銀幕大帝α

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ジャーマン・ゾンビ

2009年08月31日 23時47分27秒 | 洋画ホラー
HUNTING CREATURES/04年/独/73分/オリジナルビデオ
監督:アンドレアス・ペイジ
出演:アンドレアス・ペイジ、オリヴァー・ケーリック、ボリス・ハンスマン

<ストーリー>
秘密実験の影響で住民たちがゾンビ化した町で、研究者とギャングら生存者が生き残りを掛けた死闘を繰り広げる。
<感想>
『ギリシャ・ゾンビ』『パキスタン・ゾンビ』に次ぐ国名?ゾンビ映画第三弾(勝手に命名)です。

ドイツと言ったらスプラッター
スプラッターと言ったらドイツ

と比喩される位、ホラー特にエログロホラーが盛んな国から届けられた本作。

はっきり言います。

学生映画並の酷さです(笑)。

ビデオ撮りの安っぽい画質、素人臭い演技をする出演者たち、意味不明なストーリー。

ラストは一体どうなったのかさっぱり分かりません。
終盤で主人公が代わってますし。
てか、お前誰?ってな奴がエンディングを締めくくる訳の分からなさ。

爆発した箱の中身はなんですか~??

もうね、酷いを通り越して苦笑しちゃうんですけど、何故か飽きない&惹きつけられるパワーはありました。

素人ならではのパワー。
素人でしか思いつかないようなパワー。

いきなり頭の上に?マークが出てきちゃうんですよ。
意味も無く延々とゾンビを日本刀で細切れにしている様子を流しているんですよ。
ゾンビが人間を貪っている姿を長々見せられるんですよ。

いや~只只「なんちゅう映画やねん!」と(爆)。

作品としては最低ですけど、監督含めスタッフサイドの無駄にゾンビ愛を込めて強引にグロく作り上げた意気込みだけには感服させられました。

評価:
09/08/31DVD鑑賞
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血のバレンタイン

2009年08月30日 16時23分46秒 | 洋画ホラー
MY BLOODY VALENTINE/81年/加/91分/劇場公開
監督:ジョージ・ミハルカ
出演:ポール・ケルマン、ロリ・ハリアー、シンシア・デイル、ニール・アフレック

<ストーリー>
愛の記念日に、ツルハシ片手の炭鉱夫殺人鬼が大暴れする。
<感想>
観る順序が逆になっちゃったけれど、リメイク版が頗る面白かったので、初DVD化という事で初めてオリジナルを鑑賞。

いや~つまらん。

どうやら残酷シーンカット版らしいです。
今の時代にそんなヴァージョン出すなよ。

もうね、『死霊のえじき』最終版を観ている気分がして萎える、萎える。

残酷シーンをカットしちゃったら、単なるイカレタ炭鉱夫がツルハシ持って暴れているだけやん。
となると、見所皆無だから、展開が冗長過ぎて眠気が・・・zzz

リメイクを観ているから、犯人の正体を知った所で、然程驚きも無く。

殺人鬼の炭鉱夫姿はビジュアル的には怖くて、何となく格好良いと思ったのと、殺されかけたのに、「助けなきゃ!」って埋もれた殺人鬼に駆け寄るヒロインのどうしようもない頭悪そうな部分に★それぞれ一つ献上。

関連作:『ブラッディ・バレンタイン』(リメイク)

評価:★★
09/08/30DVD鑑賞
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マーダー・フィルム

2009年08月30日 15時59分46秒 | 洋画ホラー
MIDNIGHT MOVIE/08年/米/80分/劇場未公開
監督:ジャック・メシット
出演:レベッカ・ブランデス、ダニエル・ボンジュール、グレッグ・シラルニック

<ストーリー>
高速で回転するスクリュー状の武器を片手に、残虐の限りを尽くす殺人鬼。生き残る道は只一つ、フィルムを止めることだった。
<感想>
映画館で上映されている、そのカルト的なホラー映画ってな作品が見た目ツマラナさそうで(笑)。

スクリーンから殺人鬼が飛び出して来て観客を殺し、殺された者はスクリーンに引き込まれるというアイデアは中々の面白さではあります。

「おい!俺たちのダチが出てんよ!!」
「マジで~、超ウケる~」
「これってドッキリ??カメラ何処?何処?」

アホですわ。

いやいや、でも結構楽しめました。

只、人を殺す為だけに開発?されたとしか思えないドリルで、人間の腹をぶち破っり、内臓が溢れるようにこぼれ出すとかもうグロくて最高。

映画外で殺されても、映画内では死んでいない。
この現実と非現実の境目の描き方も斬新でいいんじゃないですか?

