デジタルジャンプ生活開始

先週からジャンプ＋というスマホアプリの提供が始まり、アプリ内で週刊少年ジャンプのデジタル版が正式に提供されるようになった。（今まではジャンプBOOKストア内で不定期提供だった。）

さっそく今週からデジタルへ乗り換え。

単品購入だと300円で紙媒体より高くなるというのが乗り換えの妨げになると思っていたけど、月額定期購入というプランが用意されていて、900円と紙媒体よりも若干安いというのが大きかった。デジタル版はアニメやゲームの情報誌的記事がカットされているけど、ぶっちゃけあまり読んでないし。

安さも良いけど、何よりも大きなメリットは雑誌を買う必要がなくなることと、捨てる手間が省けることに尽きる。うっかり捨て忘れると次の資源ごみの日が二週間後というのは何かと不便。自分のうっかりならまだしも、たまたまその日が大雨で出すに出せず、ということもあるからやっかいなのよね。

実際に読んでみて、ジャンプはさすがにスマホで読むには小さすぎるけど、タブレットならそんなに悪くない。そもそも電子書籍にだいぶ慣れて来た今となってはむしろ都合の悪さが思い当たらない。

2年くらい前に、電子書籍を読むかどうか考え始めたことがあって、そのときはまだまだ壁を感じていた。雑誌に至っては、絶対に乗り換えることはないと思っていたのだが。

こうもあっさりと乗り換えている自分がいて正直驚いている。あとは今すでに部屋に溜まっている紙媒体のジャンプをせっせと捨てていかねば。

1/11 完結

ジャンプSQで連載されていたサッカー漫画「1/11（じゅういちぶんのいち）」が今月発売の9巻で完結した。

安藤ソラというサッカー選手の人生を追っていくこの作品。主に高校時代が中心だった第一部（5巻まで）、プロ以降が中心となった第二部という構成の中、最終9巻はプロ生活の晩年、家族を中心とした話だった。（5巻まででもプロになって以降の話はあるし、6巻以降で高校時代の話もある。）

第二部では前後編という構成も多く、8巻と9巻で前編、後編が分かれたと知ったときはガッカリしたけど、まさか待ってましたと思って買った9巻が完結とは…。

きっと出そうと思えばもっと多くのエピソードがあったんだと思う。ドイツでの活躍、日本代表としての活躍、家族の話とか（9巻に出て来た息子がもう少し大きくなってからとか、篠森家との関係とか）。まぁ、それはそういう話も読んでみたかったという願望が強いけども。

一話一話、じっくりと楽しむことの出来た漫画だった。まだ読んでいない小説版、見そびれてしまった実写映画版も是非見てみたいと思う。

傷だらけの…

今月発売のジャンプコミックスを買って来たのだが…。

いつも行く本屋はビニールをかけて売っているので、漫画を買うときはビニールの上から梱包時の紐の跡がないかどうかを目を凝らして気を付けて買っている。それでもたまには間違って紐の跡が残っている物を掴まされてしまうこともある。今回はいつも通り気を付けて買って、ビニールを剥がしても紐の跡は残っていなくてホッとしていた。

しかし、よく見ると裏表紙に凄く細かい傷がいっぱい付いていることに気付いて愕然とした。これはいったいつ付いた傷なのだろう？

梱包の前？
書店で開梱したとき？
書店がビニールをかける作業をしたとき？

古い漫画なら致し方ないと思うのだが、新刊だけに悲しくて仕方ない。

キャプテン翼 ライジングサン

ワールドカップを前にサッカー漫画の金字塔であるキャプテン翼の新作「キャプテン翼 ライジングサン」が連載開始。今度の掲載はグランドジャンプ。今月、第1巻が発売されたんだけど、コミックのサイズがジャンプコミックと同じサイズでちょっと驚き。グランドジャンプは青年誌だから、ビックコミックのサイズだと思った。

さて、その内容は翼の世代がU-23としてオリンピックに臨むというところ。ワールドカップを前にオリンピック…。ワールドカップも実際の大会は一ヶ月間。連載期間を考えたら、時事ネタをそのまま漫画に展開するのは難しいのだろうけど、いささかタイミングの悪さを感じてしまう。

そして、掲載誌がジャンプからヤングジャンプに移ってからのキャプテン翼は、一通り読んではいるものの、どうしても記憶が曖昧になっている。正直、代表に残った選手に誰だっけ？と思ってしまう選手がチラホラ。そして、その選手が本編に全然登場してないし！なんで残ってるの！？って（苦笑）

キャプテン翼らしい展開は懐かしくもあり、それだけで楽しさや嬉しさもあるのだけど、もはや古典という印象が否めない。やはり世の中にサッカーというスポーツが根付いて、他にも多くのサッカー漫画が人気を得ている時代にあって、支持を得られるとは思えないのが本音。

せっかく連載が開始したのだから、せめてオリンピックが無事に描き切られることを願いたい。（そういえば90年代中盤に連載していたワールドユース編でさえ、準決勝はカットだったなぁ…。）

名探偵コナンSDB50＋、60＋

名探偵コナンのファンブック「Super Digest Book （SDB）50+」と「SDB 60+」を購入。

「60+」には今年の劇場版「異次元の狙撃手」の監督インタビューが載っていて、「原作の先を行っているシーン」という言葉が出て来た。

うーん、やはり原作よりも先行していたのか。コナンも20周年。俳優・佐藤健さんと原作者・青山先生との対談では、組織のボスである「あの方」が登場する巻が示されたという話もウェブニュースか何かで目にした。

