現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

ハンコック

2008年09月01日 | 映画
犯罪を止めに来るたびに、余計な被害を多大に与えてくれるありがた迷惑な謎の男・ハンコック。そんな嫌われ者のヒーローが少しずつ心を開きながら、本当のヒーローになるストーリー。

と思いきや、意外な仲間の出現に、スーパーパワー同士の痴話喧嘩。さらには、実は同じような力を持っていた犯罪グループに狙われたりと、後半は周りがハチャメチャな感じになっていく。

特に深く考えることもなく、展開もスピーディーなので、とにかく単純に楽しめた。最後の締めも割とやんわりした終わり方でちょうど良かった。

およそ2ヶ月ぶりの映画鑑賞。久しぶりに映画を観るときは、やっぱり字幕を読んでても疲れない映画に限る
下手に社会派の難しい映画を字幕で観ちゃうと、目も頭も腰も疲れちゃうから。

映画には全く関係ないけど、冒頭のハンコックが与える二次被害を観てたら、漫画「金剛番長」に出てくる「剛力番長」を思い出してしまった
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アフタースクール

2008年07月05日 | 映画
出産を間近に控えた中学時代の同級生同士の夫婦。無口で真面目そうな夫と出産を控えた妻。その夫がまさかの浮気?夫婦の親友で中学教師をしている神野のところへは、同級生と偽った探偵がその夫を探しにやって来て…。

真面目な夫が浮気して、その相手がヤクザの女で、ついには探偵が探し始める。ありきたり?と思いきや、掴みどころなく話が進む。真相に辿り着くと、ようやく「なるほど!」と思ってスッキリ。

騙されている方が面白いと思いつつも、ついつい探してしまう伏線。きっと見逃していることもあるのだろう。真相を知った上で、もう一回観たいと思った。
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インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国

2008年06月28日 | 映画
約20年ぶりに復活したインディ・ジョーンズ。「元々そんなに好きってわけじゃないし、別に観なくても良いか」と思っていたけど、新作公開にあわせてテレビ放送された第1作と第3作を久しぶりに見て、やはり観ようと思えた。

クリスタルスカルと呼ばれる頭蓋骨をアケトーという国に戻すことが出来れば、その国に伝わる神秘の力を手に入れることが出来るという。その力を軍事利用しようとするソ連の軍隊との争いが今作のメインストーリー。

謎解きあり、アクションあり、コメディシーンあり。さらには家族の絆もあり。おまけにパンフレットを読むまで分からなかったけど、過去の作品へのオマージュになるようなシーンもあったみたい。

前作から随分と年をとっているはずなのに、衰えを知らないインディの活躍は充分過ぎるほど見応えがあった。

それだけに!
最後のオチが何とも言えない脱力感を運んできてしまった。「彼らにとっての宝は知識のことだったのでは?」という結論は良かったが…。
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奇跡のシンフォニー

2008年06月28日 | 映画
音楽に導かれて出逢った二人。二人の間は引き裂かれ、そして二人の子供もまた、生きていることすら知らされず引き離された。バラバラになっていた三人がまた音楽によって引き合わされる。

映画を彩る音楽はとても良かった。でも、エヴァンの演奏と、映画としてのBGMの境がぼやけている感じがして、ノリ切れなかった。まあ、最終的に指揮者としてオーケストラに加わることを考えると、楽器を弾けるというのはそこまで推すポイントではなかったということなのかな。

気持ちが良いくらいのサクセスストーリー。でも、すっきりし過ぎていて全体的にいまいち捻りが少なかった。クライマックスの盛り上がり方もやや低かった気がする。“音楽に導かれた奇跡的な出会い”で終わってしまったのも若干消化不慮気味な原因かも。
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幻影師アイゼンハイム

2008年06月15日 | 映画
19世紀のウィーン。幻影師と呼ばれるマジシャン、アイゼンハイムが逮捕されようとするシーンから物語は始まる。

「すべてを欺いても手に入れたいもの、それは君。」
というキャッチフレーズから予想される結末には、それほど意外性は感じない。ただ、結末までの全てを欺くストーリー、(映画のではなく、アイゼンハイムの)演出は見応えがあった。

残念だったのは、同じく19世紀のマジシャンを描いた映画「プレステージ」と比べて、最後の驚きが今一つだったところ。2つの映画は主題が全く違うから比べられるものではないのが…。
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ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛

2008年06月15日 | 映画
かつてナルニア国で王・王妃だった4人の兄弟姉妹が現実世界に戻って1年が経ったある日、4人は何かに導かれるようにまたしてもナルニア国へ迷い込んだ。しかし、そこは1300年後のナルニアだった。

第1章の終わり方から考えて、どうやってまたナルニアに戻るのかと思ったけど、かなり強引なやり方だったように感じた
まあ、確かにあのくらい無理矢理じゃないと戻るに戻れないわな。現実に戻った4人には、王・王妃として暮らしていた日々がちゃんと記憶として残っているみたいだったし。

一度、大人になって(しかも王様!)また子供に戻るっていうのは、どんな気分なのだろう。と、それは考えてみても仕方ない話。問題は、4人の中で唯一次男のエドは一度大人だった分の成長が見られないところだろうか。(「エド」って字幕に出るたびに「グ~!」と心の中で呟いてしまったのも大きな問題だった。2年前にはなかったこの現象…。)

