現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

DRAGONBALL EVOLUTION

2009年03月22日 | 映画
観ようかどうしようか散々迷った挙句、やっぱり観ておこうと思い映画館へ。

さて、その感想は…。
映画としては、それなりかなぁ。思っていたよりは悪くなかった。ただし、“DRAGON BALL”の冠が付いていることを除けば、ネ。まぁ、それが一番重要なことなんだけどサ。

徐々に実写版の情報が明らかになっていた頃、悟空が学生という設定を知って、オイオイと思ったけど、実際に見てみたら、さほどおかしくはない。何でかなぁって思ったら、悟天っぽいからだと気付いた。

そう、悟空が学生っていうと明らかに違和感があるけど、原作ラストの頃の悟天みたいだと思ったら少し納得。もしくは、素性を隠してサタンシティーのオレンジスターハイスクールに通い始めた頃の悟飯とかね。

ドラゴンボールと名前が付く以上、全体的な違和感はどうしても残ってしまうけど、何となく完全否定には至らなかった。違和感があるのは、どうしようもないことだろう。

軽くネタバレになってしまうけど、ラストに“まだ戦いは終わってないよ”的なシーンがあって、「まさか続編考えてないよね?」っていう心配が…。

今回の実写版ドラゴンボールに、クリリンが関わってなくてある意味安心していたんだけど、もし万一続編があって、変な設定でクリリンが出て来たら嫌だなぁ。

… …

それはそうと、この映画の主題歌になっている浜崎あゆみさんの「Rule」の初回限定盤を購入。



ファンの方には申し訳ないけど、購入目的は100%鳥山明先生オリジナルデザインのCD。てっきりジャケットがそうなのかと思っていて見過ごしそうだったけど、ジャケットではなくCDそのもののデザインだったのネ。(写真のリンク先にそっちの画像を…。)

鳥山明先生の作品にそのまま出てきそうなキャラクターとは、ちょっと違うという感じの仕上がりで、なかなかイイ絵だと思う。
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20世紀少年 第2章

2009年02月08日 | 映画
ご存知、映画「20世紀少年 第1章」の続編。第2章では、2000年血の大晦日以降、“ともだち”に支配された2015年を舞台に、高校生になったカンナの活躍を描いている。

第1章を観て、あまりに続きが気になったので原作に手を出したけど…。正直、映画は映画で楽しんでから原作に手を出すべきだったと今更ながらに後悔している。

2015年の話を第2章に詰め込んでいるため、かなり場面を端折っていて、序盤から本編のはずの第2章をダイジェストで観ているような感覚に陥ってしまった。その後、原作と映画の構成の違いばかりが目に付いて、いまいち楽しめなかった。

まあ、“映画”だから、構成の違いはあって当然なんだけど、大事な場面までなくなっていて、展開に無理がある気がした。あれじゃー、ホントにただの危ない宗教でしかないヨ。

原作でも危ない宗教って感じはかなり強かったけど、それでも世界中がともだちによって助けられたという事実がしっかりと描かれていたから、2015年という原作の世界に納得出来ていたんだと思う。
映画ではその部分があまりハッキリしていない上に、ともだちが奇跡を起こす過程までぼやけてしまっているから、説得力に欠ける話になってしまった気がする。

最終章は一体どんな結末になるのだろう。第2章で釈然としなかった部分を補完するような構成だったりするのだろうか。映画としてどんな結末を用意しているのか気になるところだ。
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BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ

2008年12月25日 | 映画
もうお馴染みと言っていい劇場版BLEACH第3作。

ルキアの記憶が何者かに奪われた。ルキアのことを辛うじて覚えていた一護は、ルキアとルキアに関係する全てのことを忘れてしまった死神達に追われながらも、ルキアとルキアの記憶を取り戻そうとする。

何か、随分と「ルキア」って文字を打ったな…。

基本的に“記憶を取り戻すため”の戦いであるため、強い敵と全力モードで戦うという感じではない。というのがやや不満の残るところ。ただ、その分オールキャスト揃い踏みに、比較的多く個々の動きを追っているので、キャラクターへの人気が高いブリーチならではという感じがした。

中でも今回個人的に嬉しかったのは、常にコンが一緒だったこと。前作ではコンの出番がなかったからネ。

ルキアに関する記憶がなくなったことに対して、全体的にしっくり来ない感じがして仕方なかった。でも、記憶を取り戻すクライマックスシーンが原点回帰のような締め方になっていて良かったと思えた。
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劇場版メジャー 友情の一球

