ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「遊星からの物体X」

2020年08月20日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1982年公開の映画の紹介です

監督はジョン・カーペンター。
ジョン・W・キャンベルの短編SF小説『影が行く』が原作の、SF・ホラー映画です。
主演・出演は、カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー、ドナルド・モファット。


飛来した円盤が、急速に地球に近づきます・・
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1982年、南極大陸。
ノルウェーのヘリコプターが雪原を走るハスキー犬を追い、銃で撃ち続けます。
アメリカ南極観測隊の隊員たちはヘリに気付き、外に飛び出します。
ハスキー犬が隊員たちに走り寄り、ヘリが着陸すると乗組員が銃を撃ってきますが謝って手りゅう弾を暴発してしまいます。
ノルウェーの隊員を射殺し、燃えたヘリコプターからは15台の燃料タンクを確認します。
心身的な病気かと思い、ヘリ操縦士のマクレディらはノルウェーの基地へ様子を見に向かいます。
基地は荒れ果て、生存者はなく、マクレディ達は外に異形の焼かれた死体を発見します。
資料やテープと共に死体を自分たちの基地に運びこみ、担当が解剖します。
一方、逃げ込んだハスキー犬を檻に入れた隊員は、泣き叫ぶ犬の声で戻るとおぞましい物体が犬を襲っているのを見て驚きます。
マクレディたちも駆けつけ、物体に火炎放射器を浴びせました。
持ち寄ったテープなどで雪原の巨大なクレーターの存在や、物体が同化して形を自由に変えれることがわかりました。
やがて隊員たちは、誰が同化した物体か疑心暗鬼に陥り始めるのです・・

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「遊星よりの物体X」(1952)のリメイクのようですが、より原作に近いようです。
監督:クリスティアン・ナイビイ
出演:マーガレット・シェリダン、ケネス・トビー

マクレディ役はこの頃30歳ほどのカート・ラッセル。
今年69歳なんですね。
「ニューヨーク1997」(1981)、「ゴーストハンターズ」(1987)、「バックドラフト」(1991)などの主演、
現在でも「ヘイトフル・エイト」(2016)のほぼ主演、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019)のナレーターなど、大活躍です。

この映画の前日騨の映画があるようです。
「遊星からの物体X ファーストコンタクト」(2012)
監督:マティス・ヴァン・ヘイニンゲン・ジュニア
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョエル・エドガートン




お立ち寄りありがとうございます
未知のものは興味シンシンですが、めちゃ怖いっす (((( ;゚Д゚)))
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Re:「ギャング・オブ・ニューヨーク」

2020年08月20日 | レオナルド・ディカプリオ
※ 昨年ブログを始めたばかりの頃のレビューです
手を加えた部分が多々あります

2002年公開の映画の紹介です

監督は、眉毛が特徴のマーティン・スコセッシ。
168分の長編アクション・ドラマ映画です。
主演・出演はレオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ダニエル・デイ=ルイス、リーアム・ニーソン、ブレンダン・グリーソン、ジョン・C・ライリー。


19世紀はじめ、ニューヨーク州ファイブ・ポインツ。
アイルランド人の移民達"デッド・ラビッツ"と、アメリカ生まれの住人達"ネイティブ・アメリカンズ"は対立を繰り返していました。
町の利権をかけて最後の闘いが行われ、、"デッド・ラビッツ"のリーダー・ヴァロン神父は"ネイティブ・アメリカンズ"のリーダー・ビル・ザ・ブッチャーに殺されてしまいます。
闘いを目にしていたヴァロン神父の息子・アムステルダムは、少年院に投獄されてしまいました。
16年後。
アムステルダムはファイブ・ポインツへ戻り、ブッチャーに牛耳られた町を目のあたりにします。
幼なじみのジョニーが話しかけてきて、町の事をアムステルダムに教えます。
アムステルダムは"ネイティブ・アメリカンズ"に入団し、徐々にブッチャーに気に入られていくのです。
ところがやがてアムステルダムの素姓はブッチャーに知られてしまい、痛めつけられ重症のまま教会の地下に身を潜めます。
そこへヴァロン神父に加勢していた人物が現れ、アムステルダムにあるものを渡すのです・・