そろそろファンも焦れて来ているし、本筋が結末に近付いているからと捕らえて良いのかも？

北斗の拳 新エピソード！

漫画「北斗の拳」連載開始から30年を記念して、新たなエピソードが描き下ろされた。

ケンシロウとラオウの死闘の後、バットとリンが大人になって再び訪れた乱世に立ち向かう話までの空白を埋めるストーリー。ユリアを失い、抜け殻のようになって静かに暮らすケンシロウが立ち上がるまでを描いている。

近年は原哲夫さん以外の漫画家さんによる外伝を読むことが多かったので、ストーリー展開はやや外伝寄りなのかなという印象を受けた。しかし、やはり本家の絵は読んでいて落ち着く。それが一番嬉しい。それにしても、ジュウザの息子とは…。いや、ラオウの息子よりは「いてもおかしくない」と思えるのか。

ただ、87ページという長さは、劇場版ケンシロウ伝と比べると少し物足りないと思ってしまう。掲載されたコミックも“究極版”と題した出し直しシリーズの途中巻だったのも残念。さすがにこの1話のために全巻揃えようという気にならず、結局この11巻のみを買うことに。出来ればビックコミック1冊で新刊としてまとめて欲しかった。

アニメいろいろ

この週末、アニメの新番組がいくつか。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダーズ」
「金田一少年の事件簿R（リターンズ）」
「ドラゴンボール改」
「ハイキュー！！」

新番組と言いつつ、ハイキュー以外は続編のようなもの。

ジョジョは一昨年の秋から放送された第1部、第2部に続いてのアニメ化。かつてのOVA版と比較出来たら良いと思う。GWにでもまたまとめて見てみようかな。

金田一少年はマガジンで連載を再開したタイトルをアニメとして採用。でも、内容は20周年記念での連載時のところから。きっとそれ以前の不定期連載分もアニメ化されていくのだろう。

ドラゴンボールは改名義の続きで魔人ブウ編から。ビーデルの声がぁ！と違和感を覚えたものの、全体的には大きく変わる心配がないのはいいところと言うべきか。

そして本当の意味での新番組であるハイキュー。この4月にコミックス10巻が発売したばかりの高校バレーボールを題材にした漫画のアニメ化。しっかりとバレーボールという競技を扱っていて、見応えのある作品だと思う。アニメの第1話を見た限り、原作の雰囲気をそのままアニメ化されていると思えた。今後、原作との距離を縮め過ぎず、雰囲気を壊さずというのが難しいところかも知れない。

原作もアニメも良い形で続いて欲しいと思う。

家庭教師ヒットマンREBORN！が完結

天野明さん原作の「家庭教師ヒットマンREBORN！」が42巻で完結。

序盤のギャグテイストから一転して格闘漫画へ。ジャンプの王道パターンともいえるストーリー展開を辿りつつ、未来へ行ったり、新たなファミリーとの抗争に発展したり…。

個人的にはヴァリアー編がピークだった。その後はやや設定を詰め切れていないような印象を持ってしまった。多分、序盤のギャグテイストも好きだったということが大きいのだろうと思う。だから、最終回間際でギャグテイストに戻ったときは、今更！？という思いもありつつ、懐かしくて嬉しかった。

結局、未来編でツナがボスになっていたのはどういった経緯があったからなのかは不明のままで、少しだけもやもやした気持ちが残ってしまった。

SKET DANCE 29巻同梱DVD

SKET DANCEの最新29巻を買おうと思ったらDVD同梱版が…。アニメをちゃんと見ていたわけではなかったから、特別欲しいとは思わなかったんだけど、収録されているアニメのタイトルが目に入って気が変わった。

「第EX話 妹の悩みに悩む兄に悩む妹とその仲間達」

ああ、これは安形がいろいろ勘違いして、それをどうにかしようとドタバタする話か、と。テレビアニメでそのまま放送していたら、なんてことはなく放送をスルーしていたんだろうけど、迂闊にもこれは見てみたいと思ってしまった。

内容は原作を読んで知っていたままではあるけど、SKET DANCEのほのぼのした感じと、人助けに懸命な感じと、アホくさい感じが味わえて面白かった。

しかし…。DVD同梱漫画はときどき見かけるけど、大体このくらいの値段設定なのかなぁ。漫画の代金を差し引いて30分のアニメに2500円はやや高い印象。よほど欲しいものでないと、ちょっと手を出し難い。

MIX 1巻 ＋α

あだち充さん原作の「MIX」第1巻が発売された。

1話、2話をゲッサンで読んでから単行本待ちをしていた。1巻には5話までなので、未読は3話分だったのだが…。しかしまぁ、話がなかなか動かないなぁという印象。淡々と明青学園中等部の現状と立花兄弟の様子を描いている。

それが少し不満にも思えたので、単行本の続きが読める今月のゲッサンを購入。第6話を先取り？してみた。納戸にあったという明青学園野球部のエースナンバーのユニフォームはもしかして…。というところで終わっていた。物語はゆっくりと、しかし確実に動いている。

そして、やはりタッチの登場人物は一瞬たりともかすっていない。まぁ、もともとそれが目当てで読んでいるわけではないので、MIXとしての話が面白ければ、それで良いんだけど。ようやく動き出した展開に期待しつつ、また単行本待ちに気持ちを移そう。