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認知と認知症は同じか。認知症を略したような言い方で認知ということがあるから、それは認知だと言い切ると、そこには認知の何かがあることになる。普通では認知に問題がないのであるから、認知症にはならない、その程度を言うこととがある。障害と障害者はどうか。障害はそれを認定することで障害を持つというなら、障害者は障害を持つうえで明らかであることがある。パラリンピックを見ていて、ゲームプレーには障害を感じさせないプレーヤーに、ふと、こういう障害があるとみなおすことがある。それは、だから障害者であることを、認定されている。車いすのテニスプレーに、そういうゲームとしてみればスポーツである。ここで、認知と言われることと認知症ということ、障害を持つということと、障害者であるということ、気づかれにくい認知なり障害なりが、レッテル貼りになってしまうことがありそうである。発達障害という、普通にはわかりにくい症状を持つ人が、発達障害者と言われて、それを抱えながら、普通、日常の生活者として加える社会の受け入れに大切なことを、人々は気づいている。発達障害だね、と、発達障害者にいうことはないのであるから、発達障害だぞと言うことにも配慮がなければならない。