バレーボール全日本女子チームがワールドグラチャンで12年ぶりの銅メダルを獲得した。
サオリンこと木村沙織選手がキャプテンになり迎えた今大会。MB1という新しい戦術が世界でどのくらい通用するかが大きな課題だったそう。MB1とは、本来ローテーションで対角に2人配置するミドルブロッカー、つまりセンターの選手を1人だけにし、その分アタッカーを入れるというもの。
正直、なかなか試合中継を見ることが出来ず、MB1が機能していたのか、世界に通用していたのかどうかよく分かっていない。(そういえばアメリカに負けた翌日、MB1通用せずというような記事を目にした気がする。)
高さに劣るけど、良いアタッカーがいる全日本女子において、有効な戦術のように思える。特に攻撃でセンター線を活かすために必要な正確なサーブレシーブとトスも、新チームになったばかりで以前のようなクオリティになっていないならなおさらだろう。
ただ、試合に出られるセンターの数が減るということは、それだけセンターの選手が育たなくなってしまわないだろうか、と心配になってしまう。MB1戦術をやめたとき、センターの選手層が薄くなってしまっていたら元も子もないのでは、と。
「世界と同じことをしていたら勝てない」というところから生まれたこの戦術。吉と出るか凶と出るか、今後に期待したい。
… …
明後日からは男子大会が始まる。ロンドン五輪出場を逃し、史上初めて外国人監督を迎えた全日本男子がどんな戦いを見せてくれるか楽しみだ。
サオリンこと木村沙織選手がキャプテンになり迎えた今大会。MB1という新しい戦術が世界でどのくらい通用するかが大きな課題だったそう。MB1とは、本来ローテーションで対角に2人配置するミドルブロッカー、つまりセンターの選手を1人だけにし、その分アタッカーを入れるというもの。
正直、なかなか試合中継を見ることが出来ず、MB1が機能していたのか、世界に通用していたのかどうかよく分かっていない。(そういえばアメリカに負けた翌日、MB1通用せずというような記事を目にした気がする。)
高さに劣るけど、良いアタッカーがいる全日本女子において、有効な戦術のように思える。特に攻撃でセンター線を活かすために必要な正確なサーブレシーブとトスも、新チームになったばかりで以前のようなクオリティになっていないならなおさらだろう。
ただ、試合に出られるセンターの数が減るということは、それだけセンターの選手が育たなくなってしまわないだろうか、と心配になってしまう。MB1戦術をやめたとき、センターの選手層が薄くなってしまっていたら元も子もないのでは、と。
「世界と同じことをしていたら勝てない」というところから生まれたこの戦術。吉と出るか凶と出るか、今後に期待したい。
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明後日からは男子大会が始まる。ロンドン五輪出場を逃し、史上初めて外国人監督を迎えた全日本男子がどんな戦いを見せてくれるか楽しみだ。