「博士の異常な愛情」

1964年公開の映画の紹介です

監督はスタンリー・キューブリック。
ピーター・ジョージ著・『破滅への二時間』が原作の、モノクロのブラック・コメディ映画です。
主演・出演は、ピーター・セラーズ(3役)、ジョージ・C・スコット、スターリング・ヘイドン。

ソ連の上空を少し離れたところでは、常にアメリカの爆撃機が警戒飛行しています。
ある日、米空軍司令官のリッパー将軍はソ連への核攻撃「R作戦」を命令します。
命令を受けた飛行中の兵士は仰天し、連絡を取って間違いないことを確認します。
兵士はたちは金庫から作戦要領の資料を取り出し、16倍の破壊力がある核兵器の取り扱いを手順どおりにすすめます。
リッパー将軍が勤務するバープルソン空軍基地では、マンドレイク大佐がソ連の攻撃は確認できないよ、と話しますが、異常をきたしているリッパー将軍は全く撤回する意思を示しません。
一方、「R作戦」が執行されたことを知った米国防総省は、ソ連からの攻撃が確認できず、時間も無い為焦りまくりです。
「R作戦」は爆撃機との無線も不可能状態となり、唯一解除の3文字の暗号はを知るのはリッパー将軍だけとわかりますが連絡が取れない状態です。
しかしバープルソン空軍基地では、リッパー将軍が洗面所に入った直後、マンドレイク大佐は銃声を聞いてしまうのです。

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映画の原題は、なんと
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
(Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb)

冒頭に下記テロップが流れます。

「この映画に描かれているような事故は
絶対に起こり得ないと
合衆国空軍は保障する
登場人物はすべて架空で
実在の人物との関連は少しも無い」

劇中3役(本当は爆撃機の少佐も予定だった)のピーター・セラーズ。
ストレンジラヴ博士・マンドレイク大佐・マフリー大統領を演じています。
マフリー大統領役は、演じるためにアメリカ中西部のアクセントを習得しているんですね。
映画の撮影がロンドン限定だったのは、セラーズが離婚協議中のためロンドンを離れられなかったためとか。
｢ピンク・パンサー｣(1964)(1975)(1977)(1978)｢ピンク・パンサーX｣(劇場未公開)が有名です。

いつもお立ち寄りいただき有難うございます

「スライディング・ドア」

1998年公開の映画の紹介です

監督はピーター・ハウイット。
地下鉄に乗れたヘレンと、乗れなかったヘレンを同時に映していく、異色のラブ・ストーリー映画です。
主演・出演は、グィネス・パルトロー、ジョン・ハナー、ジョン・リンチ、ジーン・トリプルホーン。

ジェリーと同棲しているヘレンは、会社に遅刻してしまい、更に失態をしてクビになってしまいます。
帰り際、エレベーターでイヤリングを落として、男性が拾ってくれます。
まっすぐ帰宅しようと地下鉄のホームに降りますが・・
電車に乗れたヘレンと、乗れなかったヘレンが同時進行していきます。
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電車に乗れたヘレンは、隣の男性がイヤリングを拾ってくれた男性・ジェームズとわかり話をし、偶然同じ駅で降ります。
帰宅したヘレンは、ジェリーの浮気現場を目の当たりにしてしまいます。
家を飛び出したヘレンはバーでひたすら飲んでいる処、偶然ジェームズと再会します。
仕事も無くなり恋人に浮気をされたヘレンをジェームズは気にかけます。
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電車に乗れなかったヘレンは、外でタクシーを拾おうとしますがバッグを盗まれそうになって怪我をしてしまいます。
病院で手当てをしてもらったヘレンが自宅戻ると、ジェリーはシャワー中で、部屋は乱れたままでした。
ジェリーは慌てて1個のワイングラスを洗濯かごに隠します。
解雇されたヘレンをバーで飲み明かそう(浮気を誤魔化そう)、とジェリーは誘います。
(そのバーにはジェームズもいますが、こっちのヘレンは知らないままです)

