銀幕大帝α

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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)

2018年02月28日 14時19分18秒 | 洋画アクション
WAR FOR THE PLANET OF THE APES
2017年
アメリカ
139分
アクション/ドラマ/SF
劇場公開(2017/10/13)




監督:
マット・リーヴス
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』
脚本:
マット・リーヴス
出演:
アンディ・サーキスシーザー
ウディ・ハレルソン大佐
スティーヴ・ザーンバッド・エイプ
アミア・ミラーノバ
カリン・コノヴァルモーリス
ジュディ・グリアコーネリア
テリー・ノタリーロケット
ガブリエル・チャバリアプリーチャー



<ストーリー>
シーザー率いる猿の群れは、森の奥深くに秘密の砦を築き、身を潜めていた。そんなある夜、奇襲を受けて妻と年長の息子の命を奪われたシーザーは、ロケットらと復讐の旅に出る。

あなたは、
最後を見届ける
最初の人類になる。


―感想―

バッド・エイプの吹き替えが柳沢慎吾、キャラにマッチし過ぎ。

大佐はなんであんな急に?
人形が原因なのかな。
直前まで元気一杯に禿げ頭剃ってたのにね。

まあなんだ、結局のところ人間は愚かな生き物だってことよの。
勝手に戦争初めて勝手に死んでいるのだから、そりゃ何時かは滅びるわ。
猿の影響というよりも、人類同士の争いが地球を終わらせている感じはあるな、この映画から見て取れるのは。
こんなにも猿頑張れ!と動物側に肩を持つのも珍しい、ほんと人間のアホさには呆れ返るのみ。

檻からの脱走シーンが面白かった。
何故か陽気な音楽が流れてたけれど、兵士に見つからないように一匹ずつ順番に脱走していく流れは緊張感大きかったなあ。

3作とも毛色が違うが、3作それぞれに特徴があって、一本調子になっていないのが好い。
3作どれも良かったけれど、この3作目がストーリーに複雑さが無くストレートで観易い作りとなっていたので、個人的には一番印象には残る。

英雄シーザー永遠に・・・。

今作の可愛い子役図鑑
むさくるしいおっさん集団、猿軍団の間に咲く一輪の花、ノバを演じたアミア・ミラーちゃん。

可愛かった~♥
でもこの子、何処かで観たぞ!
それもそのはず『ライト/オフ』で既に図鑑入りしてました。
どう成人へと成長していくんだろうか、めっちゃ美人になりそうだよね。

評価:★★★★☆
18/02/28DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2018-02-21
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011)』(第1作)
『猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014)』(第2作)
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017)』(第3作)

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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

2018年02月27日 20時03分19秒 | 洋画ホラー
IT
2017年
アメリカ
135分
ホラー/青春
R15+
劇場公開(2017/11/03)






監督:
アンディ・ムスキエティ
『MAMA』
原作:
スティーヴン・キング
出演:
ジェイデン・リーバハービル
ビル・スカルスガルドペニーワイズ
ジェレミー・レイ・テイラーベン
ソフィア・リリスベバリー
フィン・ウォルフハードリッチー
ワイアット・オレフスタン
チョーズン・ジェイコブズマイク
ジャック・ディラン・グレイザーエディ
ニコラス・ハミルトンヘンリー
ジャクソン・ロバート・スコットジョージー
ステファン・ボガルトベバリーの父
モリー・アトキンソンエディの母



<ストーリー>
静かな田舎町で児童失踪事件が相次いで発生。弟が消息を絶ち、悲しみに暮れるビルの前に突如“それ”が現れる。ビルは仲間と共に“それ”に立ち向かおうとするが…。

子供が消える町に、“それ”は現れる。

―感想―

ニューキッズ・オン・ザ・ブロック!!
懐かしいなあ、86年言うたら彼らの全盛期やん。
俺も好きで聴いてましたわ。
代表曲は「Step By Step」だけど、個人的にお気に入りは「Tonight」なんよね。

