世界大百科事典 第2版の解説
きこう【気候 climate】
地球を取り巻く大気の状態を表す言葉に気象,天気,天候,気候がある。これらはよく似た言葉で,しばしば混同して使われる。気象は広い意味で使われるときは大気の状態や大気中で起こるすべての現象を指す。ある時刻または時間帯の気象の状態を天気という。その時間帯は数分間からせいぜい2~3日間程度までである。これに対して数日間以上にわたって同じような天気状態の移り変りが続くときには天候という。これに対して,もっと長い期間(通常は数十年間)の大気の総合した状態を気候という。
http://waiwaienglish.com/weather-2869.html
ADMIN 2012年6月5日
英語で天気を表す32個の形容詞を簡単完璧に暗記する方法
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英語には、晴れや曇りを表現する「sunny」や「cloudy」などの天気を表現する英語がありますよね。
晴れのときは「sunny」
曇りのときは「cloudy」
雨のときは「rainy」
雪のときは「snowy」
私も、このように思い込んでいました。
でも、ラスベガスに行ったときに、空が雲で一面を覆われていて「It’s cloudy」と思っていたら、、、機内アナウンスで「overcast」と表現されていてびっくりしました。※「overcast」は、「cloudy」よりも、もっとどんよりとした感じの天気です。
確かに、曇りは「cloudy」で良いのですが、「overcast」も知っていた方が良い。暑いは「hot」で良いけど、焼けつくような暑さ 「schorching」も知ってたら便利だろう。
そう思って、今回は、天気を表現する英語の形容詞を写真つきでまとめました。今日で天気の形容詞を覚えてしまって、様々な天気の時に英語で格好よく言えるようになってしまいましょう!
天気を表す32個の形容詞マスタートレーニング
それでは、さっそくトレーニングの説明をしますね。今日は、下記の32個の形容詞を完璧に覚えるための写真を用意しています。
arid / balmy / blusterous / calm / clear / close / cloudy / damp / dark / dry / drizzly / foggy / freezing / frosty / hazy / hot / humid / icy / misty / muggy / overcast / rainy / raw / scorching / showery / snowy / steamy / stormy / sunny / tempestuous / warm / windy
きこう【気候】
(a)[気候] climate; 〔天候〕the weather
(weatherは日々変わるもの
,climateはある土地の風土を指し,長年にわたってほとんど変化しないものをいう);
てん‐こう 【天候】
解説・用例
〔名〕
(1)数日から十数日のあいだ、毎日の天気がほぼ同じで、同じタイプと考えられる場合、これをひとまとめにしていう。天気と気候の中間の概念。
*一年有半〔1901〕〈中江兆民〉四「民力何を以て保つを得るや、且つ天候一辺を恃みとする稲作に於て」
*夜明け前〔1932〜35〕〈島崎藤村〉第二部・上・五・二「こんな物価の暴騰に、おまけに天候の不順だ」
(2)「てんき(天気)〔一〕(3)」に同じ。
*愛弟通信〔1894〜95〕〈国木田独歩〉威海衛大攻撃「天候昨日の如く極めて静穏なれども」
*号外〔1906〕〈国木田独歩〉「本日天候(テンコウ)晴朗なれども波高し〈略〉僕は此号外を読むと堪らなく嬉しくなるのだから」
き‐こう 【気候】
解説・用例
〔名〕
(一五日を一期として「気」といい、五日を一期として「候」というところから)
(1)ある地点または地域で、一年を周期として毎年決まった順序でくり返される、最も出現確率の高い大気の状態。ある土地の、長期間を平均してみた天気の状態。緯度や、海抜の高低、その他、風、海流、地形などの因子によって決定される。気帯。