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この映画はふたつの物語が同時進行で、しかも他の物語の登場人物がどこかにいたり、交互に描く演出がすばらしいです。

ヘレン役はグウィネス・パルトロー。
｢恋におちたシェイクスピア｣(1999)では、アカデミー主演女優賞を受賞しています。
｢アイアンマン｣「アベンジャーズ」シリーズでは、ペッパー・ポッツを演じています。

ジェームズ役は、ジョン・ハナー。
「ハムナプトラ」シリーズでは、ヒロインの兄・三枚目を演じています。

いつもお立ち寄りいただき有難うございます

まだまだ頑張れそうです！！！

「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」

2018年公開の映画の紹介です

監督はリュック・ベッソン。

1967年のコミックが原作のSFアクション映画です。
主演・出演はデイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ、クライヴ・オーウェン、イーサン・ホーク。

西暦2740年。
海に囲まれた美しい国のパール人は、平和に暮らしていましたが、突然何者かに壊滅させられます。
仮想ビーチでくつろいでいたヴァレリアンは、その恐ろしい夢から覚めます。
連邦捜査官のヴァレリアンとローレリーヌは平和を守る任務に就き、宇宙の星をパトロールしています。
間もなく2人に極秘のミッションが与えられ、惑星キリアンに向かいます。
闇マーケットで売られている”ミュール変換器”を回収する任務です。
予想外の展開もありながら、なんとか2人は任務を完了します。
その頃本部があるアルファ星では、謎の放射線に汚染されていました。
侵入者によって司令官が拉致されてしまい、ヴァレリアンはスカイジェットで追いかけますが音信不通になってしまいます。

ローレリーヌは助け出すため、悪い種族が牛耳るエリアに入って行きました・・

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原作はピエール・クリスタンとジャン＝クロード・メジエール原作のフランスの漫画シリーズ『ヴァレリアンとローレリーヌ』です。

制作はフランスですが、言語は英語です。

監督自身が少年時代に夢中になっていたコミックなんですね。

同僚のローレリーヌに首ったけのヴァレリアン役はデイン・デハーン。
監督は、デインがレストランで笑いながら

「ハーイ」

と言ったのを見た瞬間に役に決めたんだとか。

コミックです

↓

いつもお立ち寄りいただき有難うございます

「バックトレース」

今年4月公開の映画の紹介です

監督はブライアン・A・ミラー。
スタローンのアクションがあまりない、クライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、シルヴェスター・スタローン、ライアン・グスマン、マシュー・モディーン、メドウ・ウィリアムズ、クリストファー・マクドナルド。

建物から出てきたマクドナルド達3人は、車に乗り込み約束の場所へ到着します。
男2人は車から降りていて、「金を出せ」とけしかけます。
金を渡すも、少ないと揉めているうちに2人は銃を発砲し、3人は撃たれてしまいます。
頭を撃たれたマクドナルドは病院に運ばれ、刑事・サイクスは意識が戻ったら呼ぶよう部下に話します。
しかしマクドナルドは意識が戻っても記憶喪失になり、死んだ2人の殺害者となって収監されてしまうのです。
7年後。
刑務所のマクドナルドの前に、入ったばかりというルーカスが現れ、脱獄するから一緒に出ようと話しかけます。
半信半疑で渡された薬を飲み、気がついたマクドナルドは車のトランクで目を覚ましました。
マクドナルドが隠した大金が目当てで、ルーカス達はマクドナルドに記憶を取り戻す薬を打ちます。
そして、目を覚ましたマクドナルドは、
「ここを覚えている」
と苦しみながら思い出し始めるのです。
一方、サイクスはFBIと協力し合いながらも、独自に調査を進めるのでした。

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タイトルの意味は、『現在の関数に至るまでの道筋』・・のようです。

