寝ても覚めても

突然ゴルフに熱中しだした小児科医の日記

番外編の追加 読書編

2014年02月13日 | 寝ても覚めても読書編
このところ祭日があったりして休みが多いにもかかわらず腰痛のため家にじっとしていることがほとんど。

私の好きなこととは
1)仕事 小児科医の仕事は、医師免許をもらって研修医になり、その後病院で臨床、大学にいて研究、臨床の両方していたときもどちらも一貫して大好きだった。

2)ゴルフ この趣味の開始は遅かったがこれも楽しい。寝ても覚めてもだ。

3)読書 これは一番歴史が古く、物心ついた時から活字の虫だった。いまでも少しでも時間があると、週刊誌から、医学書、文芸書、ノンフィクションとありとあらゆる活字を追いかけている。最近はAmazonや電子書籍のKindleがあるからますます拍車がかかってきた。朝ネットで注文すると夕方には届く。


だいたいこれくらいかと思うが、ほとんどの時間を開業医になった今も、仕事に費やしている。ある意味好きなことをして生きていける幸せな人間だと思う。

腰痛になると2番のゴルフが出来ないし、外出もしたくなくなるので仕事以外の時間は、もっぱら読書に費やすことになる。

そこで思い切って「寝ても覚めても」の番外編に読書編を作ることにした。

今日の朝読み終えたのは、佐藤優著「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」だ。

佐藤優の本は新聞の広告に「私と先生」がでていて、買って読んだのが最初だ。まだ2冊読んだだけだが2冊とも本当に引き込まれる。国家の罠では国策捜査の歴史の渦に巻き込まれた著者の、担当検事とのやりとりが大部分を占めるが、まさに知の巨人だ。なおかつキリスト教徒としての歴史を超える挟持のようなものがあって、著者の精神的な強さの基板となっているような気がする。

国益のため当時の所属組織(外務省)の最高責任者の許可のもとに粉骨砕身した人間が、このように断罪されては、後に続いて真に日本のために働く職員がいなくなるのが、著者も言っているように日本の国益のためにも心配だ。

これはあくまで一方向から見ただけの意見かもしれないが、著者も言うように、一定の年月を経て公文書が開示されるときには、全てが明らかになるだろう。
















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