死人の体は、その体重より重く感じるらしいが眠ってる体は軽そうだ。自分はねむれない夜は年に一回ぐらいで床についたら、眠りに落ちる。ヨガを始めた当初に感じた。今ある体の位置より1センチ沈んでる風にならないけど、客観的に自分を見ることによってなんだか幽体離脱したように思ったりもする。受け止めるより受け流してきた分後から重くのしかかってくるものがくるんじゃないかと怖い。そうはいっても今日もすぐにおやすみなさいだね。これじゃ脳みそはかるいね。
今日は久しぶりに品川でフリマ。
いつものように横にちょこんと座らせてもらい、彼女が持ってきた商品がはけたのを見計らって、似顔絵を描く準備。
描いたのは5人、もらったお金は1100円。10円よりでやってみたけど、このやり方が一番あってるようだ。
最初に描いた人は北海道から上京してきた女学生。久しぶりに描いたせいか絵もしゃべりもやや硬い。社会学の勉強をしていて彼氏は同じサークルの人らしい。なんともおっとりとしたいいお嬢さんでした。
2人目は4月から美容の専門学校に通う男の子。長野県出身っていったので、「毎日りんご食えて最高じゃん!!!」っていう高いテンションで入り、客とは意識せずに友達のように話す。大きい声が自分を後押しする。お姉ちゃんと2人暮らしで楽しくやっている様子。
東京マラソン走ったあと、燃え尽き症候群じゃないけど、冷めた目をしてさらに距離を置いて物事を見ていたので、熱い自分に嬉しくなる。横にいた彼女には、あまりのテンションの高さに怖がられる。
言葉遣いを気にしすぎちゃいけないね。
3人目、テンション高いまま、視線をこちらに向けるおばちゃんたちに声をかけはじめる。
そこから会話が始まっていつのまにか描いていた。俺よりテンション高い大会優勝候補。戦争前から今までの大変な話を、人とのつながりの大切さをあつく語る。描き終わってもしゃべりまくる。
客が客を呼び、今度は2才児がお母さんに抱っこされながら登場。家族に見守られながら今日のベストが出来上がりました。
やっと体があったまってきて、最後はおばさん。水彩画をやっていて絵の鑑賞もするとか。
話せて楽しかったわという言葉を残してチャリン。
ありがとうございました。