ごはんが作るボクが作るごはん (つまのフーさんの養生食)

やっとごはんと向き合うようになった人が作るつたない料理の地味〜な記録*一人だと昔に戻ることあり

2015年2月末、手術前入院-2

2015-02-27 23:55:55 | 5- つまのフーさん 手術の前後


手術前の医師面談のことは、家人(フーさん)も昨日のことのように、
ボクもその部屋の空気の感触まで覚えていて、
それを先日書きました。
2915年2月末、手術前入院
その面談のA医師の話にはもう少し続きがあったので、忘れないうちに書いておこうと思います。

手術を決めた後、A医師から続けて、次のような説明がありました。

まず手術の名称は(これは前から言われていた部分もあるのですが)、
「右開胸 および 腹腔鏡補助下 による 食道切除・胃管再建・胃瘻造設手術。」
そして、
「手術の危険性(手術中に命を落とす可能性)は、全国的には3〜4%、がんの専門病院では1〜2%、この病院では1%です。」
この数字が高いのか低いのか、よくわかりませんでしたが、
今まで自分や他の家族が受けた手術(全身麻酔の手術)では、「手術の危険性はゼロとは言えません」という言葉は何度も聞いたものの、その数値を示されたことはありませんでした。
それで、これは大変な手術の内に入るのだろうという印象が明確に生まれ、ボクは少し胸がつまりました。

それから、急性期に起こりえる三大合併症の説明を受けた後、
術後に食事内容がどのように回復していくか、という話を聞きました。
食事内容がやがて普通食に変化していく、それはかなり時間を要するようなのですが、その話が妙に明るく耳に響いたのを覚えています。
回復していく過程の話は、それがたとえ予想だとしても、何はともあれ光の方向を向いているからだと思います。

手術は朝8時からと言われ、
「だいたい10時間です。」
ということでした。
「ですが、取り切れない〔取らない)という判断の場合には、もっと早く終了することになります。」
とも言われました。

「手術が始まったらご家族にはピッチを渡します。アンテナが2本以上のところにいて下さい。」

「終了の連絡が来たら、説明室が○○にありますからそこへ行き、話を聞いたらピッチを返し、家族室で40分ほど待ったら、ICUで面会となります。」

 などなど、
 等々、
 などなど、、、

聞いている僕の頭の中に、手術が終わりICUで、手術を乗り越えたフーさんに話しかける様子が、インディアンの狼煙(のろし)のように、フワッと浮かびました。


(2019年3月8日 記)

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