ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

2019年06月28日 | ドラマ映画
2013年公開の映画の紹介です

監督はアン・リー。
ヤン・マーテルの小説『パイの物語』が原作の冒険映画です。
アカデミー賞では11部門ノミネートがあり、監督賞、作曲賞、撮影賞、視覚効果賞の最多4部門を受賞しています。


パイの本名はピシンでしたが、“おしっこ”と同じ発音で、小さい時からずっとからかわれていました。
ある時、自ら自分のニックネームは無理数の“パイ”と話し、暗記した円周率を黒板に書き連ねるのでした。
パイの両親は植物園と動物園を経営していて、ある日パイは、兄と禁止されていたベンガルトラを見にいきます。
パイは生肉を持って、“リチャード・パーカー”と名付けられたトラを待ちます。
“リチャード・パーカー”は獲物を狙うように静かに近づいてきます。
その時父が現れ、2人は叱責され、更に獰猛なトラの姿を見せつけるのです。
間もなく経営困難になったパイの家族は、動物と共にカナダに移住を考え船に乗ります。
間もなく嵐が来て船は飲み込まれ、甲板に出ていたパイはボートに乗せられ、一人で海の中を漂うことになるのです。
ところが、船にはシマウマなどの姿がありましたが、リチャード・パーカーも乗っていたのです。
パイはなんとか船にロープをつけ、筏を作って過ごします。
船にあった非常食料と魚を取って生き延びますが、次第にリチャード・パーカーも弱ってくるのです・・・

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主人公のパイ役はスラージ・シャルマ。
「ミリオンダラー・アーム」(2014)では、メジャーリーグに引き抜かれた、野球のルールも知らないインドの青年の役どころでした。

この映画は主に台湾とインドで撮影されました。

海洋でのシーンは台中市の古い飛行場に、超大型の撮影用タンクを設置して撮影し、CGで空や水の動きを合成したんですね。


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「1408号室」

2019年06月28日 | ホラー映画
2008年公開の映画の紹介です

監督はミカエル・ハフストローム。
スティーヴン・キングの短編ホラー小説が原作の映画です。
出演はほぼジョン・キューザック。他、サミュエル・L・ジャクソン。


作家のマイク・エンズリンは、全米各地の心霊スポットを訪問して本にしていました。
ある雨の夜、古いホテルに着くと、取材で老夫婦はありきたりの現象を並べ立てます。
夜も何も起こらず、低く評価を付けてマイクはホテルを後にしました。
間もなくマイクは、一枚の絵葉書を受け取ります。
「NYドルフィンホテル1408号室に入るな」
とかいてあります。
試しにそのホテルに予約を入れると、日付を言う前に「ふさがっている」と断られました。
余計気になって調べると、たくさん変死があった部屋だったのです。
やる気満々になったマイクは、強引に予約をしてしまいます。
何とかマイクは「1408号室」に入ることができると、別に普通の部屋でした。
すると突然曲が大音量で鳴り、マイクはびっくりして頭をぶつけてしまったのです。

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ほぼ出ずっぱりのマイク役はジョン・キューザック。
映画プロデューサーも手掛けているんですね。
古くは「スタンド・バイ・ミー」(1987)、「訣別の街」(1996)、「コン・エアー」(1997)の出演、
近年では「推理作家ポー 最期の5日間」(2012)、「セル」(2017)の出演があります。

≪ おまけ ≫

米情報サイト「Consequence Of Sound」が2017年発表したスティーヴン・キング原作映画ランキング!!
因みに全73作品。

1位:『スタンド・バイ・ミー』 (1986)
2位:『シャイニング』 (1980)
3位:『ショーシャンクの空に』 (1994)
4位:『デッドゾーン』 (1983)
5位:『キャリー』 (1976)
6位:『ペット・セメタリー』 (1989)
7位:『ミザリー』 (1990)
8位:『グリーンマイル』 (1999)
9位:『クリスティーン』 (1983)
 10位:『クジョー』 (1983)




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