現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

るろうに剣心 新京都編

2012年07月01日 | 漫画・アニメ
るろうに剣心の新作アニメ、新京都編後編「光の囀(ひかりのさえずり)」発売に先行して、劇場公開されているのを観て来た。前編「焔の獄(ほむらのおり)」と同時上映というのも嬉しい。

原作「るろうに剣心」の京都編をコンパクトに再編成された内容。前編と後編合わせて100分くらいでまとめてあるので、かなりのスピード感があった。ただ、その分やっぱりというか、原作の構成が頭に入っているからこそ理解出来るんじゃない?というほどの慌ただしさがあった。

面白い構成と言えるけど、正直、良かったとは言い難かった。あと、途中息抜きのように感じられるシーンがあって、全体のスピード感の中ではやや違和感があったことが少し残念だった。勢いよくストーリーが展開されていくのだから、息抜きは必要なかったのではないだろうか。

とまぁ、あまり好意的には感じられなかったんだけど、結局Blu-rayは買おうかなと思っている自分がいて不思議。前編と後編のセットがあればベストなんだけどね。

それから、上映前には実写版の予告編があった。予告編を見た限りではそれなりに期待出来そうな気がしているので、実写版の上映の際には観に行こうと思う。
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「MIX」を読んでみた。

2012年06月15日 | 漫画・アニメ
あだち充先生の新連載を大々的に宣伝していたのが先月のこと。「タッチ」の26年後の明青学園が舞台という宣伝文句にまんまと乗せられたのだが、気づけば第1話の掲載された先月発売号は手に入らず。と、思ったら…。

なんと今月発売号にまさかの第1話再掲載との情報。第1話を逃したときは、もうひたすら単行本待ちと思っていただけに嬉しかった。

というわけで、第1話、第2話を続け読み。

中等部からのスタート、やっかいな先輩がいるというあたりは「クロスゲーム」の雰囲気だし、複雑な家族関係は「KATSU」っぽい気がする。何より明青学園に男2人女1人というメインキャラの構成がタッチを連想させる。あだち作品のファンには読んでいるだけでニンマリという感じがした。他にもお調子者がいて、スケベ父さんがいて、犬はパンチとお馴染みのキャラクターが満載。そんなこんなで、2話までは物語の背景の説明という意味合いが強かった。

面白くなっていくかどうかさえも、まだちょっと判断つかないくらい。このスローさがあだち作品の良さでもあるんだけど、このまま月刊誌を読み続けるのは難しいと思ってしまった。最初からそのつもりではあったけど、単行本の発売を待とう。同じゲッサンで連載されていた「QあんどA」で少しは慣れているし。

タッチのキャラクターが今後登場するかどうかも気になるところではあるけど、この2話でかすりもしないところを見るとあまり期待しない方が良さそう。正直言ってCMが過剰演出だったんじゃないかなぁ。ただ、これまでのあだち作品では、どこかで繋がっていそうというだけだったのに対して、今回は確実に同じ世界を描いているわけだから、何か少しかすって欲しいと思う。キャラクターそのものが出て来なくても、例えば会話の中で“佐々木先生”なんて名前が出て来たら、達也の後輩の佐々木君を連想出来て面白いと思うのだが。
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1/11

2012年05月17日 | 漫画・アニメ
タイトルは“じゅういちぶんのいち”と読みます(1月11日ではない)。

以前、さきよみジャンBANG!で特集されていたのを見て気になっていたんだけど、すぐには手に入らなかった。今月第3集が発売されたので、探してみたら第1集、第2集も置いてあったのでまとめ買い。

安藤ソラという一人のサッカー選手を軸に、彼のチームメートやクラスメートなど、一人一人に焦点を当てて描く短編連作。珍しい連載形態だけど、年に4回刊行される季刊誌、ジャンプSQ19での連載だったため、前後の話を知らない人でも話に入れるようになっているとのこと。ちなみに今は月刊誌のジャンプSQにて連載されている。

それぞれの話が時系列通りに並んでいないというのも面白い構成と思える。断片的に先のことが見えているから、ソラがどんな過程を経てそこに至ったのかと想像するのも楽しい。

自分を信じること、人を信じること、自分の気持ちに素直になること…。この漫画を読んでいると、心を熱くさせられるし、時にくすぐったくもなる。そして、一話読み終わるごとにすっきりとした気持ちになれる。月刊誌連載になったとはいえ、週刊連載に比べたら単行本の発売間隔が長いのが難点。気長に第4集の発売を待とうと思う。
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BLEACH BEST TRAX

2012年04月27日 | 漫画・アニメ
今年の3月に終了したアニメ「BLEACH」の主題歌集第4弾。これまでは2年ごとに発売されていた主題歌集。BLEACHの主題歌はOPが2クール、EDが1クールで定期的に変わっていたから、2年で12曲が使用され、映画版と合わせてCD1枚にちょうどいい曲数が収録されていた。