騙されたと思って観てみて、男性アイドルグループらしいポップなメロディが癖になるはず。
結構ヒット曲も多いです。

スティーヴン・キングの原作を再映画化。
TVM版はかなり長い尺を使っての、子供時代、大人時代を1本に纏めてましたが、今回のはchapter1となっており恐怖に打ち勝って“それ”を倒そうとする少年少女の勇敢な姿を描いております。
導かれるようにして集まった「ルーザーズ・クラブ」の少年少女にはそれぞれのトラウマを持っており、“それ”はその部分を突くようにして様々な姿に変えながらじわじわと追い詰め苦しめていく。

目の前に突然、ゾンビみたいなおっさんが現れたらそりゃ腰抜かすよ、まして子供なんだし、ビビっちゃうのも当然。

一人の力では“それ”には立ち向かえない。
恐怖に慄く各々だったが、団結すれば邪悪な者に対抗する力は膨らみ、必ずや“それ”を打ち負かせられるという結論に達し自信を取り戻していく。
他人に化けたり、狭い箱の中から出てきたり、巨大化したりと、“それ”は絶対的な恐ろしさを見せつけていくが、少年達は勇気こそが勝利だと、最後には全員が集まって次々とダメージを与えていくんですよね。
何処かしら雰囲気はホラー要素が強めの『スタンド・バイ・ミー』といった感じで、思春期に体験する恐怖の冒険を仲間皆で力を合わせながら克服するといった、少し心温まるストーリーになっている点にも注目し、「もうお前なんか怖くなんかないぞ!」と吹っ切れた戦いの流れを存分に楽しんで貰いたい。


“それ”が突然見せるグロテスク本性を見て、一体本当はどういう化け物なのか、そこがとても気になってきます。
TVM版では「あれ」が最後に出てきたけれど、chapter2ではどのような怪物に変身するのか興味津々ですな。
勿論、chapter2では大人編になるんだろうね。
一旦は退かせたが、“それ”がそう簡単に諦める訳がない、少年たちは大人となって町に舞い戻り、“それ”は更なる邪悪さを身に着けて蘇る、chapter2での両者激突は更に激しさを増しそうだ!

評価:★★★☆
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メーカー:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

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関連作:
『IT/イット(1990)』(同一原作)
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)』(同一原作)
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019)』(第2作)

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切り株画像(映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』より、相手が子供であろうとも容赦はしない)

2018年02月27日 19時53分37秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
オープニングで兄が作ってくれた船を用水路に落としてしまった弟ジョージー。
さあ、返してあげるよ、と“それ”が船を差し出し、ジョージーが手を伸ばした瞬間、顔が悪魔と化しかぶり付く!

腕を食い千切られたジョージーは這いつくばって逃げようとしたが、そのまま引っ張り込まれてしまうのであった。



イジメられている黒人少年の目に入って来たのは千切れた腕を振るピエロ姿の“それ”。

3つの選択扉の一つを開けると、そこには!!


切り株度(3/5)

レヴュー:『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
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スイス・アーミー・マン

2018年02月25日 19時54分05秒 | 洋画コメディ
SWISS ARMY MAN
2016年
スウェーデン/アメリカ
97分
コメディ/アドベンチャー
劇場公開(2017/09/22)




監督:
ダニエル・シュナイナート
ダニエル・クワン

脚本:
ダニエル・シュナイナート
ダニエル・クワン

出演:
ポール・ダノハンク
ダニエル・ラドクリフメニー
メアリー・エリザベス・ウィンステッドサラ



<ストーリー>
無人島で遭難し、死を覚悟していた青年ハンク。そんな彼の前に男の死体が流れ着く。死体からはガスが吹き出しており、思い切ってまたがってみると、まるでジェットスキーのように勢いよく海面を滑り出した。死体はその後も驚くほどの多機能ぶりで、追い詰められたハンクの窮地を救っていく。やがて過酷なサバイバルの中で、2人のあいだには確かな友情が芽生えていくのだったが…。

世界が絶賛した奇想天外な
青春・サバイバル・アドベンチャー!!


