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あだち充先生の漫画「クロスゲーム」が17巻で完結した。
結局、若葉が見た夢である甲子園のシーンは描かれず、恋愛模様もはっきりとは描き切らないあだち先生らしい終わり方だった。ただ、北東京大会決勝までも最後に四番を四球で歩かせるという終わり方だったのが少しスッキリしなかった。まあ、この作品では“160キロを投げる”というのが一つのポイントだったわけだけど、160キロを出すというのが高校野球としてあまりに現実的ではなかったというところだろうか。
昨年春から放送していたアニメも3月末で終了していたのだが、単行本の発売を待っている身としては、アニメに先を越された格好になって少し不満だった。
… …
少しの不満はあるものの、この作品で改めてあだち先生の思いを垣間見ることが出来て嬉しくもあった。それは“やっぱり高校野球は夏だ”ということ。
あだち先生の過去の野球漫画を見ると、まずタッチでは秋の予選も春の選抜も全く描かれず、話にもほとんど出て来ない。H2ではどちらもきっちり描かれているものの、主人公の比呂が「気温と共に調子が上がる」性格として描かれていた。そしてクロスゲームでは、秋の予選で敗退したという話がキャラクター達の会話に出て来て、結局試合は描かれなかった。
H2を読んでいて、あだち先生は秋と春の試合を描くのに、比呂と同じく調子が上がらないのかなと思っていたけど、このクロスゲームを読んで、やっぱり真夏の熱い試合を描きたいんだなぁと感じることが出来た。
あだち先生の新作は、すでに「QあんどA」が連載していて、1巻を読んでみたけど、あまり好きなテイストじゃないと思ってしまったので、その次の作品を楽しみにしよう
結局、若葉が見た夢である甲子園のシーンは描かれず、恋愛模様もはっきりとは描き切らないあだち先生らしい終わり方だった。ただ、北東京大会決勝までも最後に四番を四球で歩かせるという終わり方だったのが少しスッキリしなかった。まあ、この作品では“160キロを投げる”というのが一つのポイントだったわけだけど、160キロを出すというのが高校野球としてあまりに現実的ではなかったというところだろうか。
昨年春から放送していたアニメも3月末で終了していたのだが、単行本の発売を待っている身としては、アニメに先を越された格好になって少し不満だった。
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少しの不満はあるものの、この作品で改めてあだち先生の思いを垣間見ることが出来て嬉しくもあった。それは“やっぱり高校野球は夏だ”ということ。
あだち先生の過去の野球漫画を見ると、まずタッチでは秋の予選も春の選抜も全く描かれず、話にもほとんど出て来ない。H2ではどちらもきっちり描かれているものの、主人公の比呂が「気温と共に調子が上がる」性格として描かれていた。そしてクロスゲームでは、秋の予選で敗退したという話がキャラクター達の会話に出て来て、結局試合は描かれなかった。
H2を読んでいて、あだち先生は秋と春の試合を描くのに、比呂と同じく調子が上がらないのかなと思っていたけど、このクロスゲームを読んで、やっぱり真夏の熱い試合を描きたいんだなぁと感じることが出来た。
あだち先生の新作は、すでに「QあんどA」が連載していて、1巻を読んでみたけど、あまり好きなテイストじゃないと思ってしまったので、その次の作品を楽しみにしよう
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