリカ
110分
ホラー
劇場公開(1984/05/05)



監督:
ジョン・カーペンター
原作:
スティーヴン・キング
音楽:
ジョン・カーペンター
出演:
キース・ゴードンアー二ー
アレクサンドラ・ポールリー
ジョン・ストックウェルデニス
ロバート・プロスキーウィル
ハリー・ディーン・スタントンジャンキンス警部



<ストーリー>
悪魔の魂を宿した自動車クリスティーン。彼女は内向的なカーマニアの少年アーニーにスクラップ寸前のところを拾われる。クリスティーンと出会ってからアーニーはたくましい青年に変わり、憧れの美少女との恋愛に夢中になる。しかし、自分以外の者に愛情を注ぐことを許さないクリスティーンは、残酷な復讐を開始する。そして、物語は恐ろしい結末に向かっていく・・・。

-感想-

私という最高の女が居るのに、他の人間の女とイチャイチャするなんて、んもうダメよ、ダメダメ!

不良、イジメ、復讐

もしやこれは車版『キャリー』なのか。

自我意識を持った車クリスティーンが、車体をボコボコにしダッシュボードにウンコまでしていきやがった不良組に恐怖の鉄槌を下す!

クリスティーンの魅力に精神的にも取り憑かれた青年アーニーが、ぼっちメガネから徐々にオラオラッ青年へと変貌していくのは面白いが、しかしはやり主役はクリスティーン。
暴走、追跡、破壊、制裁とあらゆる手を使って邪魔者を一切合財排除していく様は、中々に恐ろしげ。
突然ラジオから古いロック音楽流れ始めたら、それはすなわち誰かの「死」を意味する。
例えそれが、クリスティーンを溺愛しているアーニーでもだ。

この車に近寄ったり、乗ってしまったらもうその時点で貴方は呪われてしまっている。
悪魔の走るモンスター。
愛して愛して愛しまくったのに、結局は殺されてしまうアーニー。

決着は俺がやる!

彼のたった一人の友人が、アーニーの恋人の力も借り、ブルドーザーで反撃。
一方的にやられてなるものかと、悪魔のクリスティーンは全力で車体を復元しようともがく。
このハイライトシーンとなる重と軽それぞれの車対決はボディ破壊の真骨頂でドキドキさせられてしまう。
だがしかし、流石ブルドーザー。
その頑丈な突進とパワフルな押し潰しには、幾らクリスティーンの復元能力をもってしても敵う事は出来なかった。

二度と乗れない様に完璧にスクラップ。
そんな状態からでもググッと部品を動かすラストがちょっと怖い。

途中で何度もクリスティーンは自らの激突や炎上で車体がボロボロとなるのだが、そこからのボディ再生シーンが愕くほどの見せ場としてしっかり完成されている。
どうやって演出しているのか分からないのだが、ゆっくりと綺麗に車体が元通りになっていく姿を観る度に、カーペンター監督に備わっている技量の高さ、優れた職人技を痛感させられてしまった。
カーペンター自作のスコア(音楽)もまた恐怖度をガンガン上げてきて良いのだ。

評価:★★★☆
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Zネーション <ファースト・シーズン> Vol.4

2015年07月26日 14時09分32秒 | 洋画ホラー
Z NATION
2014年
アメリカ
86分
アクション/ホラー/ドラマ
TV



監督:
ジョン・ハイアムズ
ルイス・プリエト
マイケル・ロビソン
エイブラム・コックス
ティム・アンドリュー
ニック・ライオン
レイチェル・ゴールデンバーグ

出演:
ケリータ・スミスロべルタ・ウォーレン
DJクオールズサイモン(市民Z)
マイケル・ウェルチマック・トンプソン
キース・アランマーフィ
アナスタシア・バラノヴァアディ・カーバー
ラッセル・ホジキンソンドック
ピセイ・パオカサンドラ
ナット・ザング10K
トム・エヴェレット・スコットチャールズ・ガーネット
ハロルド・ペリノーマーク・ハモンド(第1話のみ)



<ストーリー>
ゾンビウイルスによって荒廃した世界を舞台に、唯一の生存者の護送を担当する兵士たちの姿を描いたサバイバルパニックの第1シーズン第4巻。ガーネットを失った悲しみから立ち直れないウォレン。そんな中、一行はカンザス州に入る。第7話と第8話を収録。