ルーカス役はライアン・グスマン。
劇場未公開が多く、「ステップ・アップ」シリーズ、
「ジェニファー・ロペス　戦慄の誘惑」(2015製作)なんて、恐ろしい題名の映画の出演なんかもありました。
この映画の前の公開では、青春・コメディ映画「エブリバディ・ウォンツ・サム!!　世界はボクらの手の中に」があります。

頑張ってます　(๑•̀ㅂ•́)و✧.
とっても励みになります！　🎙(○´ω`○)🎙

ポチっと押して頂けたら最高です　(〃'▽'〃)ﾉ☆

「海を飛ぶ夢」

2005年公開の映画の紹介です

監督はアレハンドロ・アメナーバル。

28年間全身の不随と闘ったラモン・サンペドロの実話、スペイン映画です。
 主演・出演はハビエル・バルデム、ベレン・ルエダ、ロラ・ドゥエニャス。

スペインに住むラモン・サンペドロは、首から下が全身麻痺の状態です。
ラモンは、毎日窓から外を眺め空想の世界に浸ります。
ラモンの身の回りの世話は兄の嫁のマヌエラがしています。
しかしラモンは、人生に終止符を打つ為に尊厳死を希望します。
ある日、尊厳死を支持する団体の女性弁護士・フリアがラモンを訪ねます。
フリアも難病を抱え、ぎこちなく杖をついて歩きます。
ラモンのインタビューがテレビに流れ、それを見た未亡人のロサは思いとどまらせようとラモンに会います。
しかしラモンは逆にロサのだらしの無さを指摘し、ロサは泣きながら帰るのでした。
ある日フリアは、ラモンに本を出すことを提案します。
更にフリアは自分の病気に就いて話し、2人はある約束をするのです。

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原作はラモン・サンペドロの手記『地獄からの手紙』です。

この映画はアカデミー外国語映画賞を受賞しています。
ゴヤ賞では「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「主演男優賞/ハビエル・バルデム」「主演女優賞/ロラ・ドゥエニャス」など14部門で受賞しています。

「湯を沸かすほどの熱い愛」

2016年公開の日本映画の紹介です

監督・脚本は、長編デビュー作となる中野量太。
主演は、監督自らダメもとでオファーした宮沢りえ。
他、出演は杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李。

幸野家が経営する『幸の湯』という銭湯は、1年前から
「湯気のごとく　店主が蒸発しました
当分の間　お湯は沸きません」
という紙が貼られて休業しています。
夫・一浩が失踪し、双葉はパートで働き高校生の娘・安澄を養っています。
朝、安澄の髪を結ってあげて双葉も出勤する日課ですが、安澄は大人しい性格で同級生からいじめにあっていました。
ある日、学校から呼び出しを受けて双葉が駆け付けると、安澄の制服も髪もぼさぼさになり絵具をつけられていたのです。
安澄をみるなり双葉は
「母ちゃんは、その中の赤が一番好き」
と笑って見せ、家に連れて帰るのです。
その後仕事中に倒れた双葉が病院で精密検査を受けると、癌の末期と言われてしまいます。
一晩泣き明かした双葉は、残された時間やり残しがないように決意するのです。
そして、探偵に調べてもらった一浩の居場所を訪ねました・・

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この映画は日本アカデミー賞で、
「最優秀主演女優賞/宮沢りえ」「最優秀助演女優賞・新人俳優賞/杉咲花」
を受賞しています。
「優秀作品賞」「優秀監督賞」「優秀脚本賞」の受賞があります。

「幸の湯」の撮影には2か所の銭湯が使われているようです。
内部は、2015年5月歴史に幕を下ろした、東京最古級の木造建築銭湯「月の湯」
外観と釜場のシーンは足利市にある「花の湯」

「花の湯」は撮影中も夜は通常営業していたそうで、スタッフなど、利用して疲れを癒していたんだとか。

安澄役は杉咲花。
テレビドラマ「夜行観覧車」(13/TBS)で注目を集め、たくさんのドラマ･映画･CMに出演しています。
『トイレのピエタ』(2015)『愛を積むひと』(2015)では、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016新人女優賞など、たくさんの受賞をしています。
「楽園」が間もなく公開予定です。