2008年12月24日 | 映画
NHK教育で半年間本放送、その後半年間再放送というサイクルで続いているアニメ「メジャー」も来年の1月から5thシーズンになる。

今回の劇場版は、リトルリーグ時代を描いた1stシーズンと、中学から海堂高校時代を描いた2ndシーズンの間にあたる原作にないオリジナルストーリー。吾郎が右肩を壊してサウスポーに転向するきっかけとなった福岡時代を描いている。

2ndシーズンから現在の青年の声に変わっているため、少年吾郎の声が凄く懐かしかった。肩を壊すという結末は分かっているから、ストーリー展開は凄く単純。それでも、新しいチームでのチームメイトとの争いから、友情・信頼を得るまでの過程は、吾郎らしくて清々しい。

吾郎の父親であるプロ野球選手の茂野投手の移籍先が、実在する福岡ソフトバンクホークスだったのは、原作を知らない私でも明らかに違和感を覚えてしまったので、少し残念なところ。

明らかに子供向け映画という感じがするけど、オリジナルということもあるし、充分に楽しめる内容だったと思う。
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アイアンマン

2008年10月14日 | 映画
兵器開発で巨万の富を得ていたスタークが、自らの生み出した兵器がテロリストの武装に使われている実態を知り、今度はその頭脳を活かして、悪と戦うためのパワードスーツを作りだす。

武装集団に拉致されて兵器開発を強要されることで、兵器を売り物としてしか考えてなかった開発者から、一転してヒーローの開発に向かう転換が面白い。

とはいえ、一番惹かれたのは、ストーリー展開よりも開発に使うツールの鮮やかさだった。3Dで空間に映し出される設計図に、パワードスーツのデザインをこなす人工知能を持った助手と、未来感たっぷりの開発現場は非常に楽しそうだった。

クライマックスよりも、自分の開発した兵器を壊しに行ったり、戦闘機と追いかけっこしたり、試作段階での調整シーンなどの方が観ていてワクワクしていた。

一見ブサイクっぽいアイアンマンのデザインには、ちょっと苦笑いって感じだったけど、単純に楽しめる作品だったと思う。
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おくりびと

2008年10月12日 | 映画
ひょんなことから納棺師になった元チェロ奏者の話。

納棺師というなかなか馴染みのない職業を、決して説明臭くなく、しかもユーモアを交えながら丁寧に描いている。全編通して響くチェロの音色が切なくも優しい雰囲気を醸し出していて、とても心地良かった。

故人の尊厳を守りながら行う納棺の儀の作法には感心させられたし、遺体と、死と向き合いながら、その作法を真摯に行う主人公の姿に心を打たれた。
また、納棺という人の死と向き合う仕事を映しながら、一方で生と死を人だけでなく、“食”を通して映し出しているのが印象的だった。

主人公の新人納棺師に本木雅弘、その奥さんに広末涼子というキャスティングは、少し年の差があり過ぎるんじゃないかと思った。でも、久しぶりに見た広末涼子は、夫の仕事に嫌悪感を抱きながらも、仕事と向き合う夫の姿を見て少しずつ認めるようになる奥さんを好演していて、違和感を覚えなかった。

決してエンターテインメント性の高い作品ではないけど、生と死というものがしっかりと、かつ重過ぎずに描かれていて、観易い作品だと感じた。

… …

(追記)
主人公の父親役で出演されていた峰岸徹さんが逝去されたそうです。
ご冥福をお祈り致します。
(2008年10月13日)
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北斗の拳 ケンシロウ伝 ZERO

2008年10月11日 | 映画
真救世主伝説と銘打ったシリーズもこれで完結。

ZEROと題したケンシロウ伝は、シンにユリアを奪われたケンシロウが北斗神拳の伝承者として、救世主としての宿命に目覚めるまでを描いている。

完全オリジナルストーリーであるため、舞台の設定やキャラクターのカッコにやや違和感を持ってしまう。コンピュータで制御されたシステムや、近未来的な戦闘服など。核戦争後、僅かに残った文明の名残と言えなくもないけど、北斗の拳という作品にはアンマッチだった。

それらの違和感に引っ張られて、どこかいまいち納得出来ない感じがしてしまったが、作品として描きたいことはテーマに沿っていて納得。また、ケンシロウを導く人物に、シンの師匠を持ってくるあたりは上手いなぁと思った。

