「カッコーの巣の上で」

1976年公開の映画の紹介です

監督はミロス・フォアマン。

ジャック・ニコルソン主演のヒューマン ドラマ映画です。
アカデミー賞では、「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ジャック・ニコルソン」「主演女優賞/ルイーズ・フレッチャー」「脚色賞」を受賞しています。

マクマーフィーは、刑務所から意図的に精神病院へ送られることになります。
というのも、マクマーフィーは強制労働から逃れる為に暴力沙汰を繰り返していたのです。
ところが精神病院の体制は厳重で、患者はおとなしくさせられて薬を与えられる日課でした。
たまりかねてマクマーフィーは看護婦長に反抗します。
更にマクマーフィーは、いろいろなことに入院患者達を巻き込んでいくのです。
入院患者達も影響を受け始めて、ミーティングでも意見を言うようになります。
しかし刑期が68日間と思っていたマクマーフィーは、退院には看護婦長の許可が必要と知り愕然とします。
そして、マクマーフィーは仲間に脱走を持ちかけるのでした。

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原作は、ケン・キージーの同名のベストセラー小説です。

製作にマイケル・ダグラスの名前があります。
父親のカーク・ダグラスが「カッコーの巣の上で」の舞台で主役を演じていたんですね。
カーク・ダグラスは映画化権利をもちつつも、年齢が高くて映画の主役は無理、という事でマイケルに譲っていたんですね。
マイケル・ダグラスはこの映画で「作品賞」を受賞しています。

マクマーフィー役はジャック・ニコルソン。
アカデミー賞のたくさんのノミネート・受賞の常連です。
古くは｢イージー・ライダー｣(1970)で アカデミー助演男優賞にノミネートされています。
｢ファイブ・イージー・ピーセス｣(1971)、｢チャイナタウン｣(1975)、｢さらば冬のかもめ｣(1976)などの主演男優賞ノミネートがあり、
｢恋愛小説家｣(1998)では主演男優賞を受賞しています。