ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「引っ越し大名!」

2021年11月25日 | 日本映画
2019年公開の日本映画の紹介です

監督は、犬童一心。
土橋章宏の小説『引っ越し大名三千里』が原作の、時代・ドラマ映画です。
主演・出演は、星野源、高橋一生、高畑充希、小澤征悦、濱田岳、西村まさ彦、松重豊、及川光博。


天和2年、1682年。徳川綱吉の時代。
この頃は、大名の引っ越しが数多く行われました。
将軍の鶴の一声で命ぜられると決してあらがうことが出来ず、藩士や家族、時には一万を超える移動があったのです。
ある夜、姫路藩主の松平直矩の元に江戸留守居役・仲田小兵衛が現れ、豊後国日田藩への国替えを伝えます。
減封まで言い渡された姫路藩は財政が厳しく、そんな中、国家老・本村三右衛門は引っ越し奉行を募ります。
目があった御刀番・鷹村源右衛門は指名されるも、うってつけの人物がいると『かたつむり』の名をあげるのです。
『かたつむり』はあだ名で、人と接するのが苦手でいつも書庫にこもっている書庫番の片桐春之介のことでした。
抵抗しながらも皆の前に連れ出された春之介は、任命されてしまうのです。
弱り果てる春之介に、源右衛門はアドバイスし、春之介は亡くなった前任の引っ越し奉行の娘・於蘭を訪ねました。
父と母の苦労話をする於蘭は、一度は春之介を追い出すも、本村に切腹を命じられた春之介の前に引越しの覚書を持って現れます。
正式に引越し奉行として挨拶をした春之介は、覚書を手引きに行動を起こします。
費用を節約する為、荷物を自分たちで運ぶ事にし、持ち物を半分と決めます。
当然反対が出ますが、書物には
「整理とは捨てる事なり」
と書かれていたのです。
たくさんの書物を前に、春之介もあることを実行するのです・・・

*********************************************
鷹村源右衛門が手にする長槍は、松平家に伝わる天下三名槍の一つ、『御手杵』のようです。





お立ち寄りありがとうございます
なるほど、物を捨てるのね・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング