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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
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フンパヨン 呪物に隠れた闇

2025年02月11日 17時44分00秒 | 亜細亜ホラー

HOON PAYON

2023年

タイ

107分

ホラー

劇場公開(2024/07/05)

監督:
ポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン

出演:
プーンパット・イアン=サマン
プーウィン・タンサックユーン
クナティップ・ピンプラダップ
タソーン・クリンニウム
プーリパット・ウェーチャウォンサーデーチャーワット

<ストーリー>

出家した兄のティーに会うため、ドンシンタム島の寺院を訪れた若者ターム。彼はそこで、ティーが前の僧院長を殺して逃亡したとの噂を耳にする。噂を信じないタームだったが、やがてフンパヨンを巡って島で次々と恐ろしいことが起こり、真相を突き止めようと立ち上がった彼にも危険が迫っていく。

―感想―

レンタル版なくて、セル版オンリーの作品て余り良い印象がないのだが。

まあでも俺が好きなホラーだし、そこそこジメッとしたアジアンテイストな空気感が味わえたらそれでええかなと思って購入。

う~ん、正直これもハズレでしたかな。

そもそもろくな登場人物がいやしない。

寺が舞台となっているので坊主がわさわさ出てくるが、こいつら仏から何を学んだのかと、クズばっかりやないか。

画面は暗過ぎるし、ちっとも怖くはならないし、何時これ面白くなるんだろうと不安になりながら観ていたら、ラストだけ!急に盛り上がった(笑)。

オチ、というかどんでん返し有りきの内容やね。

このオチが無かったら、どうしようもなくつまらんまま観終えてたと思う。

恐怖演出なんてレトロな手法を用いているから、全然予算掛けてねえなあと。

CG位多用せえよ、て思っていたらラスト周辺にだけ使っていた(多分この為に取って置いた予算だったのかもしれない)。

ヒロインは一応居るが中盤に入る前に退場しちゃうので、ほぼほぼ男だらけで物語を進めていく、あーむさくるしい。

そういう意味では、期待したジメッとした空気感は無かったけど、ムワッとした空気感はありました(そんなの要らんw)。

評価:★★★

25/02/11DVD鑑賞(新作)

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販売開始日:2025-01-15

メーカー:TCエンタテインメント

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呪葬

2024年12月22日 17時24分51秒 | 亜細亜ホラー

頭七/THE FUNERAL

2022年

台湾

103分

ホラー

劇場公開(2024/07/12)

監督:
シェン・ダングイ

出演:
セリーナ・レン
チェン・イーウェン
ナードウ
ウー・イーハン
チェン・チアクエイ

<ストーリー>

祖父が亡くなり、実家に戻ったチュンファと娘のチンシェン。ふたりは初七日まで過ごそうとするが、不気味な悪夢に悩まされ、家にはびこる怪異に疲弊していく。

帰ってきてはいけない
この家は何かおかしい――

―感想―

俺的には中々面白く観れた作品だったけれども、もう少し怖さ的なものを演出出来なかったのかなあと、そこが勿体ないというか惜しい。

幽霊の足ばかり映されてもねえ。

音で驚かすタイプで、所謂ジャンプスケアに特化した部分が多かったが、幽霊よりも怖いのは生身の人間てのはよくあるパターンではあるものの、凄く親切な身内が悪で、凄く不親切な身内が善だったてのは俺自身がそこを読めてなかったのもあって展開としては強く引き込まれました。

厳格なお父ちゃんやお姉ちゃんから「なんで帰ってきた」「この家から出ていけ!」と執拗に言い寄られた意味てのは終盤になって判明し、実はそのお父ちゃんもお姉ちゃんも、そしてお母ちゃんも・・・てのは主人公からしたら本当は自分の事を愛してくれていたから故の家から遠ざけようとしていた理由そのものが納得出来た分、悲しみが爆発するのも自然な流れだよなあ。

そこに居ると思っていた者が実は居なかった、この辺何となく『シックスセンス』を思い起こされたね。

最初はいけ好かない家族だなあと思いながら観ていましたが、結果的には娘に対した優しさに包まれた家族でありました、勿論お爺ちゃんも。

主人公の一人娘は腎臓病を患ってたものの、ラストで移植成功してたのは、母親から提供されたでよろしい?

