ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「運び屋」

2019年06月22日 | ドラマ映画
今年3月公開の、とっても観たかった映画の紹介です

監督・主演はクリント・イーストウッド。
『ニューヨーク・タイムズ』に載せられた記事が元になったドラマ映画です。
他出演は、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、アンディ・ガルシア。


デイリリーの栽培に人生を費やしている高齢のアールは、品評会で金賞をもらい粋な挨拶を披露します。
同じ頃、自分の結婚式を控える娘のアイリスは父が来るのを待っていました。
妻であり母であるメアリーは、アールはどんな記念日にも来なかったと文句を言います。
それから12年後。
インターネット販売に押されて、90歳になったアールはデイリリー農園をたたむことになり孫娘・ジニーを訪ねます。
しかしはち合わせたアイリス達と口論になり、ジニーにあやまりアールはその場を去るのでした。
アールが古いトラックに乗ろうとした時、ジニーの知り合いが声をかけ、違反切符を切ったことがないという運転技術のアールに仕事の話を持ちかけます。
お金に困っているアールは紙に書かれた場所に行きます。
数人の男性がルールを説明し、運ぶ荷物を見るなと話し、アールに携帯を渡します。
その後、指定場所でいったん離れたトラックに戻ると、ダッシュボードに大金入っていてアールは驚きます。
アールはジニーの披露宴の資金を提供し、立ち退き命令の家を買い戻します。
安全運転で信頼されたアールは再び運び屋の仕事を引き受けます。
その日の荷物は大きくて、慎重に渡されたことが気になり、停車してアールは中身を見てしまいます。
麻薬だった事に驚いていると、通りがかりの警官が声をかけてきます。
話を取り繕ったアールですが、外に出ている警察犬に慌てるのです。
一方、麻薬取締局では、有能なベイツが呼ばれ、トレビノ捜査官と共に、一人の麻薬密売人と接触します。

***************************************
元になった記事のタイトルは
「シナロア・カルテルの90歳の運び屋」です。

娘・アイリス役は監督の実の娘様アリソン・イーストウッド、
孫娘・ジニー役はヴェラ・ファーミガのずっと下の妹、タイッサ・ファーミガです。

アール役は俳優歴も長く、更に監督の活躍が素晴らしいクリント・イーストウッド。
テレビドラマの『ローハイド』で有名になりました。
このころの日本の吹き替えは役どころに合わせた(ルパン役の)故・山田康雄が担当していました。
映画の吹き替えも担当でしたが、山田康雄は雰囲気に合わなくなってきたと言ってたんですね。
「スペース カウボーイ」(2000)あたりでは、(次元役の)小林清志、野沢那智が担当しています。
政治関係では1986年にカリフォルニア州西海岸のカーメル市市長に当選して1期2年間務めているんですね。
今年89歳です。

≪ デイリリー 豆知識 ≫

映画の中でも語られていますが、その名の通り一日だけ咲く多年草です。
日本名はヘメロカリスなんでしょうか。
花言葉は"苦しみからの解放"なんですね・・




デイリリー



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング