現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

2007年07月20日 | 映画
ホグワーツには、魔法省の差し金で新しい防衛術の教師・アンブリッジがやってきて、学校全体の規律を正していく。そして、肝心の防衛術の授業では、学校内で魔法は必要ないと知識のみを叩き込もうとする。まるでヴォルデモートの復活による危機なんて迫ってないとでも言うかのように。

生徒達は、そんなことでは本当の危機に直面したときに役に立たないと、有志たちを集め、ハリーを先生として独自に防衛術を学んでいく。かつてヴォルデモートと戦い、今も尚人知れず活動を続けている不死鳥の騎士団と共に戦うときのために。

… …

シリーズ5作目となる今作。ハリー役のラドクリフくんもだいぶ大人になってきて、未だ精神的に未熟なハリーを演じるには少し無理が出てきているのかなと思ってしまった。ただ、その分、強い意志を示して行動するシーンはマッチしているようにも思えた。

前作までとは違い、復活したヴォルデモートとの対峙が主軸にガッチリと据えられているため、話があまり分散していないので、話に厚みがあったように思える。

最後がハリーではなく、ダンブルドア校長とヴォルデモートの対決になってしまったのが少し残念なところ。まだ続きがあるシリーズゆえ仕方ないとは思うけど、やっぱり最後はハリーの活躍で締めて欲しかったな。

最後に、今作から登場となるルーナがハリーを中心とした仲間たちの中で、凄く印象的だった。際立った活躍があるわけではないけど、今後、どんな形でハリーに関わっていくのか楽しみに思えた。まあ、原作の第6作を読んでいる人は分かっているんだろうけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする