銀幕大帝α

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アビゲイル

2024年12月19日 15時32分23秒 | 洋画ホラー

ABIGAIL

2024年

アメリカ

109分

ホラー/サスペンス/アクション

R15+

劇場公開(2024/09/13)

監督:
マット・ベティネッリ=オルピン
タイラー・ジレット

『スクリーム6』

出演:
メリッサ・バレラ・・・ジョーイ
ダン・スティーヴンス・・・フランク
キャスリン・ニュートン・・・サミー
ウィル・キャトレット・・・リックルズ
ケヴィン・デュランド・・・ピーター
アンガス・クラウド・・・ディーン
アリーシャ・ウィアー・・・アビゲイル

ジャンカルロ・エスポジート・・・ランバート

<ストーリー>

大富豪の娘で12歳のバレリーナを誘拐した犯罪グループ。5000万ドルの身代金を手に入れるため、残された仕事は郊外の豪邸で少女の身柄を一晩監視するだけ。だがこの少女の正体、実はバレリーナ・ヴァンパイア(踊る吸血鬼)。監禁されたのは人質ではなく誘拐犯だった。誰が何のために?返り討ちにあった彼らは、24時間のサバイバルに耐えられるのか?

―感想―

「なんで顔にチ〇コ描いてんの?」

この文言が可笑しくて、リピートする度に爆笑していた俺は小学生かっww

アビゲイルを演じた女の子の演技力やね。

見事としか言いようがない、ほんま上手かった。

子役があそこまでヴァンパイアに成り切るてのは相当の覚悟と根性がなければ出来ないでしょう。

中途半端な役作りを本人自身も嫌ってたのかな、監督も妥協を許さなかったのかもしれないが、華麗に踊って掴みかかって噛み付いてと大人顔負けのアクションを生み出していたし、全身血塗れになる程の度胸も強く感じた。

挑発する際の憎たらしい顔つき(表情作り)も素晴らしい。

ニンニクも十字架も通用しない、攻撃が利く手段は陽の光と杭。

特に杭を心臓に突き刺すのは効果抜群で、一瞬にして木端微塵になっちゃう。

そう、豪快に体が爆発するので、傍にいる者は、もう内臓や血とかを全身で浴びて「きったねえ」な状態へ、この辺のグチャドロ描写に手を抜かず思い切りやっちゃう所はホラーの醍醐味として称賛に値する。

初めはアビゲイル=ヴァンパイア少女と人間数人との戦いの構図。

化け物に人間が敵う筈が無いて事で、数人が噛まれて、終盤ではヴァンパイア少女Vs.ヴァンパイア+主役の女性の構図へと転換。

かなりハイテンポで展開されていくので、体感ほんの数十分間の出来事としてクライマックスは楽しめるんじゃないでしょうか。

兎に角、色んな意味でブシャー!!てのを観たいホラー好きにはおススメの逸品だと思うな。

評価:★★★☆

24/12/19DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-12-18

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

関連作:

『女ドラキュラ(1936)』

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プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち

2024年12月07日 13時33分38秒 | 洋画ホラー

WINNIE-THE-POOH: BLOOD AND HONEY 2

2023年

アメリカ

93分

ホラー

R15+

劇場公開(2024/08/09)

監督:
リース・フレイク=ウォーターフィールド

『プー あくまのくまさん』
製作:
リース・フレイク=ウォーターフィールド

原案:
リース・フレイク=ウォーターフィールド

編集:
リース・フレイク=ウォーターフィールド

出演:
スコット・チェンバース
タルーラ・エヴァンズ
ライアン・オリヴァ
テリーサ・バーナム
ピーター・デソウザ=フェイオニー
アレック・ニューマン
サイモン・キャロウ

<ストーリー>

惨劇を生き延びたクリストファー・ロビンは町に戻り、トラウマに苦しみながら治療を続けていた。一方、さらなる獲物を求めるプーと邪悪な仲間たちは森を抜け出し、町にやって来る。

―感想―

プーがあのガタイと顔で四つん這いになって追い掛けてくる姿にちょっと笑ってしまった。

それとクリスが振り落とした斧だよね、あっさりと頭かち割られてやんの。

手で受け止めへんのかい、て思っちゃったわ。

後そのプーがまさかの、クリスにとっては誘拐された弟だったてのが判明するのは意外だったし、しかも人体実験されて生まれた怪物でしたという真実。

なんか色々と驚かされる2作目でしたなあ。

その驚かされる部分はプーと仲間たちによる大量虐殺にも受け継がれており、グロさエグさは数段にパワーアップ。

結構描写的に凄い事やっているのだけど、只見辛い!