いつもお立ち寄りいただき有難うございます

「喜望峰の風に乗せて」

今年1月公開の映画の紹介です

監督はジェームズ・マーシュ。
ヨット経験があまりない実在のクロウハーストの無寄港世界一周レース・挑戦物語です。
主演・出演は、コリン・ファース、レイチェル・ワイズ、デヴィッド・シューリス、ケン・ストット。

1968年。
ボートショーに会社の宣伝のために参加したドナルド・クロウハーストは、前年初めて達成したシチェスターが、今年も『単独無寄港世界一周レース』を開催すると聞き、社の宣伝のためにも出場すると決めます。
ヨット好きのドナルドは航海経験はありませんが、自らボートを設計し、準備を進めます。
しかし、準備にかなりの時間がかかり、8月出港予定が、9月、10月1日と伸び、更に期限の10月31日が目の前に迫ります。
2日前、ドナルドは社の広報担当・ホールワースに、弱気な発言をしますが、家も会社も失う事になると言われ思いとどまるのです。
出航の日、マスコミなどの取材陣が集まり、心配を隠せない妻・クレアと子供たちも見送ります。
手を振り合わないままドナルドは出航し、ボートの中が雑然としていることや、整理中に怪我をして悪態をつき、更に甲板で吐いてしまうのです。
無線や電話も装備されていて、ドナルドは時々連絡を取りながら日誌に記録していきます。
当初の予定より大幅に遅れている事でホールワースは不機嫌になり、ドナルドも船の不具合など文句を言います。
ホールワースの、「奥さんに棄権すると伝えるのか？」の問いに、ドナルドは時間をおいて答えます。
「妻に、元気だと伝えるように」
しかし、ドナルドは嘘の位置を教えるという、おぞましい事を考え始めるのです・・・

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「奇跡体験！アンビリバボー」でも放送があったようです。

≪　単独無寄港無補給世界一周ヨットレース　とは　≫

「ヴァンデ・グローブ」とも言われているようです。

一人で、寄港なしのレースです。
スタートは出航期限内が原則で、皆バラバラに出発のようです。

スタート・ゴールは
フランス・ヴァンデ県のレ・サーブル＝ドロンヌ

義務付けられたチェックポンは
　喜望峰
　ハード島
　ルーイン岬
　ホーン岬

第1回1989-1990の優勝者はTitouan Lamazou(フランス出身)　記録は109日8時間47分55秒
第8回2016-2017の優勝者はArmel Le Cleach(フランス出身)　記録は大会新で、74日3時間35分46秒

レースのコースです

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「アルマゲドン」

1998年公開の映画の紹介です

監督はマイケル・ベイ。
SF・パニック映画です。
主演・出演は、ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー、ウィル・パットン、スティーヴ・ブシェミ、ビリー・ボブ・ソーントン。
ナレーションはチャールトン・ヘストン、ちょっとの役で松田聖子が登場します。

20世紀末。
NASAと連絡を取り合っていたスペースシャトル「アトランティス」は人工衛星を修理中突然画像がぶれ、通信が途絶えます。
映像を解析すると流星雨に直撃されたことがわかりました。
その後流星雨は大気圏を突破して地球上のあらゆるところに降り注ぎ、建物などを破壊していきます。
更にテキサス州と同じくらいの大きさの小惑星が地球に向かっていることがわかり、18日後には地球は絶滅すると判明するのです。
NASAであらゆる手段が出され、却下される中、小惑星に深く穴を掘り核爆弾で起動を変えるという案が唯一のものとされます。
採掘のスペシャリストとして、一人の名前が挙がり、経験が深いハリーが呼ばれます。
ハリーは実戦経験のない隊員たちよりも、自分のチームで行く事を希望し、個性豊かな採掘仲間が集まって来ます。
ハリーたちはいろいろな試験に加え、用意された『アルマジロ』と呼ばれる掘削用車両でキツイ訓練を数日間受けるのです。
出発の前日、ハリーはストレスがたまった皆に休暇を与えるようNASAに申請します。
その中の一人、A.Jは、反対されながらもハリーの大切にしている一人娘・グレースと一緒に過ごします。
そして翌日、ハリーはスペースシャトル「フリーダム」に搭乗し、A.Jは「インディペンデンス」に乗って2機は宇宙へ飛び立ちました。
しかし小惑星に近づくにつれ、障害物が飛び交っている中を潜り抜けて行かなければならなくなるのです・・