今作は1年半の主題歌と劇場版で10曲。少し物足りないかなぁという印象。ただ、それはCDの方で、特典DVDの方はOPとEDの映像に加え、ハルカカナタの別バージョン映像も収録されているというお得な内容だった。

過去の3作も含め、4作で全49曲の曲目を見ていると凄いラインナップだなぁと思う。当面は今作を聴きつつ、過去の分も含めて聴こう。

せっかくだから、過去3作のリンクを。

BLEACH THE BEST
BLEACH BEST TUNES
BLEACH BERRY BEST
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アニメ「BLEACH」終了

2012年03月31日 | 漫画・アニメ
アニメ「BLEACH」が終了した。

原作の死神代行消失篇とほとんど変わらない内容での終了。エンディングテーマのバックで平子や拳西、ローズが隊長に返り咲いたソウルソサエティーの後日談のような内容が流れていたのが良かった。この辺の関係性は今後の原作でも単行本の描き足しなんかで見たいところだった。

アニメ関連だと4月末にテーマソング集の第4弾が発売される。BLEACHのテーマソング集は、収録される曲もジャケットも良いので、楽しみにしよう。

さて、あとは原作の千年血戦篇がどんな展開になって行くのか期待して、楽しもう。
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エース! (文庫コミック)

2012年03月02日 | 漫画・アニメ
一年以上前に買った文庫コミックシリーズ(笑)もこれが最後。キャプテン翼でお馴染みの高橋陽一さんの描く少年野球を題材にした漫画「エース!」(全6巻)。

家庭の事情で大好きな野球をやめた少年・相羽一八が、転校先で野球はヘタだけど何よりも野球が大好きだという若宮ファイターズの仲間と出会い、再び野球の素晴らしさを思い出す。かつて強豪チームでエースを務めたこともある一八の加入でファイターズは一人一人の個性が光り出し、東京都地区大会で強豪チームを次々と撃破していくのであった。

小学生離れした身体能力はご愛嬌。いろいろな困難と向き合いながら試合をする姿は清々しい。また、文庫コミックの巻末コメントでは、巨人、日ハムなどで活躍した岡島投手の通称“あっちむいてほい投法”が一八の投球フォームに由来していると語られていて驚かされた。

連載当時は一年半程度で連載が終了し、ジャンプの季刊誌で完結編が掲載され、コミックの最終巻には後日談が描き下ろされていた。文庫コミックにも、当然そこまで全て収録されている。

しかし、時代が変わったからなのだろうか、ファイターズと対戦したエンゼルスの主砲・酒井君(勿論、小学生)が酒を飲んで酔っ払って試合に出ているという描写は全て薬草ドリンクに置き換えられていた。小学生が酒を飲むという行為が良くないということなのだろう。ただ、この漫画では最終的にそれが良くないことだと酒井君本人が気付く姿が描かれているので、ぶっちゃけそのままで良かったと思えた。まぁ、未成年がお酒を飲むことがいけないという描写ではなかったけども。

ちなみに主人公のチームがファイターズなのは、作者がファイターズのファンだったからとか。プロ野球の開幕も近くなってきた。高橋さんには悪いけど、今年こそはライオンズが優勝することを願うばかり。
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ボンボン坂高校演劇部 (文庫コミック)

2012年03月01日 | 漫画・アニメ
高校の演劇部を舞台にしたハチャメチャ変態ギャグ漫画「ボンボン坂高校演劇部」(全8巻)。

時計坂高校へ入学した爽やかイケメン男子(順菜正太郎)が登校途中に擦れ違った美女(日比野真琴)に一目ぼれして彼女が副部長を務める演劇部へ入部。しかし、二頭身でオカマだけど演技力は超一流という演劇部部長(徳大寺ヒロミ)とひょんなことから恋仲と勘違いされて、憧れの真琴さんにも部長と同類扱いされてしまう。

ところが、その真琴さんは過去のトラウマから極度の男嫌いだと発覚。オカマ扱いのままなら自然に接することが出来るが、女子が好きな普通の男子だということが分かれば近づけないというジレンマを抱えることに。

部長との仲を正せないまま演劇部員として活動をすることになった正太郎は、変態な部長に振り回されながらも、何とか真琴さんと仲良くなろうと奮闘する。というような内容。

ジャンプで読んでいた頃を懐かしんで文庫コミックを買っていた。のが、ターちゃん同様一年以上前のこと。ギャグから格闘物に様変わりしていったターちゃんとは違って、こちらは完全なギャグ漫画。際どい表現が多々あったけど、とにかく単純に面白かった。各巻の巻末には新作が掲載されていたけど、絵のタッチがかなり変わっていて少し読み難かったのが残念だった。
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ジャングルの王者ターちゃん (文庫コミック)