でも、高額な医療費は・・・遺産を全部ゲットしたのがその娘て事なんだろうか、親族全員亡くなったからそうなるのは分るけど・・・。

因みに本作は本国で大ヒットした事もあり、ゲーム化もされております。

そちらはPC版しかないので、俺は遊べませんが、PS5版がもし発売されたら遊んでみたいですね。

今作の可愛い子役図鑑

シングルマザーである主人公が女手一つで育てた娘のチンシェンちゃん。

素朴で純朴で芋っぽい容姿が俺的に好み。

只、最後は闇落ちして欲しくなかったなあ。

評価:★★★☆

24/12/22DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-12-20

メーカー: ファインフィルムズ

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DAY ZERO デイ・ゼロ

2023年11月19日 18時04分51秒 | 亜細亜ホラー

DAY ZERO

2023年

フィリピン

82分

アクション/ホラー

劇場未公開

監督:
ジョーイ・デ・グスマン

出演:
ブランドン・ヴェラ
ペペ・ヘレーラ
メアリー・ジーン・ラスティモーザ
ジョーイ・マルケス

<ストーリー>

刑期を終えて出所した元エリート兵士のエモン。だが、謎のウイルスにより世界は大混乱に陥っていた。愛する家族を救うため、彼は特殊部隊のスキルを活かして奔走する。

―感想―

フィリピンという小汚くて狭苦しい建物内(失礼なw)が逃げ場を失う、逃げ場に迷うという意味では、ゾンビがダッシュ系というのもありハラハラ感と極度の緊張感があって凄く良かった。

刑務所から逃げ出せた凸凹コンビの2人が、主人公の妻と娘を探しに、ゾンビの群れを掻い潜りながら何とか見つけ出すまでが中盤。

主人公には愛する者が居るが、相棒の方は完全に独り者て事で失うものはなしと、刑務所内で何かと面倒見てくれた主人公に対して恩返しする形で特攻していく場面は胸アツ。

そして変わり果てた相棒を見付けて悲嘆に暮れながら止めを刺す場面は感動ものである。

主人公は特殊部隊に居たという経歴があり、色んな武器を使って、狭い通路で愛する妻子を守るために戦い続けるけれど、経歴通りの強さ。

その際のカメラワーク含めた見せ方が秀逸で、主人公の巧みな戦術というものを映像としてスタイリッシュに上手く引き出している。

そんな例え相手がゾンビだろうとも物怖じしない主人公も、ちょっとした油断で噛まれちゃうと、幾ら屈強の肉体を持っていようとも「感染」の力には勝てないてのは悲しいよね。

「皆さん希望を捨てないでください」

ラスト、ラジオ放送で、そのようなニュアンスの言葉が流れるが、全く希望もへったくれもない、ある意味バッドエンド的な終わり方は個人的に好みだった。

主人公はゴツイ男だけど、割とイケオジ風、その妻はおっπのデカさが光る美人系、その2人の幼い娘は・・・

今作の可愛い子役図鑑

ジェシー役を演じた子役ちゃん。

めっちゃ可愛い!

そりゃこんな可愛い実子が自分の帰りを今か今かと待っているのかと考えると、俺でも必死になって家まで全速力で目指すわ。

娘がろうあ者という設定は、物音を立てなければ襲い掛かってこないというゾンビの習性において、手話で会話して難を逃れるといったスリルさもあり、又それとは別に父子での手話にて感動を生む切っ掛けも作っていて、映画内でしっかりと設定活用されていたのは好印象でした。

もう一回、書いておく。

娘ちゃんが激カワ!!

評価:★★★☆

23/11/19DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-11-08

メーカー: アドニスSQ(アメイジングD.C.)

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グアイウ 地下鉄の怪物

2023年10月15日 17時58分57秒 | 亜細亜ホラー

CIRCLE LINE

2023年

シンガポール

80分

ホラー/アクション

劇場公開(2023/07/14)