*杜詩続翠抄〔1439頃〕八「蜀は気候異而冬も暖也」
*文明開化〔1873〜74〕〈加藤祐一〉初・下「高山は気候(キカウ)も替る故に、人里とは異(かは)った事がいくらもあるべき筈」
*花柳春話〔1878〜79〕〈織田純一郎訳〉六一「彼れ如し外国の好気候(キカウ)に触るれば病忽ち愈ん」
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉三「いつ何時気候の劇変と共に、急に発達して御母堂のそれの如く」
*杜牧‐阿房宮賦「一日之内、一宮之間、而気候不斉」
(2)時節。時機。
*史記抄〔1477〕一四・扁鵲倉公「さる時は気候を不知てもかなうまい事ぞ」
*書言字考節用集〔1717〕二「気候 キカウ」
*滑稽本・浮世床〔1813〜23〕後・叙「製本(しこみ)は製本の時節あり。発販(うりだし)は発市(うりだし)の気候あり」
語誌
(1)漢籍においては、季節、時令や天気、天気の変化など多岐にわたる意味をもつが、日本では幕末・明治初期に、近代的気象学の導入に伴い、気象状況を指す用法が一般化した。
(2)現在は、ある地域の気象に関して、「気候」は恒常的なもの、「天候」「天気」は短期的、一時的なものを指すとして区別されている。
1. てい‐け【天気】 デジタル大辞泉
《「てんけ」の「ん」を「い」と表記したもの》空模様。てんき。 「―のことにつけて祈る」〈土佐〉 ...
2. てい‐け【天気】 日本国語大辞典
〔名〕(「け」は「気」の呉音。「てんき(天気)」の撥音を「い」と表記したもの)「てんき(天気)〔一〕」に同じ。*土左日記〔935頃〕承平五年正月二六日「おひかぜ ...
3. てい-け【天気】 全文全訳古語辞典
〔名詞〕《「てい」は「てん」の「ん」を「い」と表記したもの。「け」は呉音》天気。天候。 「天気のことにつけて祈る」〈土佐・一月二十六日〉天候のことに関して(神仏 ...
4. て‐け【天気】 デジタル大辞泉
《「てんけ(天気)」の撥音の無表記》天候。てんき。 「―のこと、かぢ取りの心にまかせつ」〈土佐〉 ...
5. て‐け【天気】 日本国語大辞典
〔名〕(「てんけ(天気)」の撥音「ん」の無表記)「てんき(天気)」に同じ。*土左日記〔935頃〕承平五年一月九日「にしひんがしもみえずして、てけのこと、かぢとり ...
6. て-け【天気】 全文全訳古語辞典
〔名詞〕《「てんけ」の撥音「ん」を表記しない形。「け」は呉音》天候。てんき。 「天気のこと、楫取りの心に任せつ」〈土佐・一月九日〉天候のことは、船頭の判断に任せ ...
7. 天気 日本大百科全書
瞬時からせいぜい2、3日間の大気の状態をいうことば。この場合の大気の状態とは、人間が直接に体験することのできる大気のありさまである。 広義に天気といえば、雲の多 ...
8. 天気 画像 世界大百科事典
人間の生活に影響を与える大気の状態のこと。広い意味では,ある時刻または長くない時間帯における気温,湿度,風,雲,降水,視程などの気象要素を総合した大気の状態のこ ...
9. てん‐き【天気】 デジタル大辞泉
1 ある場所の、ある時刻の気象状態。気温・湿度・風・雲量などを総合した状態。「―が変わりやすい」「今日は―がよい」 2 晴天。「―が続く」「明日は―になるだろう ...
10. てん‐き【天気】 日本国語大辞典
〔名〕〔一〕天の気。(1)万物を生育する、天にみなぎっている精気。*新撰万葉集〔893〜913〕上「春来天気有何力、芳雨濛々水面」*拾玉得花〔1428〕「 ...
11. てん-き【天気】 全文全訳古語辞典
〔名詞〕《「ていけ」「てんけ」とも》 ❶天候の様子。空模様。 徒然草 一五五 世に従はん人は(2) 「ふみとどむ」春暮れて後、夏になり、夏果てて、秋の来るにはあ ...
12. てんき【天気】 画像 プログレッシブ和英
Ⅰ 〔天候〕the weather よい天気fine [good] weather 悪い天気bad weather