万能鑑定士Qの事件簿を原作とした実写映画を観て来た。「万能鑑定士Q」という店のオーナーである凜田莉子がモナ・リザの瞳に隠された文字の謎と、東京で行われるモナ・リザ展の影に潜む犯罪を暴く。
実写版は原作の事件簿シリーズの9巻(8話目)を題材にしているので、基本的な流れは9巻でありつつ、主要キャラである小笠原と莉子の出会いが原作の内容を踏まえつつ差し込まれている。
9巻を題材にしたのは、テーマの分かりやすさと原作ファンに最も人気のあるエピソードだからというところだろうか。(私が一番好きなのは9巻ではないが)
しかし、莉子と小笠原の関係性が薄過ぎて、話の展開がやや唐突に思えてしまう。原作は1、2巻が続いている以外は1巻完結でどこから読んでも楽しめるというふれ込みらしいけど、やはり8巻分の関係性がちゃんとあっての9巻なんじゃないかと思える。
個人的に残念だったのは、莉子の人物形成となるバックボーンや勉強法がかなり簡単な説明で終わってしまったこと。原作ほど事細かにとは言わないけど、もう少しエピソードとして付け加えて欲しかったなぁ。
原作を読んでいても、面白いと感じる話とそうではない話があるくらいで、その中で自分の好きなエピソードではなかっただけあって、正直今一つという印象が残ってしまった。
実写版は原作の事件簿シリーズの9巻(8話目)を題材にしているので、基本的な流れは9巻でありつつ、主要キャラである小笠原と莉子の出会いが原作の内容を踏まえつつ差し込まれている。
9巻を題材にしたのは、テーマの分かりやすさと原作ファンに最も人気のあるエピソードだからというところだろうか。(私が一番好きなのは9巻ではないが)
しかし、莉子と小笠原の関係性が薄過ぎて、話の展開がやや唐突に思えてしまう。原作は1、2巻が続いている以外は1巻完結でどこから読んでも楽しめるというふれ込みらしいけど、やはり8巻分の関係性がちゃんとあっての9巻なんじゃないかと思える。
個人的に残念だったのは、莉子の人物形成となるバックボーンや勉強法がかなり簡単な説明で終わってしまったこと。原作ほど事細かにとは言わないけど、もう少しエピソードとして付け加えて欲しかったなぁ。
原作を読んでいても、面白いと感じる話とそうではない話があるくらいで、その中で自分の好きなエピソードではなかっただけあって、正直今一つという印象が残ってしまった。