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アカデミー賞では「歌曲賞」「録音賞」などのノミネートがあります。
何と、ゴールデンラズベリー賞でもずいぶんノミネートがあるようです。

紅一点のグレース役はリヴ・タイラー。
｢ロード・オブ・ザ・リング｣(2002)シリーズの出演があります。
公開中の「アド・アストラ」に出演しています。
父はエアロスミスのボーカルのスティーヴン・タイラーだったんですね。
メインテーマの『ミス・ア・シング（I DON'T WANT TO MISS A THING）』はエアロスミスの曲です。

頑張ってます  ٩( 'ω' )و
とっても励みになります (ฅ ^・ω・^ ฅ)
ぽちっと押しておくんなせい   ♡(人>ω<*)

「トワイライト～初恋～」

2009年公開の映画の紹介です

監督はキャサリン・ハードウィック。
ステファニー・メイヤーのベストセラー小説『トワイライト』原作の、異色・ラブ・ストーリー映画です。

高校生のベラは、母が再婚する事になり、父と暮らす為にフォークスに転校してきました。
何とか友達もできたベラは、神秘的な雰囲気のエドワードに興味を持ちます。
ところが友人は、エドワードは決して女性に振り向かないと言います。
授業で偶然隣どおしになるも、エドワードはベラを避けるように席を立つのでした。
一方、ベラの父は警察官で、動物に殺された死体について調査しています。
ある日、車にぶつけられそうになったベラをエドワードが助けます。
しかし、エドワードは遠くにいたはずで、しかも抑えた手で、車は陥没していたのです。
ベラは、エドワードに当てはまる「冷人種」について調べると、動物の血で生きるバンパイアと知ります。
ベラとエドワードは惹かれあい、しかし、もう一つの人種にベラは狙われることになるのです・・

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ベラ役はクリステン・スチュワート。
｢パニック・ルーム｣(2002)の主人公の娘役を経て、｢アリスのままで｣(2015)、｢カフェ・ソサエティ｣(2017)の出演など、
｢アクトレス～女たちの舞台～｣(2015)では、 セザール賞助演女優賞を受賞しています。

エドワード役は透き通るようなロバート・パティンソン。
｢ハリー・ポッター｣シリーズ、｢ディーン、君がいた瞬間｣(2015)の出演、｢グッド・タイム｣(2017)では、透き通ってなくて、誰！？って言う主演でした。

このシリーズは現在5話作られています。
2作目『ニュームーン/トワイライト･サーガ』（2009年）
3作目『エクリプス/トワイライト･サーガ』（2010年）
4作目『トワイライト･サーガ/ブレイキング･ドーン Part1』（2011年）
5作目『トワイライト･サーガ/ブレイキング･ドーン Part2』（2012年）

さて、タイトルの意味で、時系列順に
「たそがれ」→「新月」→「日食」→「夜明け」
となっているんですね

いつもお立ち寄りいただき有難うございます😵 

「フォックスキャッチャー」

2015年公開の映画の紹介です

監督はベネット・ミラー。
実際に起きた事件が題材の伝記映画です。
主演・出演は、スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、シエナ・ミラー。

