午前中の陸上予選は、男子400mに金丸選手。男子200mに末続選手、高平選手。男子110mハードルに内藤選手が登場。
まずは男子400m。金丸選手の走りに期待したいところ。何しろ、昨年の大阪世界陸上では、予選で怪我をしてしまい、400mを走り切ることなく終わってしまったから。
その金丸選手。スタート前の金丸ダンスも見られて、緊張はしてなさそう。スタートから良い飛び出しに見えたけど、後半伸びず。特に解説の伊東浩司さんによれば、200から300がもっと伸びてこないと、とのこと。自己ベストにほど遠い内容で予選敗退。
次に男子200m。シーズンベストを出した高平選手は、着順では決まらなかったが、タイムで拾われて2次予選に進出した。末続選手は、前半で思うような走りが出来ず、後半の直線へ繋げられなかったようだった。タイムでも拾われず、まさかの予選敗退だった。
そして男子110mハードル。内藤選手もスタートからいまいちだった。110mハードルは特に最初からスピードに乗れないとキツイ競技。タイムは伸びず予選敗退。アキレス腱を痛めていて、まともにハードルを飛べたのが数日前ということなので、どうにもならない結果だったのかも知れない。
200mの高平選手には2次予選もあるけど、金丸選手と末続選手は、マイルリレーと4×100リレーで今度こそイイ走りを期待したい。
それから、110mハードルでは、衝撃的な事件が発生。予選最終組にエントリーしていた中国の劉翔選手がまさかの棄権で、1本のレースも走ることなく終わってしまったのだ。
大観衆の大歓声の中、スタートに着いた時点で右足をさすりながら顔をしかめていて「あれ?」っと思った。でも、単に足に貼っているレーンナンバーのシールを押さえてるだけなのかなとも思った。
しかし、あのしかめっ面はやはり異常があったからだった。フライングでやり直しになった1回目のスタート直後、その右足を引き摺りながら両足に貼ったレーンナンバーのシールを剥がすと、そのままゆっくりと引き上げてしまった。劉翔選手のいないまま始まるレースに先ほどまでの歓声はなく、スタジアムはテレビで見ていても分かるくらい静まり返っていた。
アテネでアジア人初の快挙をやってのけた劉翔選手のレースをまさか一度も見ずに終わろうとは…。
… …
星野ジャパンは、カナダと対戦。一昨日の韓国戦に負けて、もう負けられないのは勿論だが、今日からの3試合は連戦ということなので、尚更負けられない。
と、言いつつ、見始めたときには、1 - 0 でリードしていた。9回表のノーアウト3塁というチャンスで追加点がなかったのは残念だったけど、成瀬投手、藤川投手、上原投手が完封リレーで1点差を死守して勝利。
これで3勝2敗。明日の中国に勝って、準決勝進出を決めて欲しい。
… …
ソフトボールも今日はカナダと対戦。すでに2位で決勝トーナメントへの進出が決まっているため、余裕を持って臨める試合。
毎回のようにランナーを出し、得点を重ねる。投げてはエース上野投手が危なげないピッチングで6回までを押さえ、7回は染谷投手が締めた。6 - 0 の快勝だったが、残塁の多さが気になった。
ソフトの決勝トーナメントは変則的な方式(ページシステムというらしい)のため、予選2位通過の日本はこの時点でメダルが確定。あとは、アメリカをどう攻略するかが問題だ。
ちなみにページシステムとは。
(1)準決勝:予選1位と予選2位の対戦
(2)準決勝:予選3位と予選4位の対戦
(3)三位決定戦:(1)の敗者と(2)の勝者の対戦
※この対戦の敗者が三位。
(4)決勝:(1)の勝者と(3)の勝者の対戦
シドニーのときから知っていたけど、何度見てもややこしさを感じてしまう。
日本は(1)の準決勝でアメリカと対戦することになるけど、仮にここで勝ってもアメリカが(3)で勝つと、結局(4)の決勝で再び当たることになる。かといって、(1)で負けると仮に(3)に勝つことが確定的だとしても、試合数が多くなって不利になる。で、結局決勝でアメリカと当たる。
ややこしいというより、何でこんな変則トーナメントを採用しているのかが分からないなぁ
まあ、やはり(1)で勝って、優位に立った状態で(3)の結果を待つのがベストってことか。
… …
女子サッカーは準決勝。相手は予選で敗れたアメリカ。勝てるとはさすがに思ってなくて、先制点を奪ったときは驚いた。しかし、前半終了間際に逆転されると、後半2点を追加され、1 - 4 と敗戦ムードに。
ところが、試合終了間際、ゴール前の混戦から1点を返す執念を見せた。この1点がドイツとの三位決定戦に繋がると信じたい。
… …
最後に男子バレーボール。相手はここまで全勝のアメリカ。予選敗退が決まった植田ジャパンだけど、最終戦で意地を見せて欲しいところ。
残念ながら、結果はセットカウント 0 - 3 のストレート負けだった。越川選手が怪我で出場出来ず、ゴッツ選手も不調で早い段階で交代させられてしまったのも残念だった。
しかし、この試合では、若手の二人、ゴリ清水選手と福澤選手が長くコートに立ち、奮起してくれた。それは、確実に4年後のロンドンを見据えた采配だった。
5戦全敗で終わった植田ジャパンの北京五輪。メダルを狙えると宣言した植田監督の言葉とは裏腹に、五輪の壁を強く痛感した大会だった。
ただ、この北京五輪に出場した選手たちのうち、越川選手、ゴッツ選手、ゴリ選手、福澤選手の4人は、間違いなくロンドンを目指すチームの中心になるはず。北京での経験を活かして、ロンドンでの活躍を期待したい。
まずは男子400m。金丸選手の走りに期待したいところ。何しろ、昨年の大阪世界陸上では、予選で怪我をしてしまい、400mを走り切ることなく終わってしまったから。
