「海賊とよばれた男」

2016年公開の映画の紹介です

監督は山崎貴。
本屋大賞を受賞している百田尚樹の小説が原作の、歴史・ドラマ映画です。
主演・出演は岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、綾瀬はるか、小林薫、堤真一、近藤正臣、國村隼。

第二次世界大戦末期。
東京はB29の攻撃を受け、一面の焼け野原となっていました。
国岡鐵造（てつぞう）は呆然と立ち尽くします。
 〔1945年　鐵造　60歳〕
鐵造は、不安の面持ちの国岡商店の店員たちに、ねぎらいとクビにはしない

とを話します。
役員の甲賀と柏井は、この状態で全員に給料を払うのは無理では、と鐵造に言います。
鐵造は逆に、
「仕事はないというものではなく、作るものじゃ」
と叱責します。
 〔1912年（大正元年）　鐵造　27歳〕
会社を立ち上げたばかりの鐵造は、仕入れ担当者に石油を売りに行きますが、どこに行っても上手くいかない状態です。
いずれは石油の時代が来ると信じる鐵造は、海を見ているうちにアイディアが浮かびます。
鐵造は従業員と船を出してポンポン船に売りに行きはじめました。
買う側は店頭まで足を運ぶ必要がなく、売値を下げることができるという利点があります。
大繁盛で船は３隻にまでなり、鐵造は「海賊」と呼ばれるようになるのです。
 〔1945年　鐵造　60歳〕
石油の仕事がない状態の鐵造の元に、元海軍の藤本が訪ねてきて、壊れたラジオ修理の話を持ちかけます。
鐵造はラジオ部を作り側近の藤本を銀行の融資に向かわせるのです。
どの銀行にも断られ弱音を吐く藤本に、鐵造は「熱を入れろ」とげきを飛ばすのでした。

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この映画は日本アカデミー賞で、「優秀主演男優賞：岡田准一」「優秀撮影賞」などの受賞があります。

≪　本屋大賞　とは　≫

2004年設立の、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞です。
「新刊を扱う書店（オンライン書店含む）の書店員」の投票によってノミネート作品・受賞作が決定されるんですね。
毎年4月上旬に発表されています。

受賞作品は、
2004年（第1回）　「博士の愛した数式」 小川洋子
2005年　「夜のピクニック」 恩田陸
2006年　「東京タワー ?オカンとボクと、時々、オトン?」 リリー・フランキー
2007年　「一瞬の風になれ」 佐藤多佳子
2008年　「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎
2009年　「告白」 湊かなえ
2010年　「天地明察」 冲方丁
2011年　「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉 
2012年　「舟を編む」 三浦しをん
2013年　「海賊とよばれた男」 百田尚樹
2014年　「村上海賊の娘」 和田竜
2015年　「鹿の王」 上橋菜穂子
2016年　「羊と鋼の森」 宮下奈都
2017年　「蜜蜂と遠雷」 恩田陸 
2018年　「かがみの孤城」 辻村深月
2019年　「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ

「ジャスティス・リーグ」

2017年11月公開の映画の紹介です

監督はザック・スナイダー。
『DCコミックス』のヒーロー達が活躍するアクション映画です。
 物語は｢バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生｣(2016)から数ヵ月後を描いています。

スーパーマンは子供のみならず、多くの人々の夢と希望でした。
しかしスーパーマンが死亡した後は、人々の嘆きは大きく、街では犯罪が多発していたのです。
ある日バットマンは、泥棒と闘いながら、敵に偵察されている事に気付きます。
同じころ、イギリスの銀行でテロリストが人質をとって立て籠もる事件が発生します。
ワンダーウーマンが出動し、あっという間に皆を助けます。
間もなくワンダーウーマンの故郷である孤島にエイリアンのステッペンウルフが現れ、戦士達を負かして、あるボックスを奪って立ち去りました。
バットマンの元に現れたワンダーウーマンは、世界の危機が迫っていることを告げます。
2人は、人間界のボックスを狙うステッペンウルフに対抗する為仲間を集め始めます。
ところがステッペンウルフは予想以上に強く、スーパーマンの力が必要となるのです。
バットマンたちは蘇生装置でスーパーマンを生き返らせることに成功しました。
しかしスーパーマンは明らかに様子が違っていたのです・・・

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『ボックスとは』
大変な力のある『3つのマザーボックス』こと。
大昔地球へ進軍してきたステッペンウルフが、このボックスで地球の環境に大変化を与えようとしていて、
それを阻止するためにアマゾン族、アトランティス族、人間族がステッペンウルフから『3つのマザーボックス』を奪い、それぞれが一つづつ保管している状況。

≪　　ヒーロー・メンバー紹介！！！　　≫

バットマン/ブルース・ウェイン(ベン・アフレック)---昼はウェイン・エンタープライズのオーナー、夜は犯罪者と戦う大富豪。

スーパーマン/クラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)---クリプトン星の滅亡から生き延びて地球へ来たクリプトン人。

ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス(ガル・ガドット)---アマゾン族の王女。

アクアマン/アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)---海底王国で生まれた水陸両棲のアトランティス人。

フラッシュ/バリー・アレン(エズラ・ミラー)---大学生。超高速で活動することができる。

サイボーグ/ビクター・ストーン(レイ・フィッシャー)---有望なフットボール選手でしたが、事故で致命傷を負い体の大部分が様々な能力を持つ機械になっている。

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登場人物が日常乗る車はメルセデス・ベンツが提供しているんですね。
ワンダーウーマンにはEクラス・カブリオレ、
バットマンにはAMGビジョン・グランツーリスモ・・・ベン・アフレックの身長が高すぎて改装された特注品なんだとか。

続編『ジャスティス・リーグ パート2(仮題)』の情報が！！ 

2019年の6月公開と発表されたものの、様々な都合が重なり、製作はほぼ止まっている状態のようです。

監督はザック・スナイダー。
・・「パート2」の間に製作作品が2本ある模様・・
出演決定はガル・ガドット、ジェイソン・モモア、エズラ・ミラー、レイ・フィッシャー。

昨年12月に『アクアマン』が公開済み。
『シャザム！』『ワンダーウーマン 1984』『バーズ・オブ・プレイ(原題)』『クリーン・ランタン・コァ(原題)』
などが公開予定、
『スーサイド・スクワッド2(仮題)』『ザ・バットマン(仮題)』 『ザ・ジョーカー(仮題)』
などの企画など、盛りだくさんなんですね。