映画としてのラストは、生半可な優しさでは救世主足りえぬという本質を示すかのように、あまりに残酷な感じがしてちょっと後味が悪かった。しかし、クライマックスのケンシロウが宿命に目覚めて闘い始めるシーンは良かった。

ケンシロウ覚醒の瞬間、遠く離れた空の下、何かを感じたように描かれたラオウ、トキ、サウザーのカットもにくい演出。これをきっかけに、ラオウはトキをカサンドラへ幽閉するに至ったのだろうか。などと想像してしまう。

全体的にいまいちな感じが強く残ってしまったのは、エンディング後の映像が余分だったからかも。前半は確かに違和感ばかりでガッカリしていたけど、クライマックスからエンディングまではそれなりに見応えがあっただけに、エンディング後の中途半端な映像は不要だったと思う。

映画を観終ってからパンフを見て、違和感のあったカッコのキャラクターが「昆虫男」と書かれていて、何だか苦笑い。もうちょっと北斗らしいカッコと名前にして欲しかったなぁ

… …

参考までに過去記事のLINKを。

第1弾「ラオウ伝 殉愛の章」(劇場版)
第2弾「ユリア伝」(OVA)
第3弾「ラオウ伝 激闘の章」(劇場版)
第4弾「トキ伝」(OVA)
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WANTED

2008年09月29日 | 映画
うだつの上がらない普通の青年ウェスリーが、暗殺組織に引き込まれ、自分の運命と戦う。

とにかくアンジーの妖艶さと見事なアクションシーンに見とれてしまった。役どころとしても、最後まで自分の信念を貫いていく様がカッコ良かった。

ちょこっと笑えるポイントを入れていたりして、暗殺者としての訓練やカーチェイスなど一つ一つのシーンの見応えは充分だった。

ただ、ストーリー展開はそれほど好きじゃなくて、特に標的を織機が紡ぎ出す暗号で決めるというのが、いまいちピンと来なかった。

アンジー見たさに映画館へ足を運ぶのも一興かも。
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ラストゲーム 最後の早慶戦

2008年09月08日 | 映画
太平洋戦争の真っ只中、六大学野球が中止され、あてのない練習を続ける学生たちへ突きつけられた現実。それは学生の徴兵猶予撤廃だった。戦争に向かわなければならなくなった学生たちのために、最後の早慶戦が行われた。

戦争の最中、満足に野球をすることが出来ない学生たちの思い。戦争へ行かなければならない恐怖心が粛々と描かれていた。

全体的に考えるとかなり淡白な展開で、いまいち盛り上がりに欠けたように感じた。特に試合の開催をずっと反対していた早稲田大学の総長が、熱意に打たれて試合を許可するシーンは、もっと盛り上がりがあって良いような気がした。
それが実話に基づいているからなのかはよく分からないが。

ただ、要所要所の描き方がとても丁寧で、充分な見応えがあった。

最後のエンディングで流れた鬼束ちひろの「」も、映画にとても合っていて、余韻に浸ることが出来て良かった。
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20世紀少年 第1章

2008年09月02日 | 映画
第3章まで公開予定となっている「20世紀少年」の第1章。

私は原作を興味こそあれど、全く読んでいなかったので、今回の映画化は原作を読むきっかけにしようと考えていた。ホントは原作を読んでから映画を観ようと思っていたんだけど、気が付けば映画が公開されていたので、先に映画を観た。

子供の頃、友達と一緒に考えた世紀末の出来事を書き留めた“よげんの書”。そのよげんの書をきっかけにただのコンビニの店長だったケンヂが、世界を救うために行動を起こす。

第1章では、よげんの書に書かれている巨大ロボットが現れて細菌をばら撒く大晦日までを描いている。

全ての首謀者“ともだち”とは一体誰なのか?
ケンヂの仲間たちはこの後どうなっちゃうのか?
最後に出てきた大きくなったカンナは、何をしようとしているのか?

もう、気になることだらけ!

映画の余韻にひたりながら、映画館を出て来るときに、どうやら先の話を知っているらしい人のひそひそ話が断片的に聞こえてしまって、ついにアウト。

原作を読まずにはいられない状態に陥ってしまった。だって、続きが気になるもの。来年の1月末公開の第2章なんて待てない。

というわけで、近々原作に手を出す予定
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