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言語観2

2013-07-13 | 日本語百科
言語観2

言語観が問われたのは言語過程説が提唱した言語本質観である。

それまでに言語の本質を論議し言語観を説くものがあった。それが国語学原論によって言語構成観として批判をしたのだから、それは何かというようなことになった。
あからさまな意見は国語の伝統的な解釈を進めた国語史によるものであっただけに、それはを明解であった。

その言語観がソシュールを相手にしたとあって、学界の知識を揺るがすことになる。
いまだにその解明がなったは言えないだろうが、少なくとも翻訳による学説の修正、批判は高まった。

そのすべてを見渡すことは修正に修正意見が出されたりするので、もとは難解な訳語を用いた、一般言語学講義に拠ることになる。その翻訳にも新版がある。


近代言語学の祖と呼ばれる。それはなぜか。その考え方が、それまでの言語の見方を変えたからであるが、それだけではない。
フェルディナン・ド・ソシュール、Ferdinand de Saussure、 1857-1913 

ラングと、ランガージュをたてて、パロールとラングを区別した。ランガージュの設定があった。学術的概念としては言語活動と訳されるのが正しい、との注記が付くほど、ただ言語とだけするか、その理解は、ラング、言語ないし言語体系について、ランガージュ、言語活動ないし言語である。

その考え方には、差違を見る。

たとえば、言語能力の有無が、人間と動物の差異である、と考える。
また言語記号に示された恣意と言う考え方である。これは言語観として、それまでの唯名論から受け継がれる世界の秩序と事象に、その事物と現象に名辞が与えられる、言語名称目録観について反駁した考え方である。

事物と名辞の一対一の対応が必然的だと考える言語名称目録観であり、事物と名辞は恣意的な関係であるとするのが、ソシュールの言語観でる。

実在によって規定されるのではなく、言語の分節により定される世界観を作り出すことは、哲学、言語において言語の規則や構造、起源を研究することで、秩序と法則の原理を解明できるということになるから、それまで秩序と法則を実在に向けていたものを言語によってなし得る。

言語における観念と実在の普遍的な一致
言語におけるイメージと事物の結びつき  恣意的 

言語記号の恣意性に、シニフィアン、言語記号、と、シニフィエ、言語内容、の結びつきがあり、パロールとよラングの関係がある。

共時論研究と通時論研究で提唱したのは、共時対象の体系や仕組みを分析する研究である。そして構造を見る差異の体系、差異の関係性を研究する。さらに関係性の研究、言語の連想による。


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