バレーボールW杯2007女子・セルビア戦

第3試合の相手は昨年の世界バレーにセルビア・モンテネグロとして参加し、銅メダルを獲得したセルビア。序盤の大一番となる一戦。

序盤からセルビアの高さに大苦戦。サーブレシーブもちゃんと返らず、攻略の糸口が見つからないまま第1、第2セットを連取されてしまった。

しかし、第3セット、やっとしっかり返り始めたサーブレシーブからリズムを取り戻すと、センター線を生かした攻撃で反撃開始。相変わらず高さには対抗出来ていなかったが、徐々に流れを引き寄せて第3セットを取り返した。

第4セットも良い流れのまま迎えられた。ズルズルと自滅していくセルビアの姿を見て、このセットも貰った！と思った。2回目のテクニカルタイムアウトまでは。

徐々に出始めた小さなミス。スパイクミスから始まり、レシーブミスが出て、ついにはセルビアの高さのあるスパイクが生き始めてしまった。良い流れの中で作った6点の貯金は、気が付けばなくなっていたという感じ。デュースまでもつれ込み、最後はスパイクを止め切れなかった。

結果は 1 - 3 と惜敗。今後の行方を左右する試合での敗戦はやはり痛い。特に第4セットは終盤までずっと良いペースで運べていただけに残念だった。

しかし、中には明るい話題もあった。第3セットの終盤、ついに大山選手がコートに入ったのだ。第4セットの終盤にも高橋選手の代わりに1ポイントブロッカーとして入った。結局、ポイントに繋がるプレーは、1つしかなかったけど、大山選手に送られた大きな歓声は、確実に日本の勢いを後押ししていたと思う。

明日は移動日。明後日はタイ戦。ここで、もっかい波を作って欲しい！！
でも、その次はイタリアなんだよなぁ