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元にされたのはハーバート・アズベリーの『ギャング・オブ・ニューヨーク』で、
内容は「100年間に渡るニューヨークのギャングたちの社会を書き綴った歴史」のようです。

アカデミー賞では、「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ダニエル・デイ=ルイス」「脚本賞」など10部門のノミネートがあります。

構想30年、撮影270日、製作費150億円!!
16歳の時にこの映画の話を聞いたというレオナルド・ディカプリオ。
監督から、撮影が7カ月を超えた頃、
「悪いね、こんなにかかっちゃって」
と言われて、
「いや、あと8ヶ月だってやるよ。夢がかなったんだから」
と答えたんだとか。
ディカプリオは役作りで体を大きく見せる為、マッスル化しています。

エンドロールではレオナルド・ディカプリオの名前が先に登場し、主演男優としての評価が無かったのはかなり謎のようです。

この映画の公開が12月に予定されていた年に9.11のテロ事件があり、翌年に延期になっていたんですね。
ラストの部分には現在のNYの姿が映るシーンもあり、監督のメッセージが込められているようです。




お立ち寄りありがとうございます
2度目の記事づくりでも、新たな発見があるとはこれいかに
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「野性の呼び声」

2020年08月20日 | ドラマ映画
今年2月公開の映画の紹介です

監督はクリス・サンダース。
ジャック・ロンドンの小説が原作の、冒険映画です。
主演・出演は、ハリソン・フォード、オマール・シー、ダン・スティーヴンス、カレン・ギラン。


19世紀末のゴールドラッシュ期。
暖かいカルフォルニア地方で暮らしているミラー判事の大きな飼い犬・バックは、町でも家でも走り回り、皆大変でした。
ところが、大切な来客の日にバックはとんでもないことをしてしまったのです。
お仕置きで外に出されたバックは、昼間に目を付けていた一味に誘拐されてしまいます。
車に揺られ、船に揺られて着いたところは雪の降りつもる寒い場所でした。
見た事もない雪にバックは驚きますが、犬の販売業者に綱で引かれて行くのです。
その頃、ジョン・ソーントンという男はその場所に来たばかりでバックとすれ違います。
その時落としたハーモニカを、バックは加えてジョンに渡すのでした。
バックは2人組の男女に買われ、そり犬として働くことになります。
先頭のボス犬・スピッツに従い数匹の犬達とそりで郵便物を届ける仕事ですが、慣れない事で、あたふたとするバックでした。
次第にバックは仲間意識を強く持ち信頼されて行きますが、スピッツ犬は面白く思わずついに闘いになってしまうのです。
翌朝、スピッツがいない事で荷物を届ける2人組は慌てますが、バックを先頭におくと犬たちはものすごいスピードで雪の山道を駆け抜けるのです・・・

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なんと、通算8度めの映画化とか。
過去作品が調べきれませんでしたが、初めて全編を通しての実写映像化のようです。

体の大きいバックは、セント・バーナードとファーム・コリーの雑種です。
一からのCGを考えていたところ、監督の奥さまがウェブでモデル犬を見つけたんですね。
セントバーナードとシェパードの交配種で、その名も「バックリー」というのは、正に運命と語られています。

ジョン役は新境地とも言われているハリソン・フォード。
今年78歳です。
「スター・ウォーズ」(1978)で一躍有名になった時は36歳だったんですね。
サターン主演男優賞ノミネートがあったようです。
「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(1981)では、サターン主演男優賞を受賞しています。





皆様、お立ち寄りありがとうございます
バック君が、この映画の主演であります (*´∪`*)
コメント (2)
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