監督:
J・D・チュア

出演:
ジェセカ・リウ
アンディ・チェン
ピーター・ユー
パトリック・ペイシュー・リー

<ストーリー>

終電で帰宅する乗客を乗せた地下鉄が突如制御不能となり、使われなくなったトンネルへ進入する。停車したその場所は、未知の怪物の巣窟となっていた。

―感想―

怪物にさらわれた息子を探し出し身をもって守ろうとする姿と、怪物にも子供がおり何かと気にしている姿、この二つが対になってるんやね。

だからクライマックスでの主役である母親の言葉に重みがあり説得力がある。

絶対に自分が犠牲となっても我が子の命だけは救うという母としての強さ、逆に子供はほったらかしにし人間を襲う事に躍起となっているだけの怪物。

この時点で勝算は人間側に軍配。

怪物を自分に集中させながら、隙が出来た瞬間、怪物の子を火だるまにさせる作戦はお互いに子を持つからこそ瞬時に生まれたアイデアと言っても良いでしょう。

仮に向こうが1匹だけだったら、又違う考えを思いつかないと勝ち目は呼び込めなかっただろうなあ。

てっきり中国映画なのかとばかり思っていたが、珍しいシンガポールの映画でしたか。

怪物のCGクオリティはシーンに自然と溶け込み全く違和感のない出来。

パニック的には、停車した電車に怪物が窓から入り込み、取り残されていた乗客を血祭りにあげるのがピーク。

後は人間ドラマと少しのアクションに割り振りさせた怪物映画って感じでした。

動物を飼うのは勝手だが、手に負えなくなったからといって捨てる勝手は許さないぞ、そんなメッセージ性を入れている様で余り関係ないような気もする、その辺の描き方が浅い。

評価:★★★

23/10/15DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-10-13

メーカー: ツイン

情報<カリコレ2023>

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霊幻道士XIII 鳳凰キョンシーの襲来

2023年08月12日 20時07分31秒 | 亜細亜ホラー

僵尸山雀/ZOMBIE CHICKADEE

2022年

中国

85分

アクション/ホラー/コメディ

劇場未公開

監督:
ホアン・カイ

出演:
チン・シュウホウ
ワン・ユンファン
フー・メイシュアン
ヒネル・ピナ・マヌエル
クロレンコ・ティムル

<ストーリー>

古くから鳳凰の言い伝えがある鳳凰島で、謎の殺人事件が起こる。獣になぶり殺されたような跡がある死体はキョンシー化。犯人は、キョンシー化した伝説の鳥・鳳凰で…。

―感想―

ヅラだけにトンヅラだよ

駄洒落を言うのこれともう一つだけだった。

あれ?おかしいぞ。

これまでの「霊幻道士」に比べたら圧倒的に不真面目感がない。

弟子はトンマ、警察は間抜けがセオリーだったはずが本作では何故だか弟子が2人から1人に減り、ある程度有能、警察のお偉いさんは堅物。

真面目かっ!

いや、こういうのもたまにはいいんじゃないかな、良い意味でそれまでのイメージが覆されたというか新鮮味を抱きながら観れたわな。

幻覚だったとはいえ、大人数のキョンシーと対峙する際の道士の動きがキレッキレでもうほんとカッコイイ。

最早このキョンシーと対したアクションが観れないと「霊幻道士」とは言えないまでになっているよね。

本作のホラー要素は、人間を捕えて人体実験を繰り返すマッドドクターにあるものの、その行為が親子愛にも通じているので複雑な気持ちにはさせられた。

後、絆とか情とかにも触れているので、割と物語性重視で作られたんじゃないかなとは思った。

「霊幻道士」シリーズを観続けているファンならば、これまでとは又違った趣向・演出方法に楽しめるんじゃなかろうか。

評価:★★★

23/08/12DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-08-02

メーカー: アット エンタテインメント

関連作:

『霊幻道士(1985)』(シリーズ第1作)
『霊幻道士2/キョンシーの息子たち!(1986)』(シリーズ第2作)
『霊幻道士3/キョンシーの七不思議(1987)』(シリーズ第3作)
『霊幻道士・完結編/最後の霊戦(1989)』(シリーズ第4作)
『霊幻道士5/ベビーキョンシー対空飛ぶドラキュラ!(1989)』(シリーズ第5作)
『霊幻道士6/史上最強のキョンシー登場!!(1992)』(シリーズ第6作)
『霊幻道士7/ラスト・アクション・キョンシー(1992)』(シリーズ第7作)
『霊幻道士8/空飛ぶドラキュラ・リターンズ(1993)』(シリーズ第8作)
『霊幻道士Q 大蛇道士の出現!(2018)』(シリーズ第9作)
『霊幻道士X 最強妖怪キョンシー現る(2019)』(シリーズ第10作)

『霊幻道士XI 燃えよ!九叔道士の桃剣(2021)』(シリーズ第11作)
『霊幻道士XII 英叔復活だョ!全員集合(2021)』(シリーズ第12作)
『霊幻道士XIII 鳳凰キョンシーの襲来(2022)』(シリーズ第13作)
『霊幻道士 こちらキョンシー退治局(2017)』(番外編)
『霊幻道士 帰ってきた九叔道士(2020)』(番外編)

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