ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ラッシュ/プライドと友情」

2019年06月05日 | 実話をもとにした映画
2014年公開の映画の紹介です

監督はロン・ハワード。
F1世界選手権の、ジェームス・ハントとニキ・ラウダの壮絶なタイトル争いをドラマ化した映画です。
主演・出演はクリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール。


1970年代。
プレイボーイのハントは、F3のレースで新人のラウダと対戦します。
会った当初からウマが合わない2人ですが、初対戦はラウダのリタイアで終わってしまいます。
ラウダは家族の反対を押し切ってレースの世界に入り、理論派で、徹底的に改造したマシンでタイムを縮めます。
運転の素質もあり、ラウダは推薦で“フェラーリ”に加入する事が出来ました。
一方、スポンサーがつかないハントはそのままロゴなしのマシンに乗りますが、F1では出場が出来なくなってしまいます。
自暴自棄になった頃、ハントは“マクラーレン”の空きを知り自分を売り込みます。
F1世界選手権が始まり、1位と2位はハントとラウダが独占していきます。
そして事故の多いドイツ/ニュルブルクリンクでは、悪天候のためラウダが皆を集めて中止を希望します。
しかしハントや他のレーサーは、
「総合でラウダがトップの状態」
を指摘し、決行を希望します。
採決でレースは決行になりますが、大惨事が起こってしまうのです。

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この映画はゴールデングローブ賞で、「作品賞」「助演男優賞/ダニエル・ブリュール」にノミネートがあります。

ジェームス・ハントは1993年に他界していますが、ニキ・ラウダは先月訃報が聞かれたばかりです。
70歳でした。

ニキ・ラウダ役はドイツの俳優、ダニエル・ブリュール。
世界的にヒットした「グッバイ、レーニン!」(2004)でドイツの映画賞を受賞、
ハリウッドでも、「イングロリアス・バスターズ」(2009)、「黄金のアデーレ 名画の帰還」(2015)、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)など、多数出演があります。

≪ F1 とは・・? ≫

正式名称は「フォーミュラ1(Formula One)」
モータースポーツのカテゴリーの一つです。
Formula とは「決まり」「車両規定」を意味します。
出場する車両には、タイヤ・シャシー・エンジンなどあらゆる部分に規定があり、規定をクリアしていないとレースに出ることができないんですね。
1983年以降は4輪の1人乗りフォーミュラカーに限られています。

F1(エフワン)グランプリは世界各国で開催され、原則として一年間通して「1国1開催」と定められています。

≪ 2018年 ≫

「オーストラリアGP」から始まり、「モナコGP」「日本GP」など開催地は増えて21レースだったんですね。

参加チームは・・・

「メルセデス」「フェラーリ」「レッドブル」「マクラーレン」「ルノー」「フォース・インディア」「ウィリアムズ」「トロ・ロッソ」「ハース」「ザウバー」
各2名の出場で、20名の闘いでした。

個人ポイント総合トップ3は・・・

ルイス・ハミルトン/メルセデス(イギリス) 史上3人目の5冠
セバスチャン・ベッテル/フェラーリ(ドイツ)
キミ・ライコネン/フェラーリ(フィンランド)




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