あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

肖像画制作4日目になります。

2009年08月23日 | 肖像画

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肖像画制作4日目になります。

今朝はネクタイの部分を描いています。ネクタイのご趣味はその方のオシャレ度を端的に表すようです。ネクタイの結び目の表現、ボリューム、デュンプルの出し方は個性そのもの。その方が青春時代を過ごした年代や、時代背景も時には想像してしまいます。ちなみにネクタイのルーツは古代ローマ帝国にさかのぼるようです。

ネクタイで思うことは最近のテレビで拝見する政治家先生達も有権者を意識してか、奥様の気遣いか一気に襟元がお洒落になりました。中にはいきなり時代の流行をそのまま着こんでいるような方もおられ、洋服に着られているといった感じの先生も見受けます。それにしても平均して皆さん気を配るようになったように思います。
ひと時代前の政治家先生の多くは身なりに気を使わないといった方が多かったようです。高価な仕立ての洋服を着ていらっしゃると思いますが、シャツの襟が片方だけそっくりかえっていたり、襟の幅よりネクタイの結び目が太かったりで、どうせなら伝統的な和服で過ごしてしまえばと思います。優秀な方々ばかりなのですから。最近見ることが滅多にありませんが、国会テレビ中継ではよく先生方の肩に落ちて溜まったフケ(これがまた結構量が多いのです)が気になったものです。
立派なことを言っておられるのですが、なぜかご自分の身の回りの事に気を配らない風景は、不思議に映りました。

昔アメリカ大統領選(1960年頃でしょうか)でケネディとニクソンのテレビ討論対決がありました。皆さん記憶に新しいかどうかはわかりませんが、有名な話です。ケネディ側はしっかりスタイリストを配しテレビ映りが良いようにコーディネートされ、画面映りを若々しい印象で国民の目に焼き付けた戦略です。一方ニクソンは地味なネクタイの感じ、暗い感じのするスーツで登場。討論の内容もさることながら、勝敗を決する大きな効果を生んだことは間違いない歴史上の事実です。(”感じ”と言ったのは、当時白黒テレビだったからです。)随分昔のことを思い出しました。

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