レスリング選手のマーク・シュルツは、親代わりでもある兄のデイヴから、日々コーチを受けていました。
2人は3年前のロサンゼルスオリンピックで金メダルを勝ち取っています。
しかしその後マークは統合失調症を患い、不安定な生活を送っていたのです。
ある日マークは、資産家のデュポンの代理から電話を受け、迎えに来たヘリでデュポン邸を訪れます。
デュポンは自分のレスリングチーム“フォックスキャッチャー”へマークを誘いスポンサーの話をします。
更に広い敷地を案内し、素晴らしいレスリングのジムを見せるのです。
マークは承諾し、帰宅後デイヴも来るよう言われたと誘いますが、家族がいるデイヴはくる様子はありませんでした。
他の選手と合流し練習をするマークですが、何度となくデイヴを誘うようデュポンに言われ、次第に衝突するようになるのです。
しかし、法外な金額を提示し、デュポンはデイヴ家族を引き入れる事に成功するのです。

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この映画はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で、「監督賞」を受賞しています。
アカデミー賞では、「監督賞」「主演男優賞 /スティーヴ・カレル 」「助演男優賞/マーク・ラファロ」などにノミネートがあり、批評家からは高い評価を受けているようです。

マーク役はチャニング・テイタム。
演技に関しては
「今まで演じた役の中で一番難しい役だった。」
役柄の体重増加については、
「樽のように太ればよかったから、楽だったよ」

頑張ってます！！！！！！！

ぽちっと押して頂けたら、

とっても励みになります！

※注 「ハサミ男」 原作を先に読まれる方は後で観てね

※注 　原作を先に読まれる方は、まだご覧頂かない方がいいかもです。

2005年公開の日本映画の紹介です

監督は池田敏春。
殊能将之の小説が原作のミステリー映画です。
主演・出演は、豊川悦司、麻生久美子、阿部寛、樋口浩二、斎藤歩。

東京都近郊。
人通りのない鉄塔の近くに遅れてやってきた女子高生は、次の瞬間首にハサミをつきたてられ、絶命しました。
側で若い女性・知夏と中年男性・安永が、ハサミのとぎ具合が悪かった事を話しています。
ふたりはハサミの片刃を綺麗に研いで尖らせ、次のターゲットを狙います。
しかし、目的に合った女子高生ではない為、知夏は事前に調査する事にするのです。
次に選ばれた由紀子という高校生を尾行すると、中年男性と待ち合わしているのを見かけ、どうやら父親と知夏は思います。
数日後、知夏が由紀子の足取りを追うと、何と由紀子はハサミを突き立てられて殺されていたのです。
他にも目撃者の男性がいて、警察に知らせている間に知夏は持っていたハサミを投げ捨てます。
世間では、一連の事件は〝ハサミ男〟の仕業と広まっていました。
捜査を担当している刑事達は、由紀子の凶器のハサミと、捨てられていたハサミと、その前の事件のハサミの関連性について、ある事実をつかみます。
そのことを、地元の刑事達は派遣されてきた心理捜査官・堀之内警視正に伝えます。
一方、自殺願望が強い知夏は、クレゾールを飲んでゲボゲボ吐きまくります。
一緒にいる安永は呆れるばかりです。

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原作の『ハサミ男』は故・殊能将之のデビュー作品で、メフィスト賞を受賞しています。
メフィスト賞とは、公募文学新人賞です。

知夏役は、このころ20代半ばの麻生 久美子。
アイドル歌手志望で履歴書を送ったことがきっかけで、
『全国女子高生制服コレクション』でグランプリを受賞してるんですね。
｢BAD GUY BEACH｣(1995)が映画デビューです。
｢カンゾー先生｣(1998)で最優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞しています。

活動は現在もたくさん、幅広く、
映画｢翔んで埼玉｣(今年2月)の出演、
アニメ映画｢バースデー・ワンダーランド｣(今年4月)、
テレビドラマ｢いだてん～東京オリムピック噺～｣(今年1月からのNHK大河)

