現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

バレーボールW杯2011女子・ドミニカ共和国戦

2011年11月09日 | バレーボール
バレーボールのW杯、第5戦の相手はドミニカ共和国。ドラクルス選手を中心にした攻撃力が要注意なチーム。勢いに乗せると厄介だなと思っていたら、試合開始から相手にリードを許す展開で冷や冷や。それも3セット全てがそうだったからヤキモキしてしまった。

結果はセットカウント 3 - 0 のストレート勝ちだったが、不安の残る試合だった。でも、今日はその3セット全てを逆転して取っていたし、ラリーが続いたケースでも得点をしている場面が多く見られた。強豪国が相手で、もっと競った試合でも同じような粘り強さを見せて欲しい。

今大会は、セット終盤でセッターの竹下佳江選手が前衛に回ると、竹下選手を背の高い選手に、対角に中道選手を入れる2枚替えを使っている。それもワンポイントではなく、今日のような差が開いた場合は、セット最後まで使っているし、短くても半ローテ回るまで使っている。その間攻撃の形が大きく乱れるということもなく、充分機能しているようだ。

全体的にはまだまだ竹下選手のトスアップに頼る部分が大きいけど、少しずつ継承されてきているということだろうか。ただ、中道選手もプロフィールを見ると26歳。そのさらに下の世代が育たないと安泰とは言えなさそうだ。

前半5試合が終わって3勝2敗。他チームの結果を見ると、昨日まで全勝のアメリカがドイツに敗れたようだ。上位での潰し合いがあるなら、2敗の日本にもまだ上位を狙う可能性が残る。後半6試合、最後のアメリカ戦までチャンスを繋いで欲しい。
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