昨日のキューバ戦に続き、今日は韓国をストレートで破った。
今日のポイントは、今日が二十歳の誕生日だという木村沙織選手。かと思いきや
、昨日大活躍だった大山選手に代わり第2セットからコートに入った落合選手だった。試合開始から韓国のブロックに捕まり気味だった大山選手を下げるという意味合いだったわけだけど、代わりに入った選手がこうして活躍を見せるというのは、全日本の選手層が厚くなっていることを物語っていると思う。
そして、もう一つのポイントは、試合終盤で出場した小山修加選手。秋の世界バレーに向けたTBSの特集番組で知った選手なんだけど、中国からの帰化選手として今回初めて全日本に招集された選手。海外遠征時の映像では、控えに甘んじながらも、チームのムードを盛り上げるために働く姿に凄く好感が持てた。今日の試合では、ワンポイントでの出場だったけど、かつての大林選手を思わせるモーションの大きいスパイクを1本決めてくれた。今後の活躍に期待したいところ。
それにしても、中国名のワン・ジョーにかけて「あしたのワンジョー」って…。本人にしたら、日本名に加えて本名も覚えてもらえて良いのかも知れないけど、聞いた瞬間ちょっと笑ってしまった。
そういえば、今回は背番号の上のネームがニックネームになっている選手が何人かいるみたい。キャプテンの竹下選手は普通に名字だったけど、何か意味があるのだろうか?単に個人の自由ってだけなのかな?
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背番号の上のネームについて、フジテレビの公式ページに情報が載せられていました。
今回初めて全日本に招集された高橋翠選手と、ご存知高橋みゆき選手。これまでの表記だと、どちらも「M.TAKAHASHI」になってしまうことから、2人のネーム表記を高橋みゆき選手はニックネームの「SHIN」に、高橋翠選手はファーストネームの「MIDORI」にしたらしい。これをきっかけに、他の選手にも表記を決めさせることにしたのだとか。
こういう今までにはなかったことというのは、その善し悪しが問題になったりしますけど、私は選手に親近感が持てて良いと思います。
(2006年8月20日追記)