いつもお立ち寄りいただき有難うございます

「普通の人々」

1981年公開の映画の紹介です

監督は、出演していないロバート・レッドフォード。
平凡な中流階級の家庭が舞台のヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、ドナルド・サザーランド、ティモシー・ハットン、メアリー・タイラー・ムーア、ジャド・ハーシュ、エリザベス・マクガヴァン。

シカゴ郊外。
高校生のコンラッドは、うなされて夜中に目を覚まします。
その朝、父のカルビンはコンラッドの様子を何度か伺い、朝食を食べるよう言います。
席に座ったコンラッドが食欲がないと言うと、母のベスはせっかく作ったフレンチ・トーストを捨ててしまいます。
ベスが先に出て行くと、カルビンはコンラッドに紹介された精神分析医に架かるよう話します。
コンラッドは学校でも上の空で、水泳部に参加しても注意される始末です。
その後、バーガー医師を訪ねたコンラッドですが、イライラしどおしです。
医師が直接「何が問題か」と尋ねると、コンラッドは答えます。
「自分を抑制したい」
数年前にベスが溺愛していたコンラッドの兄・バックが事故で亡くなり、ベスとコンラッドは常にぎくしゃくしていました。
ある日水泳部をだまって退部したことで、ベスとコンラッドが口論になります。
コンラッドは4ヵ月入院していたことがあり、ベスが一度もお見舞いに来なかった事を責めるのです。

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この映画はアカデミー賞で、「作品賞」「監督賞」「助演男優賞/ティモシー・ハットン」「脚色賞」を受賞しています。
ノミネートには「主演女優賞/メアリー・タイラー・ムーア」「助演男優賞/ジャド・ハーシュ」があります。

コンラッド役は、このころ20歳ほどのティモシー・ハットン。
｢タップス｣(1982)、｢シークレット ウインドウ｣(2004)の出演、
近年では、｢ゲティ家の身代金｣(2018)の出演があります。

ベス役はメアリー・タイラー・ムーア。
コメディアンとしてのイメージが強いようで、この映画ではそれを覆す役作りと演技だったようです。

監督とティモシー

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「チャイルド44 森に消えた子供たち」

2015年公開の映画の紹介です

監督はダニエル・エスピノーサ。
トム・ロブ・スミス原作のサスペンス映画です。
主演・出演は、トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ノオミ・ラパス、ジェイソン・クラーク、ヴァンサン・カッセル。

1945年、ソビエト連邦。
孤児だったレオは軍人に拾われ養子になり、軍人としてナチスドイツとの戦いで戦果を挙げ、英雄としてたたえられます。
その後MGB（ソ連国家保安省）の捜査官に出世したレオは、スパイ容疑をかけられた獣医のブロツキーを追います。
レオはブロツキーを逮捕しますが、部下のワシーリーがかくまった夫婦を銃殺し、レオは激怒してワシーリーを殴り飛ばします。
ある日、本部から呼び出しを受けたレオは、友人のアレクセイの息子が惨殺されたことを告げられます。
しかし事故として処理すると話をつけるよう言われ、レオはアレクセイに告げに行きます。
ブロッキーが告発したスパイの中に、レオの妻の名がありレオは選択を迫られます。
レオは告発しないことを選び、小さな町に降格になってしまうのです。
するとその町で、アレクセイの息子と同様の手口で殺害された少年の死体が発見されます。
レオが将軍の協力を得て極秘で調査をすると、なんと被害の少年は44人もいたのです・・

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ロシアでは、公開予定日の前日に上映が中止されたいわくつきの映画らしいです。

イギリスの作家・トム・ロブ・スミスのこの小説は、英国推理作家協会賞のスリラー作品部門で、『イアン・フレミング・スチール・ダガー賞』の最優秀賞を受賞しています。
「このミステリーがすごい！」では、 2009年版海外編第1位を獲得しています。