洋画ホラー観た後の感想で散々書いているのだが、なんで暗がりの中でやるのよ、はっきりと見せて欲しいわ~それをされると猛烈に萎える。

特にパーティ参加者をメインのホールで片っ端から殺しまくるシーンなんかは影だけの表現だったし。

そこはきちんと映すべきでしょうよ、一番盛り上がる場面じゃないか。

前作より面白くなりそうな予感が冒頭ではしたものの、結果的にそうでもなかった第2作、殺しのシーンの演出下手さ(一部頭部破壊は作り物丸出し)を考えたら惜しい仕上がり。

でも本作から本格的参加となったティガーが思いの外プーよりもハッスルして暴れまくっていたのは良かった。

普通に生きていて保護されていたクリスの妹も含めて幼い子には手を掛けないてのはプーなりの優しさなのかしら(幼少時に誘拐されたという記憶が温情を生みそうさせた?)

で、プーはあんな無惨な状態になったのに、謎の力で復活させられる様で・・・。

最早プーも、ジェイソンやブギーマンといった歴代の殺人鬼とは相も変わらぬ存在になってしまいましたなあ。

評価:★★★

24/12/07DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-12-04

メーカー: アルバトロス

関連作:

『プー あくまのくまさん(2023)』
『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち(2023)』

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胸騒ぎ

2024年11月17日 16時33分17秒 | 洋画ホラー

SPEAK NO EVIL

2022年

デンマーク/オランダ

97分

ホラー

PG12

劇場公開(2024/05/10)

監督:
クリスチャン・タフドルップ

脚本:
クリスチャン・タフドルップ

出演:
モルテン・ブリアン・・・ビャアン
シーゼル・シーム・コク・・・ルイーセ
フェジャ・ファン・フェット・・・パトリック
カリーナ・スムルダース・・・カリン
リーヴァ・フォルスベウ・・・アウネス
マリウス・ダムスレフ・・・アーベル

<ストーリー>

イタリアでの休暇中、デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦と出会い、意気投合する。後日、その夫婦から自宅に招待されるが…。

誰にも言えない、届かない

―感想―

なんなんこれ。

そもそも、良く知りもしない夫婦の家にホイホイ行くなよ。

そこで異常さを感じたなら、さっさと帰りなさいよ。

いや、黙って帰ろうとはするんだけどね、何でか戻るのよ。

幾ら娘が大事にしているからって、そんなぬいぐるみの為に引き返すか?

つかそんなに大事ならずっと抱いてなさいよ、直ぐに無くす癖、どうにかならんのか娘。

で、引き返した後は「わーい!」て楽しそうにプール入ったりして、どないやねんと。

危機意識があるのかないのかよくわっかんね。

(逃げる)チャンスは幾らでもあったと思うよ。

けどさあ、なんで車が立ち往生したからって、あの夫婦に連絡するのさ、意味分からん。

「来てくれてありがとう」

じゃないんよ、これからどうなるのか、先の事全く考えてないだろ。

娘が連れ去られそうになっても(舌ちょん切られる、あれは酷い)、母はギャーギャー叫んでいるだけ、父は無抵抗。

つっかえねえなこの家族の大黒柱は!

相手が銃を持っているとかならまだ理解出来るが、武器らしいものは舌切った時に使ったハサミくらいなもんでしょ?

反撃しろよ、抗えよ、何を真面目に服脱いでるねん。

だから旦那のきったねえ粗チンを世界に晒す羽目になるんだよ(ボカシ入れんのかいっw)。

なんつうか、確かに胸糞映画ではあるんだけど、俺はターゲットとなった家族の言動に終始苛々しっ放しだったわ。

特に父親。

こんな涎と涙をダラダラと流しているだけの男でも家族を持てるのだから、まだ結婚出来てないお前らでも希望はあるぞ!