-感想-

【ネタバレ全開御免!】
愛する人を亡くした事ですっかり戦意喪失気味なロベルタ。

道中、とある集落に立ち寄った一行。
ロベルタはそこの酒場で狂った様に酒を飲みまくり、チャールズの面影から逃げ様としていた。

そんな最中にもゾンビは容赦無く襲ってくる。
酒を煽るように飲み続けた事でチャールズへの未練を断ち切ったロベルタは、戦闘モードが復活し、ゾンビ共を華麗に一掃していく。

それを見届けたドクたちは、「おっ元気になったやんけ!」と胸を撫で下ろすのであった。


同じ場所で10Kは狙撃大会に出場していた。

その腕前は最早難癖つける事も出来ないレベルの高さ。
一気に優勝してしまい、1位商品の高性能銃を手に入れる。
が、10Kは2位となったブリタニーにその銃を差し上げてしまう。
そう、10Kは競争の中で彼女に恋を抱いてしまったのだ。
「ありがとう」
チュッとホッペにキスされ、デヘとなる10K。

ちょいお前さん!カサンドラと竜巻の回でエエ雰囲気になってたやんけ!
こいつ、プレイボーイ気取りだな(笑)。

10Kはゾンビの群れから車へと逃げる最中に1匹のゾンビに捕まり万事休す。

噛まれる!と覚悟した瞬間

ズドン!とそのゾンビの頭を撃ち抜いてくれた人物がいた。

ブリタニーだった。
ニコッと微笑む彼女の顔を見た10Kはまたデヘとした表情を出す。

これでお別れなんて、切ないよ!
あぁもう彼女とはこれっきりなんかな~。
2人の再会は果たして訪れるのでしょうか。


マーフィは新しい移動手段となる車の鍵を奪うために、一人の男に勢いで襲い掛かり首筋に噛み付いてしまう。
後にこの男は銃で撃たれて死んでしまうのだが、他のものは変異していく中、マーフィが噛み付いた男は変異の兆候が現れなかった。

まだ、マーフィの体にはゾンビウイルスに対する抗体があるようですね。

その頃、寒さを嫌う大群のゾンビが津波の様になって南下していた。


第7話の見所はこれだ!

糞している途中でゾンビ化した、ウンコ中ゾンビ。
略してウンゾンww

市民Z(サイモン)はゾンビの動きをモニターで観察し、群れが南下しているから気を付けるようにと呼びかけていた。
と、そこへ宇宙からサイモンが居る基地の敷地内へ落下した宇宙船の映像が飛び込んでくる。
様子を伺いに外へ向かおうとすると、1人の宇宙服を着た男が立っていた。

久しぶりの人間に出会った事で大喜びするサイモンだったが、次第に宇宙飛行士ユーリの態度がおかしい事に気づき出す。

「何者なんだあんたは!」
「サイモン闘え。そして考えろ。」
「何を言っているんだ??」

「何故、今息が出来ない?」
「いや、あんたが首を絞めているからだろ・・・」
「ちがーう!!もっと考えろ、考えるんだ!!」
「もしかして・・・酸素が・・・薄い・・・??」

答えを導き出した途端、ユーリの姿はふっと消え失せてしまった。
そう、サイモンはモニターに集中し過ぎてた為に、施設内にある機械が故障し空気の濃度が薄くなっている事に全く気づいていなかったのだ。
それを、ユーリという名の宇宙飛行士の亡霊が教えに現れてくれたという訳。
危うく酸素不足から命を落とす所だったのを、こんな形で救われたサイモン。
また一人ぼっちになってしまったのは寂しいが(犬はいる)、救ってくれたユーリに深く感謝した。

第8話の見所。

水不足で脱水症状になり、倒れ込む10Kたち。
そこへ南下してきたゾンビの群れが現れ、一行は死体安置所へと逃げ込む。

だが、そこの扉も今直ぐにでもゾンビによって壊されそうになっていた。
逃げ場を失ったロベルタたちは、仕方なくその場をやり過ごす為に個別の安置室へと入り込み、息を潜める事にした。

だが、ロベルタが入るための個室はなく、止む無く死体袋の中に彼女だけ入る事にする。

彼女が入った死体袋のチャックを閉めた瞬間、ゾンビが雪崩れ込んで来た。

半ゾンビとなったマーフィは襲われる心配が無いので、彼はゾンビの群れの中を掻き分けながらゆっくりと外に出て、歩を進める。

マーフィは水と食料を調達すると、再び皆が隠れている安置所へと戻っていった。
その間にゾンビの群れは去っていった。
全員、無事に助かり、マーフィが持ち帰ってきた食料に大喜びすると、喉と腹を一杯に潤し満たした。