恐怖心を嗅ぎつけて殺人鬼が近づいて来る、又は現れるというのも奇抜な発想ですよね。

兎に角、役に立たない警官を含めて、能天気な若者たちがザックザク腸出しながら殺されていくので飽きはしないし、ある意味笑える感覚で楽しめます。

どうすれば殺人鬼を止められるのか。

うん、答えは簡単やね。

証言者として確保された少年だけれど、ありゃ、精神病院送りやろな~。

私的には図体でかく、顔も厳つい、けど閉所恐怖症なバイクマン・ハーレーがお気に入り。
恋人を見殺しにするような野郎はぶん殴るという、正に男の中の男!といった熱い心を持っている部分に共感しちゃったんだよね~。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★☆
09/08/28DVD鑑賞
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ウルフクリーク 猟奇殺人谷

2009年08月30日 15時18分58秒 | 洋画ホラー
WOLF CREEK/05年/濠/99分/劇場未公開
監督:グレッグ・マクリーン
出演:ジョン・ジャラット、カサンドラ・マグラス、ケスティー・モラッシ、ネイサン・フィリップス

<ストーリー>
オーストラリアの人里離れた大地で立ち往生したバックパッカーの男女3人に声をかけたのは、善良な男を装う猟奇殺人犯だった。
<感想>
猟奇犯罪実録モノです。

タイトルが出るまでが10分、事が始まりだすまでが40分。
前置きが異様に長過ぎ(笑)。
終盤に繋がる話であればまだ良いけど、宇宙人の話とか、クレーターでノホホン&イチャイチャとか、もうどうでもいいよ~。
あ!ビデオカメラに一瞬だけど伏線らしきモノが映りますけどね。

さ~てと・・・。

この作品、終盤が異常です!!
もう人間の常識範囲超えてますから!!!

ハッピーエンドを望んでいる人にはオススメできません。
本作に救いを求めては駄目です。
もうね・・・気持ちがズ~ンって重くなりますから。

ヒロインがヒロインじゃないですし。
ヒロインという扱いされてませんもん。

ヒロインだから助かる。
ヒロインだから相手をやっつける。

そ~んな甘い考えもっていたら私みたく「うわ~」ってなっちゃいますよ。

反撃した者は殺される。
何もしなかった者は救われる。

よくあるホラー・サスペンスの常識を覆しているという点に関しては驚きを隠せないですけど、後味は超最悪です。

いや~な気分にさせられたけれど、当分頭から離れない衝撃さはありました。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★☆
09/08/27DVD鑑賞
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関連作:
『ウルフクリーク 猟奇殺人谷(2005)』(第1作)
『ミック・テイラー 史上最強の追跡者(2013)』(第2作)
コメント (4)
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ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー

2009年08月24日 23時31分09秒 | 洋画アクション
STREET FIGHTER: THE LEGEND OF CHUN-LI/09年/米/97分/劇場公開
監督:アンジェイ・バートコウィアク
出演:クリスティン・クルック、マイケル・クラーク・ダンカン、ニール・マクドノー、タブー、クリス・クライン、ロビン・ショウ

<ストーリー>
春麗(チュンリー)が、父をさらった悪の秘密結社シャドルーに立ち向かう。
<感想>
うん!面白かったですよ。

バズーカ砲やら銃をぶっ放し、怪力をあまり使わないバイソン。
素顔は美しいと思っていたら、普通にブサイクだったバルログ(しかも瞬殺。弱っ!)。
爺さんではなく白髪のおっさんなゲン。
宙に浮かないベガ(無駄に強い)。

と、原作に捉われずにオリジナルなキャラ設定にしたのは良かった。
変にオリジナルに忠実にしてしまうとかえって可笑しくなる場合もあるからね。
というかそうなる可能性の方が高くなる。
ヴァン・ダム版とかさ。

主人公チュンリーを演じたクリスティン・クルックは悲しみを背負う闘う女戦士として役に成りきっていましたよね。
顔も私的に好みでしたし、自らスタントしたアクションもキレがあって決まってました!!

チュンリーの代名詞であるチャイナ服を着ていなかったのは残念ではあったけれど、そうしてしまうとビジュアル的に変になっていたであろうから、無理にコスプレしなくて正解。
けど、オリジナルに敬意を払っての団子髪も観れたし、なんちゃって百裂脚やスピニング・バード・キックも披露してくれて満足ッス。
基本はサマーソルトキックでしたけれど、これはこれで中々の格好良さがあって、敵に華麗に決まった時は痛快でしたね~。

流石に気功拳を発動した時はアニメチック過ぎて苦笑しちゃったけれど、その後に父の敵と足で首をへし折る情け無用な姿には感動すら覚えちゃったよ。

ヴァン・ダム版で腰砕きを食らった方は是非本作を!

しかし吹き替えで観る事はオススメしません。
何てったって千原兄弟ですから(笑)。

私的好みになっちゃうけれど「ザ・レジェンド・オブ・さくら」ってのも観てみたいなぁ。
同じ監督で作ってくれないかな~。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
09/8/24DVD鑑賞
格闘技アクション・アドベンチャー クリスティン・クルック マイケル・クラーク・ダンカン ストリートファイター DVD新作
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