皆さま、いつもお立ち寄りいただき有難うございます😇 

「チャーリーズ・エンジェル」

2000年公開の映画の紹介です

監督はマックG。
お馴染みテレビシリーズの映画化作品です。
主演・出演はキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、ビル・マーレイ、サム・ロックウェル。

飛行中の旅客機で爆弾を体に巻いた男がファーストクラスに座っています。
太った男性が隣に座り、爆弾を確認すると窓を開けて2人とも外へ飛び出します。
ヘリコプターから女性が現れ男の爆弾を外すと、爆弾は離れたところで爆発します。
3人はパラシュートで海上のボートに降り立ち、太った男性は仮面を外し、女性3人はポカ～んとしている爆弾男を見つめるのです。
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その3人・、容姿端麗で博学なナタリーとディラン、アレックスはチャーリー探偵事務所で働いています。
雇い主は姿を見せない大富豪のチャーリーで、指令は電話のみです。
チャーリーズ・エンジェルと呼ばれる3人に、ボスレーという男性が常にサポートしています。
ある日探偵事務所にテクノロジー社の社長・ヴィヴィアンがやってきて、誘拐されたエンジニアと盗まれた音声識別ソフトを見つけるよう依頼しに来ます。
さっそく3人は、ライバル会社の社長の行動を調べはじめ、会社にもぐりこむ為認証に必要な指紋や網膜を手に入れる為行動を開始するのです。

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キャストは新しくなっています。
キャスト決定まではかなり時間がかかったようで、アンジェリーナ・ジョリー、リヴ・タイラーの名前が挙がっていたんですね。
テレビ版の3人に依頼されたカメオ出演は断られたようです。
※　ジャクリーン・スミスは続編に出演しています。

チャーリーの声はテレビ版と同じくジョン・フォーサイスが担当しています。

続編の「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」が2003年に公開されています。

≪　テレビ版　『チャーリーズ・エンジェル』　≫

日本では1977年から1982年に放送されています。

キャストは
ケイト・ジャクソン、ファラ・フォーセット・メジャーズ、ジャクリーン・スミス、シェリル・ラッド、デビッド・ドイル。

テレビ版、エンジェル達

↓

頑張ってます
とっても励みになります！
ぽちっと押しておくんなせい！

「ジャングル/ギンズバーグ19日間の軌跡」

2018年公開の映画の紹介です

監督はグレッグ・マクリーン。
ヨッシー・ギンズバーグが体験した、実話の映画です。
主演・出演は、ダニエル・ラドクリフ、アレックス・ラッセル、ジョエル・ジャクソン、トーマス・クレッチマン。

兵役を終え、刺激を求めてヨッシーは南米の町へ行きます。
そこでマーカスとケヴィンと知り合い、楽しく過ごします。
ある時カールという男性に声をかけられたヨッシーは、アマゾンのジャングルについて詳しく話を聞きます。
ヨッシーは未開の地に興味を抱き、マーカスとケヴィンを説得して、4人はジャングルに入ります。
カールを先頭に、4人はジャングルの生活を謳歌し、暖かい部族とも過ごしたりします。
やがてマーカスが足を痛めて進みが悪くなり、雨季まで戻れないかもしれないと、ケヴィンはあからさまに嫌な態度を取ります。
そして仲たがいが始まり、ついに二手に分かれる事になってしまうのです。
ケヴィンといかだを選択したヨッシーですが、急流にてこずり始めるのです・・・

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原作は本人著書の『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』です。

ヨッシー役はダニエル・ラドクリフ。
演技の為に究極の食事制限をしたんだとか。
この映画の前に「スイス・アーミー・マン」(2017)という無人島の映画があり、

 『ダニエル・ラドクリフ、ジャングルへ戻る』

という見出しも見かけてしまいました。

ケヴィン役はアレックス・ラッセル。
｢クロニクル｣(2013)では超能力を身につけていました。

いつもお立ち寄りいただき有難うございます