あ、そういえば、ここまで全然ストーリーに触れてない

うーん、どうも1300年後のナルニアという設定が唐突過ぎて、しかもその間を補足するものが何もないのがちょっとシリーズ物として物足りなかったという印象。

何故、ナルニアは滅びたのか?
かつての4人の王・王妃はどう語られていたのか?(特にカスピアン王子の教育として)

この辺があまりに薄かった気がする。4人の王・王妃が現れたから、どうなの?って思ってしまった。

ナルニア国物語の他の話(全7章?)でこのあたりが徐々に補完されていくのだろうか。そうだったら、今後もまた楽しめそうだと思えるのだが…。この際、本を読もうかな
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ザ・マジックアワー

2008年06月14日 | 映画
まるで映画のセットみたいな街を舞台に、伝説の殺し屋に仕立て上げられた三流役者と本物のギャングのボスが織り成すコメディー。

いやー、とにかく面白かった。映画館であんなに笑ってしまったのは初めてじゃないだろうか。最初はやっぱり声を出して笑うのに抵抗があったけど、周りの人も結構な音量で笑ってるもんだから、途中からは「もういいか」と思って、私もハッキリと声を出して笑っていた。

普段は静かにじっくりと映画を観ているけど、やっぱりコメディは声を出して笑わないとダメなのかも。まあ、それも声を出して笑っちゃうくらい面白いっていうのが前提だけどネ。

監督の三谷幸喜がテレビ番組で自画自賛していたから、だいぶ期待値を抑えて観に行ったんだけど、これならあの言いっぷりも頷けるかも。
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隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

2008年05月18日 | 映画
ほぼ100%、長澤まさみが出ているというだけで観ようと思った。一時期(タッチやラフが公開された頃)に比べたら、それほど強く興味はないのだが。

そんなわけで、1958年に黒沢明監督によって映画化されていたことなんて全く知らなかった。そもそも昔の映画は基本的によく知らないんだけども。

クライマックスの山名の砦までは、追われる中で徐々に互いを信頼しあうようになる展開に凄く引き込まれていた。でも、クライマックスから最後の締めにかかるまでの大事なシーンがあまりに嘘くさくてガッカリしてしまった。

どうやったらあの状況から生き延びられたのか、まったく想像が出来なくて、思わず「えーっ!?」って声を出しそうになってしまうほど。

黒沢監督版もそんな締めだったのだろうか…。

途中まではそれなりに引き込まれていただけに、急に冷めてしまった感が否めなかった。
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うた魂♪

2008年05月17日 | 映画
もう近くの映画館ではやってないと思ったら、23日までと知って駆け込みで観てきた。

全体的にコメディータッチで話が進むけど、合唱シーンや歌について語るシーンなどはとても見応えがあった。コメディーの部分と真剣な部分のメリハリと融合が観ていて飽きなかった。

とは言っても、やっぱり一番の見所は歌のシーン。合唱というと、全員が同じような表情で歌っているという印象が強いけど、映画ではそこを真剣にかつ面白く映像にしている。ゴスペラーズがこの映画の合唱で使うために書き下ろしたという「青い鳥」という曲も、普通に合唱コンクールで使われていてもおかしくないような曲で、凄く良かった。
それから、合唱部の顧問を代理で受け持っている教師役の薬師丸ひろ子がサプライズ的に歌っているシーンもなかなか良かった。

驚いたのは、金八第7シリーズで知的障害者の弥生役だった岩田さゆりが、嫌味なキャラで出演していたこと。エンドロールでキャストを確認するまでずっと誰だか分からなくて、名前を見てビックリしてしまった。
まあ、一番の驚きはガレッジセールのゴリが高校生役で出てたことだけど。出演しているのは知ってたけど、もっと違う役だと思っていたので。

映画では合唱シーンも途切れ途切れになってて残念だったなぁという思いがあったので、サントラCDを購入。よく行くお店に置いてなかったので、近場のCDショップをハシゴしたけど、売っている店があって良かった。(なかったらネットで探すだけなんだけども)
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相棒・劇場版

2008年05月10日 | 映画
テレビ朝日にてシリーズ放送されているドラマの劇場版。

個人的にプレシーズンとなった土曜ワイド劇場での放送と、シリーズ1しか見てないのだが、結構好きなドラマだったので興味を持った。

プレシーズンやシリーズ1の頃に比べると、特命係と捜査一課の関係も随分緩和しているのかなぁという印象を受けた。なんだかんだ言いながら、協力してくれる人もいるし。あー、それと亀山君が結婚したのも知らなかった

そんなわけで、ドラマとの比較はほとんど出来ないけど、頭を使って捜査する右京さんとその情報を元に足で捜査する亀山君というスタンスがとても絶妙なのは変わらず楽しめる。

現実世界でいう東京国際マラソンと同様のマラソン大会を犯罪計画の舞台にしているから、映像はかなり大掛かりで見応えがある。チェスの棋譜を犯罪予告に使うというのも右京さんのイメージに合っていて良かった。

元々、ドラマの配役がかなり豪華な俳優で固められているという印象が強いけど、映画オリジナルの登場人物もかなり豪華。岸谷吾郎が友情出演していたのも印象的。

ドラマの延長という感じがするから、ドラマを全く知らないと人間関係がちょっと分かり難いかも。でも、簡単な人間関係だけ分かれば問題なく楽しめるかと。
ドラマをちゃんと知っていれば、もっと色んな要素が散りばめられていたりするのかなぁ。
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