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若者と投票率

2014-12-21 | きょうのニューストピック
日経新聞コラム、風見鶏にはこのたびの衆院選の投票について書いている。
投票率を年代別に見てその傾向を探ると、60代の低下が前回に見えて、その変動に注目する。」

相対的な数字の上下においては年代別には中高年の低下があるというわけだ。
シルバー民主主義の弊害との指摘はなにをもって弊とするか。

総務省の数字では、

> 国政選挙の年代別投票率は、平成24年12月に行われた第46回衆議院議員総選挙では、20歳代が37.89%、30歳代が50.10%となっており、平成25年7月に行われた第23回参議院議員通常選挙では、20歳代が33.37%、30歳代が43.78%といずれの選挙でも他の年代と比べて、低い水準にとどまっています。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/ 

 と、説明している。

まだ平成26年度の投票率の年代別詳細はだされていないようだ。
が、2人に1人の割合で選挙に出かけていないのは、国民全体であるが、その年代層で代表するのは30歳代である。



http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20141221&ng=DGKKASDE19H0X_Q4A221C1PE8000

>投票率が一番高かったのは島根県だが、都道府県ごとに見比べると、かつてのような「過疎地は高く、都市部は低い」といった傾向は見いだせない。

 50%を割り込んだのは青森、宮城、富山、石川、徳島、愛媛、福岡、宮崎の8県。東京都は54.36%と全国平均を上回ったのみならず、ただ1カ所、過去最低を更新しなかった。

 次に年代別だ。今回の衆院選の詳細データはまだ発表されていないので、昨年の参院選でみてみよう。

 投票率は年齢が若いほど低いが、2010年と比較すると事情は違ってくる。20代の下落幅は2.80ポイントと以前より小さい。40代で7.14ポイント減など下落幅は中高年の方が大きい。

 特に60代の6.04ポイント減は注目だ。団塊の世代がいま60代なので、ここでの変動は全体の投票率に大きく影響するからだ。統計的に分析すれば、近年の投票率低下の主因は若者ではなく、中高年にある。

 有権者の投票行動に詳しい埼玉大の松本正生教授はこうした状況について「選挙ばなれ社会が一段と進行している」とみる。

 中高年の棄権が急増しつつあるのはなぜだろうか。明るい選挙推進協会の調べによると、自宅から投票所まで5分未満だと投票率は81.7%だが、20分以上だと52.2%に下がる。

 つまり手っ取り早く投票率を上げたいならば投票所を増やせばよいというわけだ。シルバー民主主義の弊害が指摘される折、若者と中高年の投票率の差が再び広がるのがよいことかどうかは要検討だが……。




衆院選投票率、過去最低…小選挙区52・66%
2014年12月15日 13時41分

> 総務省は15日昼、今回の衆院選の投票率を発表した。

 小選挙区選は戦後最低だった前回2012年の59・32%を6・66ポイント下回る52・66%となった。比例選も前回を6・66ポイント下回る52・65%だった。

 小選挙区選の当日の有権者数は1億396万2784人、投票者数は5474万3097人で、棄権者数は4921万9687人だった。

2014年12月15日 13時41分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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