1029 名鉄「幻のホーム」
名鉄「幻のホーム」復活を 中部運輸局長が提案 中日新聞トップ記事、見出しである。 20141029
リードには、
リニア中央新幹線開業をにらみ、名古屋鉄道が検討している名鉄名古屋駅の中部国際空港行き電車の専用ホームについて、国土交通省中部運輸局の野俣光孝局長は、二十八日の定例会見で、現在閉鎖されているホームの活用を提案し、早期着工を求めた、
とある。
中段の写真記事には、本美濃紙、無形文化遺産に登録勧告 ユネスコ とある。
リードには、
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関が、「和紙 日本の手漉(すき)和紙技術」を無形文化遺産に登録するよう勧告した、
とある。
>ユネスコの無形文化遺産入りが有力になった「和紙日本の手漉和紙技術」。本美濃紙の産地では、職人がすき上がった和紙を板に張り付け、天日に干す光景が見られた
トップ左には、川内原発再稼働、地元市が同意 原発新基準で初 とある。20141029
記事には、
九州電力川内(せんだい)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長は二十八日、市議会の臨時議会後の全員協議会で「国の責任の下で再稼働することを立地自治体として理解する」とし、再稼働への同意を表明した、
とある。
中日春秋(朝刊コラム)
2014年10月29日
明治の世となり、来日した欧米人を驚かせたものの一つは、この国の紙の文化の豊かさであった。英国人の学者チェンバレンは『日本事物誌』に、こう書いている
<日本人は、われわれ西洋人が夢にも思いつかないような数多くの用途に紙を用いている。理由の一つは、彼らの製造工程では、紙を作る樹皮の長い繊維を切らずにおくということである。したがって、その紙はわれわれのものよりもずっと強靱(きょうじん)となっている>
筆記のためだけでなく、扇となり障子となり衣服にもなる。やはり明治初年に来日した米国人は、深い切り傷を負った人が紙屋に助けを求めたことを書き残している。和紙は包帯代わりにも使われていたのだ
その和紙は今や文化財の包帯として、各国で使われているそうだ。例えば両面印刷のため裏打ちもできない西洋の稀覯(きこう)本を補修するのには、貼れば透けるほど薄く、しかも強靱な和紙が用いられているという
東京文化財研究所の国際情報研究室長として各国の修復専門家と協力を進める加藤雅人さんは「本美濃紙などは千年以上前から使われ、きちんと残ってきた。製法も受け継がれてきた。この実績が注目されているのです」と話す
「日本の手漉(てすき)和紙技術」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産になるという。「品質保証期間 千年」という驚異の技に、ふさわしい称号だ。
名鉄「幻のホーム」復活を 中部運輸局長が提案 中日新聞トップ記事、見出しである。 20141029
リードには、
リニア中央新幹線開業をにらみ、名古屋鉄道が検討している名鉄名古屋駅の中部国際空港行き電車の専用ホームについて、国土交通省中部運輸局の野俣光孝局長は、二十八日の定例会見で、現在閉鎖されているホームの活用を提案し、早期着工を求めた、
とある。
中段の写真記事には、本美濃紙、無形文化遺産に登録勧告 ユネスコ とある。
リードには、
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関が、「和紙 日本の手漉(すき)和紙技術」を無形文化遺産に登録するよう勧告した、
とある。
>ユネスコの無形文化遺産入りが有力になった「和紙日本の手漉和紙技術」。本美濃紙の産地では、職人がすき上がった和紙を板に張り付け、天日に干す光景が見られた
トップ左には、川内原発再稼働、地元市が同意 原発新基準で初 とある。20141029
記事には、
九州電力川内(せんだい)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長は二十八日、市議会の臨時議会後の全員協議会で「国の責任の下で再稼働することを立地自治体として理解する」とし、再稼働への同意を表明した、
とある。
中日春秋(朝刊コラム)
2014年10月29日
明治の世となり、来日した欧米人を驚かせたものの一つは、この国の紙の文化の豊かさであった。英国人の学者チェンバレンは『日本事物誌』に、こう書いている
<日本人は、われわれ西洋人が夢にも思いつかないような数多くの用途に紙を用いている。理由の一つは、彼らの製造工程では、紙を作る樹皮の長い繊維を切らずにおくということである。したがって、その紙はわれわれのものよりもずっと強靱(きょうじん)となっている>
筆記のためだけでなく、扇となり障子となり衣服にもなる。やはり明治初年に来日した米国人は、深い切り傷を負った人が紙屋に助けを求めたことを書き残している。和紙は包帯代わりにも使われていたのだ
その和紙は今や文化財の包帯として、各国で使われているそうだ。例えば両面印刷のため裏打ちもできない西洋の稀覯(きこう)本を補修するのには、貼れば透けるほど薄く、しかも強靱な和紙が用いられているという
東京文化財研究所の国際情報研究室長として各国の修復専門家と協力を進める加藤雅人さんは「本美濃紙などは千年以上前から使われ、きちんと残ってきた。製法も受け継がれてきた。この実績が注目されているのです」と話す
「日本の手漉(てすき)和紙技術」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産になるという。「品質保証期間 千年」という驚異の技に、ふさわしい称号だ。