処であっち側の夫婦の目的というのがイマイチ分かり辛い。

他人の子供を(喋らなくさせて)浚い、育てているみたいなのだが、目標とする部分、着地点というものがまるで見えてこない。

この辺の描き方が曖昧過ぎるというか、雑過ぎるというか、物語の一部としてちゃんと説明が成し得てないのはモヤッとするし、好きじゃない。

評価:★★★

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メーカー: シンカ

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『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族(2024)』(リメイク)

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サンクスギビング

2024年11月10日 16時57分26秒 | 洋画ホラー

THANKSGIVING

2023年

アメリカ

106分

ホラー

R18+

劇場公開(2023/12/29)

監督:
イーライ・ロス

『デス・ウィッシュ』
製作:
イーライ・ロス

原案:
イーライ・ロス

出演:
パトリック・デンプシー・・・ニューロン保安官
アディソン・レイ・・・ギャビー
マイロ・マンハイム・・・ライアン
ジェイレン・トーマス・ブルックス・・・ボビー
ネル・ヴェルラック・・・ジェシカ
リック・ホフマン・・・トーマス・ライト
ジーナ・ガーション・・・アマンダ

<ストーリー>

感謝祭発祥の地・プリマス。1年に1度の祝祭で人々が沸き立つ中、女性が何者かに惨殺される。その後も住民たちが感謝祭の食卓に並ぶご馳走を模した残酷なやり方で殺害され…。

食材<ターゲット>は、住民。

隠し味は、復讐――。

―感想―

開店前にはきちんと並んで待つ日本人と違って、アメリカ人の民度が如何に低いかが垣間見える阿鼻叫喚なオープニング。

ここでの死亡事故を機に連続殺人が始まる訳ですが、あの場所に居た関係者や若者達等の主要人物の中に犯人が居るのは確実。

さてそれはだ~れだ?となる所は『スクリーム』に通じるものはある。

そこにプラス、イーライ・ロス流のゴア描写がこれでもかと付け足され、鑑賞者は要所要所でゾクゾクしつつも犯人捜しに頭をフル回転させられるんですなあ。

このシーンが出てきた瞬間、俺はピンッと閃いたね。

野球のボール・・・妙だな・・・あっ、犯人あいつやん!!

となると、動機だよな、それは流石にちょっと俺の頭では分からんぞ(さあはよ教えろワクワク♪)

って、犯人お前かいっ!

俺の予想、思い切り外れとるやないかい、何が「閃いたね」だ、恥ずかしい。

くそっ、完全に監督のミスリードに誘われてしまったわ。

とまあそんなこんなで「騙された」という意味でも楽しめたし、そこまでする必要があるのかと思う位のグロ映像にも楽しめたしで、前述したように『スクリーム』系の犯人捜し映画が好きな人なら面白く観れるんじゃないでしょうか。

後は、俺みたく殺しのレパートリーに堪能出来れば作品に対する印象は万事オーケー。

評価:★★★☆

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プッシーケーキ

2024年11月09日 13時03分06秒 | 洋画ホラー

EMESIS/PUSSYCAKE

2021年

アルゼンチン

86分

ホラー

R-15

劇場公開(2024/01/26)

監督:
パブロ・パレス

出演:
マカ・スアレス
アルダナ・ルベルト
ソフィア・ロッシ
アナイ・ポリティ

<ストーリー>

人気低迷中のガールズロックバンド・プッシーケーキは、人気を取り戻すためにツアーを組むことに。しかし、たどり着いた先には誰もおらず、途方に暮れていると…。

―感想―

とりあえず何でもかんでもぶち込んどけ、みたいなふしはあるよね。

ミルク吐くヤツにミルク飲ませちゃいかんでしょw

結局何者だったのか分からなかった怪人がスローと共にトルネード回転しながら家の中へとダイナミック訪問した時は、てっきり助太刀的な主人公側の味方なのかと思った。

いや、戦うんかいっ。

これ、主人公側が勘違いしている様な気もする。

本来なら共闘する立場なのだけど、仲間を連れ去ったりしようとするから一応言葉も通じないみたいだし戦っておく?みたいな。

ボウガンに矢をセットするのに、やたらと時間が掛かるてのは非力な女性ならではのあるあるだよね。

で、こいつの目的はゾンビの頭にへばりついているカブトガニみたいな寄生虫に用があるみたいだが、それをどうするのかがまるで見えてこないし、ゾンビはゾンビで人間を襲ったら必ずと言っていい程に口から大量の白濁液を噴射させて顔射するし(された側は特にどうなるって事はない)、砂浜には大勢の人間が首から下まで埋められているしで、思いついた事を勢いだけで撮って、肝心な説明は全く無し。

それはダメだろ。

だから俺からしたら一体何を見せられているんだ?といった心境にしかならなかった。

冒頭で少年が動かした、これまた謎のマシーンも用途不明過ぎ。

若手のガールズバンドの面々がワーワーキャーキャーしている絵面だけは楽しめたけど、全体的な印象はきったねえ映画だったなといった感じ。

評価:★★

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