その金丸選手。スタート前の金丸ダンスも見られて、緊張はしてなさそう。スタートから良い飛び出しに見えたけど、後半伸びず。特に解説の伊東浩司さんによれば、200から300がもっと伸びてこないと、とのこと。自己ベストにほど遠い内容で予選敗退。
次に男子200m。シーズンベストを出した高平選手は、着順では決まらなかったが、タイムで拾われて2次予選に進出した。末続選手は、前半で思うような走りが出来ず、後半の直線へ繋げられなかったようだった。タイムでも拾われず、まさかの予選敗退だった。
そして男子110mハードル。内藤選手もスタートからいまいちだった。110mハードルは特に最初からスピードに乗れないとキツイ競技。タイムは伸びず予選敗退。アキレス腱を痛めていて、まともにハードルを飛べたのが数日前ということなので、どうにもならない結果だったのかも知れない。
200mの高平選手には2次予選もあるけど、金丸選手と末続選手は、マイルリレーと4×100リレーで今度こそイイ走りを期待したい。
それから、110mハードルでは、衝撃的な事件が発生。予選最終組にエントリーしていた中国の劉翔選手がまさかの棄権で、1本のレースも走ることなく終わってしまったのだ。
大観衆の大歓声の中、スタートに着いた時点で右足をさすりながら顔をしかめていて「あれ?」っと思った。でも、単に足に貼っているレーンナンバーのシールを押さえてるだけなのかなとも思った。
しかし、あのしかめっ面はやはり異常があったからだった。フライングでやり直しになった1回目のスタート直後、その右足を引き摺りながら両足に貼ったレーンナンバーのシールを剥がすと、そのままゆっくりと引き上げてしまった。劉翔選手のいないまま始まるレースに先ほどまでの歓声はなく、スタジアムはテレビで見ていても分かるくらい静まり返っていた。
アテネでアジア人初の快挙をやってのけた劉翔選手のレースをまさか一度も見ずに終わろうとは…。
(13時22分)
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星野ジャパンは、カナダと対戦。一昨日の韓国戦に負けて、もう負けられないのは勿論だが、今日からの3試合は連戦ということなので、尚更負けられない。
と、言いつつ、見始めたときには、1 - 0 でリードしていた。9回表のノーアウト3塁というチャンスで追加点がなかったのは残念だったけど、成瀬投手、藤川投手、上原投手が完封リレーで1点差を死守して勝利。
これで3勝2敗。明日の中国に勝って、準決勝進出を決めて欲しい。
(14時09分)
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ソフトボールも今日はカナダと対戦。すでに2位で決勝トーナメントへの進出が決まっているため、余裕を持って臨める試合。
毎回のようにランナーを出し、得点を重ねる。投げてはエース上野投手が危なげないピッチングで6回までを押さえ、7回は染谷投手が締めた。6 - 0 の快勝だったが、残塁の多さが気になった。
ソフトの決勝トーナメントは変則的な方式(ページシステムというらしい)のため、予選2位通過の日本はこの時点でメダルが確定。あとは、アメリカをどう攻略するかが問題だ。
ちなみにページシステムとは。
(1)準決勝:予選1位と予選2位の対戦
(2)準決勝:予選3位と予選4位の対戦
(3)三位決定戦:(1)の敗者と(2)の勝者の対戦
※この対戦の敗者が三位。
(4)決勝:(1)の勝者と(3)の勝者の対戦
シドニーのときから知っていたけど、何度見てもややこしさを感じてしまう。
日本は(1)の準決勝でアメリカと対戦することになるけど、仮にここで勝ってもアメリカが(3)で勝つと、結局(4)の決勝で再び当たることになる。かといって、(1)で負けると仮に(3)に勝つことが確定的だとしても、試合数が多くなって不利になる。で、結局決勝でアメリカと当たる。
ややこしいというより、何でこんな変則トーナメントを採用しているのかが分からないなぁ
まあ、やはり(1)で勝って、優位に立った状態で(3)の結果を待つのがベストってことか。
(20時39分)
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女子サッカーは準決勝。相手は予選で敗れたアメリカ。勝てるとはさすがに思ってなくて、先制点を奪ったときは驚いた。しかし、前半終了間際に逆転されると、後半2点を追加され、1 - 4 と敗戦ムードに。
ところが、試合終了間際、ゴール前の混戦から1点を返す執念を見せた。この1点がドイツとの三位決定戦に繋がると信じたい。
(23時41分)
… …
最後に男子バレーボール。相手はここまで全勝のアメリカ。予選敗退が決まった植田ジャパンだけど、最終戦で意地を見せて欲しいところ。
残念ながら、結果はセットカウント 0 - 3 のストレート負けだった。越川選手が怪我で出場出来ず、ゴッツ選手も不調で早い段階で交代させられてしまったのも残念だった。
しかし、この試合では、若手の二人、ゴリ清水選手と福澤選手が長くコートに立ち、奮起してくれた。それは、確実に4年後のロンドンを見据えた采配だった。
5戦全敗で終わった植田ジャパンの北京五輪。メダルを狙えると宣言した植田監督の言葉とは裏腹に、五輪の壁を強く痛感した大会だった。
ただ、この北京五輪に出場した選手たちのうち、越川選手、ゴッツ選手、ゴリ選手、福澤選手の4人は、間違いなくロンドンを目指すチームの中心になるはず。北京での経験を活かして、ロンドンでの活躍を期待したい。
(25時13分)