そしてマーフィは立派な俺達の仲間だ、と笑顔で称えた。

しかし、もうマーフィ自身は分かっている。
自分の体が人間として持ちそうに無い事を。

「さぁ急ごう!」

マーフィの掛け声と共に仲間たちは先を急ぐ事にする。

評価:★★★☆
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「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.1」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.2」
「Zネーション<ファースト・シーズン> Vol.3」
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シャイニング

2015年07月25日 12時40分55秒 | 洋画ホラー
THE SHINING
1980年
イギリス
143分
ホラー
劇場公開(1980/12/13)



監督:
スタンリー・キューブリック
製作:
スタンリー・キューブリック
原作:
スティーヴン・キング
脚本:
スタンリー・キューブリック
出演:
ジャック・ニコルソンジャック・トランス
シェリー・デュヴァルウェンディ
ダニー・ロイドダニー
スキャットマン・クローザースディック
バリー・ネルソンスチュアート



<ストーリー>
冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャック一家が管理人としてやってきた。そのホテルでは過去に、管理人が家族を惨殺するという事件が起こっていたのだが……。

-感想-

故キューブリック監督作品で実際に私がしっかりと観たものは『フルメタル・ジャケット』しかない。
『2001年宇宙の旅』なんて序盤の有名なテーマソングが流れる所までしか観てないし、遺作となった『アイズ ワイド シャット』なんかは途中で寝ちゃった程だ。
そんな私が本作を敢えてチョイスしたのは、キューブリック史、いや映画史に残ると言われている名シーンの数々を1度、この目で確認したかったから。

以下は本作を観ていなくても、ある程度の映画通ならばパロディ映画等で、もしかしたら観た事があるやもしれない画像を淡々と貼っていく。


玄関扉から大量の血が洪水となって溢れ出してくるシーン。


夫婦の息子ダニーが三輪車でホテル内をグルグルと滑走するシーン。


姉妹霊が現れるシーン。

この姉妹が惨殺された直後のシーンとを交互に見せる演出はショッキングである。


雪の積もったホテルの庭にある迷路をダニーが父親の魔の手から逃げ回るシーン。


妻子に逃げられ、一人寂しく凍死するジャック。

そして、映画のチラシやポスターの表紙、DVDジャケにもなった『シャイニング』と云えばこれ!となるのが

狂ったジャックがドアを斧でかち割るシーンと

裂け目から顔を覗かせて「こんにちは!NHKで~す」するシーン。

原作者のスティーヴン・キングは本作を「思い違いだらけで腹立たしい期待はずれの映画」と酷評し、自ら製作総指揮を務めTVM用に脚本を新たに書き下ろして作り直したようだが、じゃあそのキングが直接関わっている作品は(内容が面白いかどうかは別にして)、世界中の映画ファンに認知されている場面があるのか?と問いたくはなる。

私はキング版の方は観ていないので、あれこれは語れないが、それでもこちらキューブリック版も観ていなかった自分が「この場面知ってる!」て何度も思わされたのは、それだけ作品の出来がどうであれ、一つ一つのシーンは色んな番組や映画のパロディとして取り上げられる位に優れていてインパクトがある、と言う事になるわな。

ダニーが無意識に連呼し呟きながら扉に「REDRUM」と殴り書きする場面。

鏡に反転させたら「MURDER」となる演出なんてゾクゾクッとする。


不安を煽る音楽の使い方(ドクンドクンと心臓音の様な不気味な音)や、狂気に支配された父親を演じたジャック・ニコルソンの迫真の演技。
これらが名シーンの数々と重なり、鑑賞者に一定の恐怖を植え付けてくれる本作をキングは気に食わない様だが、私は素直に呪われたホテルを力強く前面に映し出している優れたホラー作だと感じた。
1本の映画というよりは1つの場面、場面を鮮明に記憶として残してくれる事には嘘偽り一切なく、ホラー好きならば(今頃になって観た私が強く推すのもなんだが)絶対に観ておくべき作品。

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2001-08-23
メーカー:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

関連作:
『シャイニング(1997)<TVM>』
『ドクター・スリープ(2019)』

ここからはちびっ子は閲覧禁止だよ。
おっぱい観たけりゃ観るがいいさ!
























【237号室】へいらっしゃい

決して開けてはならない客室「237号室」。
父ジャックが入ってみると、そこのバスタブから全裸の美女が!!

ムラムラッとしたジャックはキスをし抱きしめるも、鏡を見てみると・・・。

「わしゃしゃしゃしゃ~~~~~~~」
婆やんけ~~~ひぃいいい~~~~。
ムラムラ度(1/5)

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