2012年02月29日 | 漫画・アニメ







「ジャングルの王者ターちゃん」(全3巻)と「新・ジャングルの王者ターちゃん」(全12巻)を文庫コミックで集めた。というのは、もう一年以上も前の話だったりする。新の方の途中からは毎月の発売で買っていた。

この頃の少年誌は割と際どい描写もOKだったんだなぁ、と読者である自分がしみじみと感じる前に、ひたすら作者がその回想を語っているのが面白かった。確かにターちゃんに出てくるような描写は今の少年漫画ではほとんど見当たらない。時代は変わったとホントに思う。

ギャグとエロと格闘が入り混じったとても面白い漫画だった。最後の方はより強い敵というところで限界が来ていたという印象で、正直ジャンプ掲載時の結末をあまり記憶してなかった。改めて読んでみて新鮮な気持ちで読み終えたので、ある意味良かったかも知れない。

漫画の印象もさることながら、アニメで主人公のターちゃんを岸谷五郎さんが演じていたことも衝撃だったなぁ。役者としての活動をあまりよく知らないままアニメを見ていて、後々ドラマなどで見て驚いたのを覚えている。

と、懐かしさに浸った一年前を懐かしく思う今日この頃…。
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バーテンダー完結

2012年02月19日 | 漫画・アニメ


城アラキさん原作の漫画「バーテンダー」が21巻で完結。(写真は左が1巻で右が21巻)



そして、同じく城さん原作の「ソムリエール」も19巻で雑誌掲載分からWeb掲載分へ移行していた。(写真は左が1巻で右が19巻)
雑誌を読んでいなかったのと同様、Web掲載分を全く読んでいないので、そのまま連載が続いているとは思わなかった。てっきり雑誌掲載分で一区切りあるものだと…。
(ソムリエールは読み始めにブログで記事にしたと思っていたけど、勘違いだった模様。)

お酒にはめっぽう弱く、普段はほとんど飲まないんだけど、城さんが原作のお酒を題材にした漫画は「ソムリエ」を読んでいたことがきっかけで、よく読んでいる。

と、言いながら、実はこの最新巻2冊、まだ読めてない…

単行本が初見だと一気に読みたいという気持ちも相まってなかなか手をつけられないのよね。一気に読まなくても済む一話完結式の漫画だというのに。

バーテンダーはパリを舞台にした新作がグランドジャンプに連載中、ソムリエールはグランドジャンプのWeb連載として継続中?のよう。既刊分はさっさと読んで、先へ目を向けなきゃネ

… …

上記の最新巻2冊を読んでみた結果、ソムリエールの記述にかなりの勘違いがあったため、加筆修正しました。同時にそれぞれの写真も載せました。

そして、これらの作品を単行本を買ってまで読んでいるのに、なかなか手をつけられない理由が、それぞれ登場人物の人生を色濃く描いている漫画だからなんだということを実感。ストーリーに感動しながらも、人生を考えさせられる。単純に楽しむだけの作品じゃなからこそ好きなんだと思う。
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BLEACH“死神代行消失編”はあっさりと。

2012年01月17日 | 漫画・アニメ
漫画「BLEACH」の“死神代行消失編”が今週のジャンプ(平成24年7号)で終了した。

藍染の乱が終わって心機一転とばかりに死神代行消失編が始まったのが一昨年の11月頃。一時人気が低迷する(ジャンプ誌面の終盤に掲載される)などの苦戦を強いられた新シリーズは、僅か一年強という期間で終了した。正直、あまり面白いと思わなかったので、長引かずに終了したのは良かったと思う。

○○編というくくり方をするなら、これまでのストーリーもいくつかの区切りが存在していた。でも、一つの目的を果たすまでのストーリーという言い方をするなら、連載開始から藍染を倒すまでが一つの流れであり、10年弱連載が続いたストーリーからの転換はやはり難しかったのだろう。

それとも、これまでずっと不明確だったチャドや井上織姫の力が何なのかをはっきりさせたかったという思惑の元に進められたシリーズだったのだろうか。それならばシリーズの意義として充分なのかも知れない。

シリーズ最終話となった今週のジャンプでは、一護が死神の力を失っていた間にソウルソサエティーに起きた変化を表すシーンが描かれていた。その最たるは、一度は追放されたヴァイザードの面々が隊長に復帰していたことだろう。

目新しさには欠けるけど、またかつての流れに戻るという予感があって安心した。3週休載して新シリーズへ突入ということだけど、かつて張られて未だ回収されていない伏線に触れる内容であることを期待したい。
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