―感想―

文字通りクソ過ぎて途中で寝てしもうたわ。
折角金出して借りたから、起きて最後まで観たけれど、なんやねんこれ。

ラドクリフはハリポタの幻影から抜け出したくて色んな役に挑戦してるんやろうけど、中々これといった作品に出ないなあ(俺の中ではね。他の映画ファンの印象なんか知らん)。
喋る万能死体という発想からしてシュールなのだが、展開も同じくシュールで最初から最後まで延々と続く。
そのどれもが俺から言わせたら幼稚。
台詞の多くが下ネタだらけ、というか映像も初めからラドクリフがケツ丸出しで屁をこいているし。

何でこの喋る死体が突然現れて目を覚ますのか、それらの説明は一切なしに話はどんどんおかしな方向へと進んでいきまんねん。
ハンクが女装し始めるわ、川に落ちてホモに走るわで、友情の域を超えて強烈にキモい!こいつら。
そしてラドクリフは目覚めてからやたらに質問攻めで聴いててウザイ!
一々その質問に答えるハンクも鬱陶しいし、さっさと森から脱出しろよ、何2人して恋愛ごっこやってんねん、と。

終盤まではマジでこの2人のみしか映らないから、生理的に合わないのもあってか精神的に相当きつかった。
森から抜けて初めて出会うのが、ハンクがバスの中で一目惚れした人妻サラ。
観た事のある女優だなと思ってたのだが、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(通称チア姉ちゃん)だった。
なんか昔の面影なくなったよなあ、どんどんおばちゃん化していて俺悲しいっス。
それはまあどうでもいいとして、そのサラの家族と駆け付けた警官、TVクルーの目の前でラドクリフが屁をこきながら又、海を一人で突っ走っていく。
有り得ない光景にサラの口から出た言葉は「どないやねん!(正確には違うけど)」。
ほんま、どないやねん!ですわ、何なんだよお前は!と訊ねたい心境に陥るラストシーンに俺の口は半開きだった。

友情?感動?

中坊が考えた脚本を大人になりきれない監督が大喜びして買い取って撮ったキチガイ映画だろ、こんなの。
すまん、ちょっと度が過ぎる例えをしてしまったが、取り敢えずこの監督達が「うんこ」好き、「下半身」好きなのは分かった、不快。

評価:★☆
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ボン・ボヤージュ ~家族旅行は大暴走~

2018年02月24日 13時28分23秒 | 洋画コメディ
A FOND/FULL SPEED
2016年
フランス
92分
コメディ/アクション
劇場公開(2017/07/22)



監督:
ニコラ・ブナム
『世界の果てまでヒャッハー!』
脚本:
ニコラ・ブナム
出演:
ジョゼ・ガルシアトム
アンドレ・デュソリエベン
カロリーヌ・ヴィニョジュリア
ジョゼフィーヌ・カリエリゾン
スティラン・ルカイユノエ



<ストーリー>
待ちに待った夏休み。コックス一家はおじいちゃんと共に、パパ自慢の新車でバカンスへと旅立つ。しかし出発直後、ブレーキが制御不能になりハイウェイを大暴走する。

―感想―

『ヒャッハー!』シリーズの監督なのでぶっ飛んだ笑いを多く期待したんだけどな、そんなに声出して笑うシーンがなかった。
まあある意味、登場人物全員がぶっ飛んでいたけれど、キャラ設定が悪いわ。
どいつもこいつも態度が悪すぎるから好感が持てない事で笑いたいのに笑えないものがある。

終始ハイウェイを時速160キロで爆走するのは映像的に楽しいんだけれど、なんか全体的に作りが惜しい。
例えば当て逃げされて激怒したおっさんが追跡してくるのも、もう少し上手く絡められなかったのかなあとも思うし、出発前に爺が便所詰まらせて浸水させる件も、何も知らずに帰宅した家族が啞然とするとかそういうオチに繋げるとかにすれば良かったとも思える。
『ヒャッハー!』シリーズは次々とよくこんないい意味でくだらないギャグを思いつくものだと感心したのだが、この作品は新車が制御不能になる部分だけが活きていて、後に続くはずの笑いが今一歩だった印象が強かった。
けど、暴走を結果的にどう止めるのか、そこは凄く気になったし、その結果となる描写は予想の斜め上をいっていて満足のいく形だった。

評価:★★★
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